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壊滅的爆発

2018-06-23 10:37:30 | 日記

壊滅的爆発を起こしたインドネシア「アナック・クラカタウ」が噴火!観光船が目撃

アナック
インドネシアのアナック・クラカタウ火山が噴火

 インドネシアのスマトラ島とジャワ島の中間の海峡に位置する火山島が21日噴火し、偶然近くを通った観光船が瞬間の撮影に成功した。

 

 欧州の地球観測衛星センチネル2号は今月20日、スンダ海峡に位置するアナック・クラカタウ島の山頂から火山灰が混じった噴煙が西に向かって漂うようすを観測。

 

 インドネシア在住の火山カメラマン、オイステイン・L・アンダーソン(Øystein L. Andersen)さんも同日、この付近を航行する観光船に乗っていた知人から噴火があったことを知らせる報告を受けたという。

 

インドネシア国家災害管理局(BNPB)は22日現在、正式な発表をしていないが、ホームページ上で公開されている火山監視カメラの夜間映像でも、ぼんやりした噴煙のシルエットが確認できる。

 

 スマトラ島とジャワ島にはさまれたスンダ海峡には現在、アナック・クラカタウ島を取り囲むように、クラカタウ島、セルトゥン島、ラング島の3つの島が存在するが、約6万年前まで、この海域には旧クラカタウ島という直径15キロほどの火山島があり、その中央に火山があった。

 

 その後の大爆発によって旧クラカタウ島は消滅したが、外輪山として残ったのが、現在の3つの島だ。しかし、1883年に発生した壊滅的なプリニー式噴火では、火砕流が海中に流入してカルデラを形成。巨大津波が発生して沿岸の3万6000人以上が死亡する大惨事をまねいた。

 

 古代ローマのヴェスビオ火山の巨大爆発とならぶ規模の噴火によって発生した衝撃波は、15日かけて地球を7周したという記録があり、爆発音は5000キロ近く離れた島まで轟いた。噴煙は成層圏に達する40キロまで上昇したと言われており、地球規模で数年にわたって異常気象を引き起こし、各国で大凶作や飢饉が起きた。

 

 この歴史的な爆発で生じた海中カルデラの中心部では、1927年から再び噴火活動が始まり、翌年、「クラカタウの子供」を意味するアナック・クラカタウ島が出現。この島はすべてが失われた生態系において、どのように生物が侵入・定着するのかを観察するための生物学上の実験場として各国の研究者が注目している場所なのだ。

アナック
巨大な怪鳥を彷彿とさせる噴煙
アナック

面積2.96平方キロに成長

2018-06-22 08:42:20 | 地震

西之島「海上警報を解除」警戒範囲縮小 面積2.96平方キロに成長

西之島
今年1月17日の西之島全景(国土地理院提供)

 2017年8月以降、噴火が止まっている小笠原諸島の西之島について、気象庁の火山噴火予知連絡会は20日、「火山活動が低下し、噴火の可能性は低くなっている」として、海上警報を解除すると発表した。ただし火口付近では噴気や地表熱が高い領域も確認されていることから、火口から約500メートル範囲を警戒区域とする。

 

 西之島は昨年4月20日、約1年半の休止期間を破って、噴火活動を再開。以後、3カ月近く活動が続き、面積は東京ディズニーリゾートがすっぽりおさまる2.96平方キロメートルまで成長した。

 

 昨年8月中旬以降は、海底に設置した地震計でも噴火は確認されておらず、気象衛星ひまわり8号による観測でも、地表の温度は周囲と変わらない状態に落ちついている。地球観測衛星によるレーダー画像では、島のほぼ中央に位置する火砕丘の周辺が収縮しているという変化が観測され、火山ガスの放出量も減っているという。

 

 このことから、火山活動が明らかに低下しており、噴火の可能性は低くなっているとみて、気象庁は20日、火口周辺警報を引き下げ、警戒範囲を1.5キロから500メートルに縮小し、海上警報を解除すると発表した。

 

  しかし、火口から500メートル以内では、大きな噴石が飛散する危険性もあるうえ、これまでに流れ出た溶岩は表面的には冷え固まっていても、もろく崩れやすい可能性があるため、引き続き注意が必要だという。

 

 西之島は2013年11月から2年以上続いた噴火活動が落ちついた2016年10月、国土地理院や海上保安庁が上陸して三角点を設置して空中写真を撮り、25年ぶりに地図を改定していた。西之島


火山島で溶岩流

2018-06-21 08:32:36 | 地震

ガラパゴス諸島 火山島で溶岩流「人は近づけず」野生動物の消息不明

ガラパゴス
ガラパゴス諸島フェルナンディナ島の溶岩流

 南米エクアドル沖のガラパゴス諸島で発生した噴火は、海に達するほどの溶岩流が二晩にわたって発生したが、火山性地震が大幅に減少し、衛星の観測では、地表の温度が下がりつつある。エクアドル地球物理学研究所(IGEPN)は「過去の事例から、火山活動は再び活発化するおそれがある」として付近を航行する船舶に対して注意を呼びかけている。

 

 今月16日、2回の爆発的噴火を起こしたフェルナンディナ島のラ・クンブレ火山では、標高1494メートルの火口から2400メートルを超える噴煙が立ち上り、溶岩流が発生。噴煙は西北西に250キロ以上運ばれるようすが、米海洋大気庁(NOAA)の地球観測衛星GOES-16のレーダー画像でも確認された。

 

 溶岩は二晩にわたって流れ続けて海に到達。海岸線からは溶岩と海水が反応して発生する塩酸や硫酸を含んだ有毒ガスが大量に発生した。

火山活動は18日以降、明らかに減少しているものの、2009年4月や2015年3月の大噴火では、いったん小康状態に落ちついたのち、再び活動が活発化した例もあったことから、IGEPNでは引き続き監視を続けていくとしている。

 

 フェルナンディナ島は、コロンブスの航海を援助したスペイン・カスティーリャ王の名前にちなんで命名された、淡路島より一回りほど大きな火山島だ。

 

 そのほぼ中央に位置するラ・クンブレ火山は、19世紀以降、噴火が相次いだため、島にはほとんど植物も生えず、人も住んでいないため、手つかずの自然が残されている。

 

観測画像
地球観測衛星が上空からとらえたフェルナンディナ島(NOAA/GOES-16)
ガラパゴス
人が立ち入れない無人島の野生生物の生息状況が危惧される

爆発的噴火あいつぐ

2018-06-21 08:29:10 | 地震

メキシコ富士ポポカテペトル 爆発的噴火あいつぐ「火砕流のおそれ」

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今月16日の大爆発

 中米メキシコのポポカテペトル山では今月15日以降、爆発的噴火が相次いでおり、同国防災機関(CENAPRED)が、土石流や火山泥流が起こる危険性があるとして、警戒レベルを危険度が2番目に高い黄色を発令して注意を呼びかけている。

 

 日系人の間では「メキシコ富士」の異名で親しまれるポポカテペトル山は、標高5426メートル。首都メキシコシティの南東50キロ付近に位置している活火山だ。

 

 今月15日〜19日までの5日間に発生した噴火は計14回。とくに16日の噴火活動は激しく、午後3時36分の3回目の爆発では、マグニチュード(M)3の火山性地震が発生し、噴煙の高さは上空2000メートルに達した。

ポポカテペトル山は、半世紀近い休止期間を経て、1990年代半ばに活動が活発化してからは、数年おきに小〜中規模噴火が発生している。2016年には、噴煙の高さが上空10キロを超える巨大爆発が相次ぎ、大量に飛散した火山灰によって最寄りの国際空港が運航を閉鎖している。

 

 ポポカテペトルの溶岩は粘り気が高いため、大雨が降った場合は火口周辺に堆積して冷え固まった溶岩ドームが崩壊して、火砕流や火山泥流のおそれがあるとして、CENAPREDでは火山から半径12キロ以内を立ち入り禁止にして警戒を呼びかけている。

メキシコ富士
首都メキシコシティからも見えるポポカテペトル。標高5400メートルを超える山だけあって、ほぼ一年中冠雪がみられるが、火山灰で真っ黒に染まることもある