昨日の朝9時頃に畑に行って来ました。
午前9時に気温を気にせずに畑に行けるなんて、
約3ヶ月ぶりかもしれません。
朝の気温18℃、日中の最高気温24℃。
午前9時は22℃前後でした。
畑の作業後、30分くらい時間をもらい、周辺を散策。
散策自体が数ヶ月ぶりでした。
畑近くの矮化栽培のりんごの木にも、りんごが生っていました。
今は黄色いりんごのようですが、これから色づくかもしれません。
近くでは複数の小鳥の声が久しぶりに聞こえてきました。
チチチ、チチチ、これはホオジロ系かな。
ジュリ、ジュリ、これは間違いなくエナガたち。
その他、聞き分けられない声がいくつか聞こえました。
そんな時、サーッと飛んで来たのは、一見コサメビタキ。
あら、まだ去っていなかったんだねえ。良かった。
あれれ?
この子のお腹の濃い灰色の斑点、コサメちゃんではない!
では、この子は誰?
考えられるのは、サメビタキかエゾビタキか。
実はコサメビタキしか実際に見た事がないんです。
図鑑の中のサメビタキとエゾビタキ、
すぐには判断できず、とりあえずできるだけ多く撮影して、
家でじっくりと判定する事にしました。
おや?嘴を見ると、この子は幼鳥かもしれませんね。
そして、横の羽にあるはっきり白い模様も判断の一つかも。
あら、何か見つけたのですか?
虫でもいたのかな。食べられましたか?
白いアイリングはくっきり、はっきりですね。
満足そうなお顔ですね。
エゾビタキは、成鳥と幼鳥では、幼鳥の方が胸の斑点と
羽の白い模様が濃いのだそうです。
そして、下の嘴は成鳥では黒ですが、
幼鳥では基部が少しオレンジ色になっているようです。
サメビタキの胸の模様はもっと薄く、
アイリングはもっと白い部分が大きいようです。
これらの事から、この子はエゾビタキで、
幼鳥ではないかと判断しました。
もし違っていたら教えて下さいね。
いずれにせよ、今までコサメビタキにしか会えなかったので、
この出会いはかなり嬉しかったです。
エゾビタキは、北海道と東北北部で繁殖をしていると図鑑にありました。
ここに幼鳥がいてもおかしくないという事ですね。
それにしても、どうして今までエゾビタキに会えなかったのか、
不思議で仕方がありませんでした。
県内でも報告はそう多いとは言えません。
個体数はコサメよりもずっと少ない気がしますよね。
車の後部座席から、カラッとした秋風に吹かれつつ、
田んぼの風景を撮りました。
雲は秋っぽくないですが、吹く風はさわやかでした。
田んぼも稲刈りが進み、すでに刈り取られた田んぼには、
新芽が生えていて、まるで田植えの頃の田んぼにも見えます。
ダイサギが刈り終えた田んぼにたくさんいましたよ。
おはぎのおいしい季節になりました。
早速、昨日買って食べました。^^
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