散歩と探鳥を兼ねて、里山に行く事がありますが、
必ずしも鳥がいるとは限りません。
そんな時は植物、昆虫、は虫類、げっ歯類(リス)などを
探しながら散策するのも楽しいです。
つい先日も、マイフィールドの里山へ行きました。
外気温は26℃で暑かったですが、里山の日陰や森の中は
とても涼しくて、日光発疹が出やすい私には
ありがたい場所でもあります。
歩いていると、こんな木々がみつかりました。
木の下の方
木の上の方
太い方の木の葉はこんな風です。
↓
この葉は明らかに「カシワ」ですね。
巻き付いている方の葉は、こんな風。
↓
こちらはナラとかコナラなどの葉のようですが、
私には識別できませんでした。
秋にどんぐりを見ればわかるかも。
それにしても、ナラ類の木がこんなに巻き付くのが
不思議でなりません。まるでツル性の木のようですね。
この先、ずっとこうして運命を一緒にするのでしょうか。
植物は動けないから、嫌と言えなくて大変ですよね。
つる性の木に巻き付かれて、枯れる木もあるそうですよ。
この里山には、多くは落葉広葉樹ですが、
マツなどの常緑針葉樹やカラマツなどの落葉針葉樹もあり、
四季を通して、小鳥たちの餌になる実(種)を生じさせています。
大きな湖もあるので、週日でも釣り人が何組かおられたり、
ジョギングや散策に訪れる方が多いです。
この日は、鳥の声はするものの、なかなか出て来てくれず、
その間、いろんなものにカメラを向けました。
小高い丘の下から見えたブタナの群生
普段は多すぎて、あまり被写体にしないブタナですが、
この日はブタナの後ろ姿と、下からのアングルがユニークで、
思わず撮影したいと思いました。逆光を利用。
黒い影は、ブタナの手前にあった草です。
その草の正体です。
↓
イネ科の草ですが、なんとなくきれいに見えました。
逆光でシルエットになったのがかえって良かったです。
今度は背後のブタナをぼかしました。
少しですが、紫のノハナショウブが咲いていました。
湿地にふさわしい、スッとした姿がステキでしょ。
ちょいとピンボケになりましたが、
ようやく撮れたコシアキトンボ、今季初です。
コシアキトンボはせわしなくて、全然止まらないですよね。
撮影者泣かせのトンボです。
今季初のナミヒカゲ
私の地域では、今のところ蝶が少ないです。
どうしたことでしょう?
キビタキがかなり遠くの暗い森の中にいましたが、
うまく撮れず、証拠写真として載せます。
とても元気にさえずっていましたよ。
メスのモズ
騒がしく地鳴きしていたのですが、
もしかすると近くに巣があったか、雛がいたかもしれません。
ここは遊歩道なのです。
モズ子さんにお詫びしながら、通過しました。笑
木製の古い橋に一瞬だけ止まったホオジロのオス
そんなわけで、あまり小鳥は撮れませんでしたが、
楽しい散策ができました。
この日は、他にカッコウ、クロツグミの声も聞こえてきました。
同時に、録音による鳥の声(恐らく猛禽類)も聞こえています。
近くにりんご園がたくさんあるので、
鳥による被害を防ぐための対策なのでしょうね。
これでは小鳥は寄りつかなくなりそうですが、
当の小鳥たちは慣れてしまったのか、
いろんな小鳥が来ています。
今日は雨予報です。梅雨にしては晴れの日が多く、
たまにまとまって降ってくれると助かります。
我が家は大きなポリバケツ(ゴミ用)に雨水を貯めて、
庭の花にかけています。
今日は台風並みの風が吹いて、ムシムシ暑いです。
お写真を拝見すると、青森は爽やかそうに見えてきます^_^;
ツル性でもない木がこんなふうに巻き付いて共生することもあるのですか。
原因はわかりませんが、持ちつ持たれつという言葉が浮かんできました。
モズは留鳥のはずですが、最近、探鳥先では見かけません。
どこか人目につかない所で巣立った子供たちを訓練しているのでしょうか?
いつもコメントをありがとうございます。
全国各地、昨日はかなり暑かったようですね。こちらは雨で、暑さはそれほどでもありませんでしたが、
やはりむしむしとしていました。
今日は真夏日になりそうです。まだ梅雨なのに、暑すぎますよね。本格的な夏が思いやられます。
モズは、こちらでは今も結構見かけますよ。オスの方が多い印象です。メスはまだ抱卵している個体もいるかもしれませんね。2回目とか??
これから鳥も夏枯れの季節に入りそうですね。