先日、NHKの「さわやか自然百景」という番組で、
岩木川下流域の葦原には、オオセッカやコジュリンが
棲息しているという内容が放送されていました。
オオセッカの棲息地と言えば、有名なのは三沢市の近くの「仏沼」。
私の地域からかなり遠い距離にあり、そう頻繁には行けません。
でも、岩木川下流域ということは、川の終着地点は十三湖なので、
その近くの葦原だと見当付けました。
岩木川の葦原の1つ。
その番組によると、葦原は手入れ(野焼きなど)されていないと、
大きな樹木が生えてきて、葦原が浸食されていくそうです。
ここは確かに大木がありません。
向こうに見えるのが十三湖。
来る時、岩木川にほぼ沿って来ましたが、
ある場所では手入れがされていないので、
多くの大木が生えていて、葦は減って来ていました。
この日は、生憎の曇り空。時折、ポツポツと小雨。
でも、暑くならずに25℃前後でした。
葦原には、ピチピチピチ、ジュクジュクジュク、
ピーピーピー、ギョギョシ・・・いろんな小鳥の声が
聞こえてきていました。
でも、小鳥たちは葦原の中で子育て中なので、
なかなか上には上がりません。
どこに、どれだけ、どんな種類の鳥がいるのか。
葦原の反対側に目をやると、
猛禽類やカラス、サギが行き交っていました。
ということは、天敵も多いということですよね。
アオサギが3羽、カラス、チョウゲンボウ、ノスリなどが
時にはバトルになりました。
コヨシキリ(左)とアオジ(右)
他に現れたのは、カワラヒワとホオアカ。
結局、オオセッカもコジュリンも出て来てはくれませんでした。
声からして居たように思うのですが。。。
またリベンジしたいと思います。
今度はもっと時間をとって。
今回は葦原の事を知った事が大きな収穫でした。
小鳥を待っていた時、遠くに動くものが!!
なんとアナグマでした!
子供たちまで。
一見タヌキかと思いましたが、目の周囲の縦長模様が特色ですね。
びっくりしました。こんな所にいるなんて。
ネジバナ
左巻き、左巻き、両方ありますね。
コメツブツメクサ(米粒詰草)
かわいい黄色い小花ですね。初見でした。
ウツボグサ。久しぶり。
この後は、十三湖に向かいました。
続く。
***
昨日は、前日の夜からの雨で畑に行けませんでした。
秋のキャベツとレタスの苗がようやく出回り、
やっと植えられると思っていたのですが、
結局、今日畑に行って植えることになりました。
やけに大きな葉のキャベツなので(夫が購入)、
一体どんなキャベツになるのか楽しみです。
収穫は早くても9月末くらいになるかもしれません。
今年の梅雨はホントに長いですね。
そこで暮らす鳥たちが困らないのか、ずっと気になっていましたが、
葦原の環境を保つために、野焼きが必要だったのですね。
これからは穏やかな気持ちで、野焼きの跡を眺められます。
教えていただいてありがとうございます。
アナグマは、子連れで道路を横切って出てくるのですね。
まだ見たことがありません。ちびちゃんたちは、やっぱりかわいらしいですね。
いつもコメントをありがとうございます。
そうなんですよね。葦原の野焼き、私もいつもなんでこんなことをするのかわかりませんでしたが、これがむしろ野鳥を守る事になっていたとは驚きでした。
そちらでも葦原が広がっている所があるのですね。今度行ったら、是非目当ての小鳥たちを見たいのですが、見られるかなあ??
アナグマは2回目でした。親子は近くの茂みの中に消えてしまいましたが、ここは平地で、山ではないのに、こんな所にいたのが驚きでした。山から下りて来たのでしょうか?母親は必死でした。スピード出して逃げて、その後を子供達も急いでいましたよ。ネズミなんかを食べているのかもしれませんね。