ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

オオハクチョウ

2023-01-31 06:07:44 | 

昨日はお休みの日で、予報に反して天気が良くなり、

日々のルーティンのようになった雪かきを終えてから、

久しぶりに近くの白鳥飛来地に行ってみました。

(車で30分以内)

 

何日ぶりの晴れだったのでしょう。

忘れてしまうくらい久しぶりの青空でした。

雲が岩木山の上に少しあり、残念でした。

 

 

ここは岩木川の支流の平川、白鳥飛来地です。

 

 

 

山とは反対側の風景

今はほとんどがオオハクチョウですが、

昨年11月頃には遠くにコハクチョウの群れもいました。

 

 

 

遠くにいたオオハクチョウの群れの一部が、

突然大きな声で鳴き始めると、呼応して数羽が代わる代わるに

鳴き交わす姿が、とても面白かったです。

首を上下にしながら、クークー、クークー。

このまま羽を大きく広げてくれるかと待ちましたが、

声だけで終わってしまいました。

 

 

この時の気温は1℃。久しぶりにプラス気温です。

太陽が出ていたので、体感温度は5℃くらい。

寒いと感じなかったです。

 

 

別の個体ですが、近くにいたのでパチリ。

オオハクチョウの目の周りには黄色く薄いアイリング。

ハクチョウの黄色と黒の嘴の真ん中に鼻孔があり、

オオハクチョウはこの鼻孔を越えて黄色い部分があります。

コハクチョウは鼻孔の手前まで黄色いです。

 

 

こちらも別個体ですが、ようやく羽ばたいてくれました。

 

 

親子で行動するハクチョウたちですが、

幼鳥も日本にいる間に随分白くなってきます。

 

 

これも別個体です。幼鳥も全体の1/4くらいいます。

 

 

この幼鳥さんは、頭をかいていると、

ズブズブと顔が水中に浸ってしまい、窒息しそうでしたが、

そこは水鳥、大丈夫でしたよ。

 

 

さて、ここでは餌やりが数年ぶりに禁止になり、

大きな看板が立ちました。

理由は「生態系が崩れる為」とのことでした。

以前は、高病原性鳥インフルエンザの発生による禁止のみでしたが、

現在は「生態系の崩れ」まで踏み込んで下さいました。

町としての野鳥保護の姿勢が窺えます。

 

それでもパン(市販品のようです)を投げて、

スマホ写真を嬉々として撮っている方がいました。

そのことで、駐車場までカモたちが来てしまい、

車に轢かれそうでした。危ない、危ない。

看板の事を伝え、やんわりと注意しましたが、

知らなかったとのことです。

(看板の近くに駐車されているのに?!)

 

決まりを守って、お互い気持ちよく見物したいものです。

 

明日はここに集まるカモたちです。

 

続く

 

***

 

昨日は久しぶりに晴れましたが、午後は曇り、雪が降りました。

今日はまたマイナス日になりそうです。

が、明日は気温が高く、雨の予報も!

今年は極端な天気が多くて困りますね。

そうこうしているうちに、今日で1月も終わりです。

春に一歩近づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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4 コメント

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Unknown (ロメオ)
2023-01-31 09:36:49
おはようございます。
オオハクチョウ、こちらではお目にかかれない憧れの存在です。
クチバシ基部の黄色い部分が、コハクチョウより大きいのですよね?
ようやく餌やり禁止の看板が立てられて、一歩前進ですね。
看板が立っていても、立ち止まって、しっかり読む方は少数派だと感じます。
都合の悪いものは観たくない心理が働くのかもしれませんね?
やんわり注意されたここあさんの勇気、私も見習いたいです。
ついつい尖がった物言いになってしまうので^_^;
野鳥にとって人間の餌やりは、甘い誘惑、楽々食べ物を得られるので、どうしてもひきつけられてしまいますよね。
家族で行動するハクチョウ、親の行動が子に引き継がれる恐れもありますよね。
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ロメオさんへ (ここあ)
2023-01-31 15:11:06
ロメオさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
そうです。黄色い部分の面積が少ないのがコハクチョウです。今年はコハクチョウが少なく感じています。
そちらにはオオハクチョウが渡って行かないのには、どんな理由があるのでしょうかね?
体の大きさと飛行距離が関係するようなので、コハクチョウの方が少し軽いせいかもしれませんね?
ようやく看板が復活してくれました。てっきり鳥インフルの防止の為かと思っていたら、
生態系を崩すためと書かれていたので、町も真剣に考え始めたのかと嬉しくなりました。
確かに看板になかなか目を向けない、読まない方も多いかもしれませんよね。
その方はパンをばらまいて、すぐにスマホを取り出し、撮影していた(動画のようでした)ので、
明らかに自分の事しか考えていない行動でした。その方は中高年女性だったので、話しかけやすかったせいもありますが、
忠告するのは勇気が要るものですよね。怖いオッチャンなら、ちょっと考えたかもしれません。笑
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Unknown (Rakas)
2023-01-31 19:26:26
ここあさん、こんばんは。
白い冬の世界に、オオハクチョウたち
こちらでは、絶対見れないので...うれしいです。
黄色のアイリングや、幼鳥のグレーの羽や
羽ばたく姿~とても美しいですね。
 雪国の大変さがわからなくて申し訳ないですが
「生態系が崩れる為」と書いていただければ、子供たちの」勉強にもなりますし良いですよね^^
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Unknown (ここあ)
2023-02-01 05:56:51
Rakasさん、おはようございます。
いつもコメントをありがとうございます。
オオハクチョウは南の地方にはあまり行かないようですね。コハクチョウは中国地方まで渡るそうです。
この季節しか見られない白鳥たちはありがたいです。雪国での鳥見はかなり困難で、なかなか野鳥は見つからないです。
この飛来地は、昔から地域に親しまれている場所で、冬になると親子連れの見物客が多くなります。
子供たちが看板を見てくれたら、環境問題に興味を持ってくれますね。
一時は看板が撤去されて、餌やりがまた復活したこともありましたが、やはり鳥インフルが県内にも広がり、
急遽、禁止になったと思いますが、生態系の崩れに言及したのは初めてでした。良かったです。
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