昨日はお休みの日で、予報に反して天気が良くなり、
日々のルーティンのようになった雪かきを終えてから、
久しぶりに近くの白鳥飛来地に行ってみました。
(車で30分以内)
何日ぶりの晴れだったのでしょう。
忘れてしまうくらい久しぶりの青空でした。
雲が岩木山の上に少しあり、残念でした。
ここは岩木川の支流の平川、白鳥飛来地です。
山とは反対側の風景
今はほとんどがオオハクチョウですが、
昨年11月頃には遠くにコハクチョウの群れもいました。
遠くにいたオオハクチョウの群れの一部が、
突然大きな声で鳴き始めると、呼応して数羽が代わる代わるに
鳴き交わす姿が、とても面白かったです。
首を上下にしながら、クークー、クークー。
このまま羽を大きく広げてくれるかと待ちましたが、
声だけで終わってしまいました。
この時の気温は1℃。久しぶりにプラス気温です。
太陽が出ていたので、体感温度は5℃くらい。
寒いと感じなかったです。
別の個体ですが、近くにいたのでパチリ。
オオハクチョウの目の周りには黄色く薄いアイリング。
ハクチョウの黄色と黒の嘴の真ん中に鼻孔があり、
オオハクチョウはこの鼻孔を越えて黄色い部分があります。
コハクチョウは鼻孔の手前まで黄色いです。
こちらも別個体ですが、ようやく羽ばたいてくれました。
親子で行動するハクチョウたちですが、
幼鳥も日本にいる間に随分白くなってきます。
これも別個体です。幼鳥も全体の1/4くらいいます。
この幼鳥さんは、頭をかいていると、
ズブズブと顔が水中に浸ってしまい、窒息しそうでしたが、
そこは水鳥、大丈夫でしたよ。
さて、ここでは餌やりが数年ぶりに禁止になり、
大きな看板が立ちました。
理由は「生態系が崩れる為」とのことでした。
以前は、高病原性鳥インフルエンザの発生による禁止のみでしたが、
現在は「生態系の崩れ」まで踏み込んで下さいました。
町としての野鳥保護の姿勢が窺えます。
それでもパン(市販品のようです)を投げて、
スマホ写真を嬉々として撮っている方がいました。
そのことで、駐車場までカモたちが来てしまい、
車に轢かれそうでした。危ない、危ない。
看板の事を伝え、やんわりと注意しましたが、
知らなかったとのことです。
(看板の近くに駐車されているのに?!)
決まりを守って、お互い気持ちよく見物したいものです。
明日はここに集まるカモたちです。
続く
***
昨日は久しぶりに晴れましたが、午後は曇り、雪が降りました。
今日はまたマイナス日になりそうです。
が、明日は気温が高く、雨の予報も!
今年は極端な天気が多くて困りますね。
そうこうしているうちに、今日で1月も終わりです。
春に一歩近づきました。
オオハクチョウ、こちらではお目にかかれない憧れの存在です。
クチバシ基部の黄色い部分が、コハクチョウより大きいのですよね?
ようやく餌やり禁止の看板が立てられて、一歩前進ですね。
看板が立っていても、立ち止まって、しっかり読む方は少数派だと感じます。
都合の悪いものは観たくない心理が働くのかもしれませんね?
やんわり注意されたここあさんの勇気、私も見習いたいです。
ついつい尖がった物言いになってしまうので^_^;
野鳥にとって人間の餌やりは、甘い誘惑、楽々食べ物を得られるので、どうしてもひきつけられてしまいますよね。
家族で行動するハクチョウ、親の行動が子に引き継がれる恐れもありますよね。
いつもコメントをありがとうございます。
そうです。黄色い部分の面積が少ないのがコハクチョウです。今年はコハクチョウが少なく感じています。
そちらにはオオハクチョウが渡って行かないのには、どんな理由があるのでしょうかね?
体の大きさと飛行距離が関係するようなので、コハクチョウの方が少し軽いせいかもしれませんね?
ようやく看板が復活してくれました。てっきり鳥インフルの防止の為かと思っていたら、
生態系を崩すためと書かれていたので、町も真剣に考え始めたのかと嬉しくなりました。
確かに看板になかなか目を向けない、読まない方も多いかもしれませんよね。
その方はパンをばらまいて、すぐにスマホを取り出し、撮影していた(動画のようでした)ので、
明らかに自分の事しか考えていない行動でした。その方は中高年女性だったので、話しかけやすかったせいもありますが、
忠告するのは勇気が要るものですよね。怖いオッチャンなら、ちょっと考えたかもしれません。笑
白い冬の世界に、オオハクチョウたち
こちらでは、絶対見れないので...うれしいです。
黄色のアイリングや、幼鳥のグレーの羽や
羽ばたく姿~とても美しいですね。
雪国の大変さがわからなくて申し訳ないですが
「生態系が崩れる為」と書いていただければ、子供たちの」勉強にもなりますし良いですよね^^
いつもコメントをありがとうございます。
オオハクチョウは南の地方にはあまり行かないようですね。コハクチョウは中国地方まで渡るそうです。
この季節しか見られない白鳥たちはありがたいです。雪国での鳥見はかなり困難で、なかなか野鳥は見つからないです。
この飛来地は、昔から地域に親しまれている場所で、冬になると親子連れの見物客が多くなります。
子供たちが看板を見てくれたら、環境問題に興味を持ってくれますね。
一時は看板が撤去されて、餌やりがまた復活したこともありましたが、やはり鳥インフルが県内にも広がり、
急遽、禁止になったと思いますが、生態系の崩れに言及したのは初めてでした。良かったです。