アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

ワークショップの日

2013年02月05日 | フランス Bordeaux~Paris
11月27日

今日はワークショップの担当の日。ドキドキ!

準備のために早めに会場に行ったら、会場の裏道で前を歩いていた女性が
ひったくりに遭うのを見てしまった!若い男性がこっちをちらちら見たり
あやしい動きをしているなと思っていた時、話をしている女性の携帯電話か
スマホをひったくって走って逃げたのだ

盗まれた女性が大声を出してひったくりを追いかける。あっと思った瞬間私は
一瞬「写真撮りたい!」と思ってカメラに手を伸ばしたが、いけないいけないと
思いなおし、無駄だとわかっていながら一緒に追いかけてみた。会場の前の
通りを工事していたおじさんたちも私の前を追いかけていたが、結局
逃げられたようだ。別の意味でドキドキが重なった

そんな経験をしたあと、ワークショップの準備をし、時間がないので、近くの
ラーメン屋さんでお昼を済ます。このラーメン屋さんは人気のようで、いつも
お客さんが列を作っている状態。フランスの人もラーメン好きなんですね



2時からワークショップ。フランスではアトリエという。参加者は10人。
友禅紙を表紙に使い手のひらサイズの和とじ本を作った。みさなん、その柄を
気に入ってくれたようだ。すでに穴は開けてあるので、糸を通した製本用の
針でとじていく作業。メモを取りながら真剣に話を聞いてくださり、作業を
楽しまれたようで終わった時は本当に安心した





参加されたみなさんに感想を書いてもらい、先日フランス語の先生が訳して
くださった。とてもうれしいメッセージが書かれていた。

作業中、たくさんのメンバーにお手伝いしていただいき、本当にありがとう
ございました

ワークショップが終わった後、手先を寒そうにしていたご婦人がいらしたので
私のポケットに入れていた使い捨てカイロを貸してあげたら、「わー、とっても
日本っぽい」と言われた。フランスでも売ってるそうだが値段が高いらしく
あまり使っている人はいないようだ。

その日の夜、ミセスNさんのご夫妻が夕食に誘ってくださった。私がおいしい
フォーが食べたいと言っていたからミセスNさんがネットでいろいろ探して
くれていたのだ。



向こうに行って誰かと一緒に夕飯を食べるのは始めて。
とても楽しいひと時だった。ありがとうございました。


その和綴じ本を作るワークショップを来週開催します

・日 時  2月11日(月・祝) 10:00~12:00
・場 所  はなあーと(名古屋市天白区元植田1-907)1階
・参加費  3,000円(材料費含む)
・定 員  8名(要予約)
・持ち物  不要

お申し込みは左側の「メッセージを送る」からどうぞ!

はなあーとはとても素敵なお花や雑貨のお店です。
今後、こちらの教室で「アトリエここるぴあ」のいろいろなワークショップを
おこなっていく予定です。まずは1度体験してみませんか?

コメント
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