台風19号がダンナっちの実家高知を襲っております
ダンナっちが高知の母に電話をしてみたのですが、「たいしたことないで」との余裕のお返事。
関東の人間は騒ぎすぎだと思われていることでしょう
今年は夏の大雨の方がすごかったみたいですね。
夜中にはこちらにも台風がやってきます。
早く通り過ぎてもらって朝の通勤時間を避けてもらいたいものです。
先日久留里ミュージアムで一目ぼれした齋藤けさ江さんの絵と書。
書画集が欲しかったのですが、自費出版のためもう売っていないとのことでした。
実は研文社印刷さんという出版社の方でお取り扱いをしていることがわかり、早速メールにて注文
まだ在庫があったようで早々に送っていただきました。
この色使いと大胆なデザイン・・・ちょっと只者ではない(￣▽￣;)
きんかんは見たことがないけど、本物のいちごはこのようになってないよね。
でも力強くて味があって見惚れてしまいます。
けさ江さんの絵にはみんな根っこが付いていて、葉っぱは元気良く横に広がり、実はしっかりと分かりやすく描かれています。
けさ江さんの書もとてもいいですが、私は日々のメモに興味を惹かれます。
60歳まで読み書きができなかったけさ江さんがお孫さんから教わって字を書き始めたそうです。
毎日毎日お孫さんにお手紙を書いたり、色々なメモを残しています。
私はこのページのメモがお気に入り。
けさ江さんの人柄を思いながら解読するのがたまりません( ´艸｀)
「いむにやりました」
「犬にやりました」 ※む→ぬ
「ねこがのみがたくさんいますた」「猫に蚤がたくさんいました」 ※す→し
「いすやにちれてえんたほうがよいとおもいます」
これはなかなか上級者向けとなっております。
正解は「医者に連れて行った方が良いと思います」 ・・・多分。
※いすや→いしゃ、ちれて→つれて、えんた→いった
けさ江さんのお手紙やメモを沢山見ていると、小さい「っ」が入るところは、少し右寄りに書かれた「ん」になっていることに気付きます。
このようなけさ江さん独自のルールを判読していくのが楽しいのです
齋藤けさ江さん恐るべし
思わず熱く語ってしまったけど、けさ江さんの書画はかなりオススメなので、千葉で行くところないな～と思ったら久留里ミュージアムへGO
ミュージアムは入館料無料です
市毛實さんの迫力あるモノクロ写真も一見の価値あり