ちばっこ★ライダー

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痛みの悪循環

2018-12-20 20:05:16 | 健康

退院後のダンナっちは相当な痛みに悩まされていました。
ジッとしていれば大丈夫だけど、歩いたりすると成人男性でも耐えられないほど。
今は最悪の痛さからは解放されています。まだ痛いけどね。

「痛みの悪循環」・・・医療関係者の方にはお馴染みの言葉でしょうか。

 痛みが出る

     ↓ 交感神経や運動神経も刺激を受ける

 筋肉や血管が収縮する(緊張した状態になる)

     ↓ 血の巡りが悪くなる

 血流が低下する

     ↓ 

 酸素不足になる ※痛みを起こす物質が発生する 

     ↓

 新たに痛みが生まれる

     ↓

痛み出現  筋肉血管収縮  血流低下  酸素不足  新たな痛み

※この繰り返しになり、痛みをどんどん生み続ける状態になる。


更に痛み物質が溜まることで、痛みの度合いもひどくなったり、繰り返すと痛みが慢性化。
これが恐怖の「痛みの悪循環」

ひどくなる前に薬物療法やブロック注射などで悪循環を断ち切らないといけないようです。
我慢をすればするほど悪化してしまいます。

痛みが続くと気持ちも負けてしまいます。
どうしても前向きになれないよね。 

ダンナっちも職場復帰後から2週間ひどい痛みに負けてしまいそうでした。
今はワントラムという薬と他の痛み止めで、大分痛みが緩和されているので前向きです
まだ痛みが皆無ではないこと、しびれが残っていること、足の動きが悪い時があること等々・・・
それでも普段の生活は普通にできています。動きも大分よくなってるし。

薬のおかげでひとまず痛みの悪循環を断ち切ったダンナっち。 
毎日リハビって頑張っています~ヽ(・∀・)ノ


ダンナっちのお薬箱。薬が多くてもおじいちゃんじゃないよ

ダンナっちの現在のお薬

ワントラム(※トラマドール塩酸塩徐放錠)
    ・・・・・・・・・慢性疼痛治療薬として使われる(がん疼痛にも使用)

リリカ・・・・・・・・神経の痛みを抑える

セレコックス・・・・・痛みや炎症を和らげる

レパミピド・・・・・・胃薬

酸化マグネシウム・・・胃酸中和、便秘改善


(参考)
がん疼痛の薬物治療は、一般的にWHO方式がん疼痛治療法というものがあり、
痛みの強さにより鎮痛薬を選択する「3段階除痛ラダー」が提唱されています。

第1段階:非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs、アセトアミノフェン)←頭痛薬のイブやバファリン等
第2段階:弱オピオイド(コデイン・トラマドール等)←※ワントラムはこれ
第3段階:強オピオイド(モルヒネ・オキシコドン等)

がん疼痛ではないけれど、痛みの強さで鎮痛薬が変わってくるので一応参考にしてみました。
オピオイドというと麻薬と思ってしまいましたが、弱オピオイドに分類されるワントラムは非麻薬でした。

少しずつ薬が減ってくるといいんだけどね~
まぁ当面は薬に助けてもらわなくてはいけなそうですな。
あせらず長い目で見ていきましょう