2024年11月8日(金)
早朝というには早い3時過ぎに家を出て東北方面に向かいます。
今日から2泊3日の東北旅。
かわいいルナハナモナのお世話を母と妹におまかせして行ってきます。
常磐道をひたすら北に向かい、最初の目的地「厳美渓(げんびけい)」まで直行します。
岩手県一関市の厳美渓までは約450㎞、6時間くらい。
ダンナっちの頑張りで営業開始直後の9時過ぎに到着。
厳美渓にある「郭公(かっこう)だんご」さんでだんごの朝ご飯です。
おだんごはお店の中でも食べられるようです。
しかし、ここでは食べず車をお店の隣に止めてちょっと移動します。
厳美渓は2016年の春先に一度来ています。
紅葉がきれいだろうな~と書いていましたが、もう終わっていたのかあまり紅葉感がありませんでした。
岩の間を流れて来る川の美しさ。水の色もきれい。
そんな厳美渓に人だかり。
人がいるところから川を挟んだ向かいにさっきのおだんご屋さんがあります。
おだんごがロープを伝って飛んでくるのが「かっこうだんご」です。
ちなみにこちら側にはお店の人がいないため、お金を徴収する人もいません。
そしてシステムを説明してくれる人もいません。
ど・・・どうやればいいの??
そんなこんなで焦っているうちに順番がすぐに来てしまいます。
写真撮りたいのに撮れない!
黄色の旗がお店に出ていたら中止。いや、前の人がやっていたから大丈夫。
ちなみに、この木槌と木の板はカゴの中にお金を入れて準備ができたら合図するものです。
このカゴに1人前500円を投入。そして板を叩いて合図。
お釣りのないように500円玉を持っていきましょう。偶然1枚持っててよかった
一応1,000円札しかない方には一応お釣りシステムがある模様。
1,000円札を入れて遠くにいる店主さんに1個か2個かお知らせするようです。
裸眼で見えてたらすごいな。
お金持ちで5,000円札や10,000円札しかない人は事前に崩してこないとだめかも。
画像が荒くなってしまったけど、お店の2階から身を乗り出しているのが店主さん。
お金を入れたカゴを手動で手繰り寄せ、だんごを入れたカゴがこっちに“かっこう”してきます。
滑降中のカゴが写っている写真は撮れていません(笑)
直に見たいし撮りたいしタイミング分からんし
写真はうまく撮れなかったけど、無事にだんごが届きました~
だんごの箱を取ると下には温かいお茶2つ。お茶まであるの!?
お茶がまったくこぼれていないとは・・・安定した熟練の技。
ちゃんと人数まで見ていてくれて2つなのも驚き。
かっくうだんごはあんこ・ごま・みたらしの3本で500円。
ダンナっちはあんこしか食べれないというので、ごまとみたらしは私の受け持ち。
美味しいとはいえ、正直朝からお腹いっぱいです。
みたらしはちょっと味薄めだったけど、おだんごは柔らかくて美味しい。
かっこうだんご面白かった~!
これは一度やってみた方がいい。小銭を握りしめてぜひ。
実は店内からかっこうだんごの様子を見るのもおすすめらしいです。
ちなみに空飛ぶかっこうだんごは期間限定で、今年2024年は3/15~11/30の営業とのこと。
郭公屋(かっこうだんご)
住所:岩手県一関市厳美町字滝ノ上211
電話:0191-29-2031
営業時間:9:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休(冬期休業12月~3月上旬)