2020年6月6日(土)
雷の鳴る夜中、日付が変わる直前にハッちゃんは旅立ちました。
推定20うん歳。腎臓も悪くなっていたようだけど、老衰だったと思う。
父と母と妹っちに見守られながら、安らかに眠りについたそうです。
最期の時、父が電話をくれていたのですが、熟睡していて気付かず・・・
ハッちゃんがうちに来たのはちょうど10年前、2010年6月でした。
首に大きな傷があって痛々しい姿のぶちゃいくな猫さん。
父が病院に連れて行って、全身麻酔のOPEをして傷口を縫ってもらいました。
薬をもらい、毎日病院に通って消毒してもらい、なんとか傷がふさがりました。
歯の状態とかから、この当時で多分10歳は過ぎているはずだと言われたハッちゃん。
ここからすっかり家猫さんになって、毎日穏やかに暮らしました。
目つきの悪さとは裏腹に穏やかでとても気の優しい猫さん。みんなを癒やしてくれる存在なのです。
遠い目をして耐え忍ぶこの写真はお気に入り。
こんな状態のルナだったら噛み付いてすぐに逃げるのにね。
小さかったモナはハッちゃんが仲良くしてくれて、健やかに育ちました。
ハッちゃんがうちに来ると、腰巾着モナちゃんはいつも近くに。
上からミミ、ハチ、モナ。
ハッちゃんはよく2Fのベランダからうちに入ってきて、ご飯をたんまり食べていきました。
人間の歳で言うと100歳くらいのお年寄りなのに、階段を上り下りしてすごいものです。
昨年の秋以降は階段が難しくなってきたようで、うちにも来れなくなりました。
そんなハッちゃんが、亡くなる日になぜか2回階段を上ったそうです。
上から2段目のちょっと広いところでくつろいでいたらしい。
最近では猫トイレの入口の段差さえ厳しく、粗相もしていたくらいなのに。
最後の力を振り絞ったのかな・・・にしてはよく10段も上がれたね。2回も
2020年6月7日(日)
ハッちゃんを見送ってきました。
父はクロスケの時と同じく、上る煙をずっと見ていました。
ハッちゃんにお経をあげてもらった後、しばらく待機ということでお部屋でハッちゃんの思い出話。
そんな時にペット霊園の飼い猫ちゃんが遊びに来てくれました。
茶トラの猫さんはチビちゃんというお名前。
ルナにそっくりな黒猫さんはぴーちゃん。
グレーのハチワレさんはまめちゃん。
ぴーちゃんに見送られながらハッちゃんの納骨に。
たろいぬとクロスケと同じ場所に入ります。
みんなでありがとうありがとうと言いながら最後のお別れ。
ハッちゃんありがとね。今はただ安らかに。
いつかまた向こうで会えることを楽しみにしています。
父はもちろん寂しがっていますが(認めないけど)、今回は母がかなり寂しそう。
今までうちにいた犬猫の中で一番可愛がっていた気がします。
最期の日、ずっと目をつぶっていたハッちゃんが急にパッチリと目を開け、母の目をしっかり見てニャ~と鳴いたと愛おしそうに何度も言っていました。
そんな愛されハッちゃん。
いい猫生を送れたかな?うちに来てくれてありがとう
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