3月21日(金)、粕尾地区と粟野地区を結ぶ林道羽遠線の不法投棄ごみの撤去作業を行いました。…以前にも行いましたが、まだまだ大量に残っているのです。
今回も、地元の方をはじめシルバー人材センターの皆さん・クリーンセンター&コミセン職員が参加しました。
▲林道の横、崖下に降りてカゴにごみを集めます。
その後カゴにロープを結び、崖上から人力で引き上げます。冷蔵庫などの大物は直接ロープを取り付けます。…捨てる方は崖上から投げ捨てるだけなのでしょうけれども。
▲これは当日引き上げたものではなく、地元の皆さんが事前に引き上げておいたもののほんの一部です。
鉄クズ、ボルトにナット、空き缶空き瓶ペットボトル、乾電池、バッテリー、机、ガスコンロ、一斗缶などなど。中身の残っているスプレー缶や薬物の容器もたくさんありました。
▲それらをひとつひとつ分別して、トラックやパッカー車(ごみを収集に来る青い車です)に積み込みます。4台に積みきれず午後に再度回収、合計1680Kgあったそうです。
今回回収したごみもまだまだ氷山の一角。今後も地元と行政で協力して回収を行うほか、不法投棄をしない・させない取り組みが必要です。
…さてここまでは「目をそらしてはならない現実」ですが、あわせて目に優しいものもご紹介しましょう。
粕尾コミセン裏手では梅の花が真っ盛りで、甘い香りが漂ってきます。奥に1本ある李(すもも)の花も一緒に咲いています。
左が梅の花、右が李の花。形は似ていますが、李のほうは梅の赤色を緑色に変えたようなさわやかな風合いです。