12月2日(火)
昨日の雨がうそのようないいお天気
草久のフォレストビレッジで、西大芦小学校の持久走大会が開催されました。
ちょっと寒いけど、みんな元気いっぱい。
まず、3,4年生からスタート!
次は1年生です。
西大芦小学校は、昨年度の入学児童がいなかったので2年生はいません。
でも、1年生の3人は、先輩たちに負けない、すごい元気!
最後に、5,6年生。
みんな、練習も頑張っていたもんね!
枯葉の舞うフォレストビレッジをさわやかに駆け抜けました。
さて、さて
こんなにみんな、頑張って体を鍛えた後ですが、
引き続き、今日は
栃木県立博物館から講師をお迎えして、移動博物館!
持久走を見学に来た保護者の方も参加していただきます。
平安時代について、ビジュアルを交えてわかりやすい説明。
宇都宮の宇都宮一族と小倉百人一首との関連を教えてもらいました。
百人一首は、
宇都宮頼綱が別荘をおしゃれに飾るために、
親戚の藤原定家におしゃれな和歌を選んでもらったのが始まりなんですって。
ってお話から、漢字からひらがなができたお話など、
小学生にもわかるやさしい言葉で教えてくれました。
そして、なんといっても楽しかったのはこちら!
じゃん!鎧兜で武士に変身!です。
ボタンやファスナーのない時代、鎧はパーツを体にひもで結んで着せていきます。
この鎧兜、合わせて10㎏弱あるそうです。
ちなみに、お尻の部分は保護されていません。なぜ?
馬にまたがってしまうと、お尻は隠れちゃうからなんだそうです。
同級生、中央は武士の普段着・水干(すいかん)。
牛若丸の印象があるので、子供服のようなイメージがありますが、
もともとは大人も来ていた服装だそうです。
左側の子が着ているのは、狩衣(かりぎぬ)。
武士にとっては正装ですが、公家にとっては普段着だそうで、
博物館では、背広とジャージを例にとって正装と普段着の違いを説明してくれました。
そして、こちらの女の子は、
十二単を着せてもらいました。
単衣(ひとえ)の上に、グラデーションになるように五衣(いつつぎぬ)を重ね、
その上に打衣(うちぎぬ)、そして表衣(おもてぎぬ)、唐衣(からごろも)、裳(も)と重ねていきます。
かわいらしいお姫様の出来上がりです。
この十二単の重さは、なんと12㎏!!
さっきの鎧兜よりも2リットルのペットボトル1本分重いと聞いて、子どもたちもびっくりでした。
かわいいけど、重たく暑い十二単、お疲れ様でした。
持久走から平安時代の勉強まで、今日は、
からだも心も充実して成長した一日でした。