鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

言った蕎麦から・・・

2014-12-19 | 西大芦

12月18日(木) まだ寒い朝9時の西大芦東生活改善センターです。

今日は、いきいき講座第3回目、「新そばで年越しそば」の日

 講師は、西大芦のそば処「一庵(いおり)」の店主・星野茂さん

お店のお休みにお願いしました。

まずは、先生のお手本。最初、だまだったそば粉が時間をかけて丁寧に混ぜるうちにまとまっていきます。

この、「水回し」がそば打ちでは重要なところだそうです。

均等な厚さ、そして無駄の出ない四角形に延していくテクニックは、さすがプロ。

一通り、先生のそば打ちを見せていただいた後は、参加者の実習です。

まずはそば粉をふるいにかけます。

一庵さんで、素人にも打ちやすいように配合を工夫して準備してくれました。

そして水回し。鉢の中で8の字を描くように手を動かしていきます。

最初はぱさぱさ下感じですが、時間をかけて回していくとまとまりが出てきます。

塊になったら、さらに表面がすべすべになるまで練ります。

端の部分を塊の中央に巻き込むように、菊の花の形、らっきょうの形、しずく型へとこねていきます。

少しずつ伸ばします。

これが大変。

同じ細さに切っていかないと、ゆでる時に均一にいかないのだそうです。

最後まで、細く切ってできあがり!!

さて、実習の後は、

先生のお手本を賞味させていただきました。

じゃん!そば天国など、野外用のかまどと流しです。

でっかい。

一庵さんのそばは、短時間さっとゆでて水にさらします。

そばの腰、食感、香りを逃がさないためです。

自分で打ったそばは、皆さんおうちに持ち帰り、ご家族に披露しました。

初心者なのに、ぼつんぼつんと切れることもなく、

細くて長~~いおいしいお蕎麦。

やっぱり、水回しがうまくできたのが成功の秘訣のようです。

ほとんど、先生に手伝ってもらっちゃったけどね。

一庵さん、参加していただいた受講生の皆さん、

そして蕎麦道具を貸していただいた南摩コミュニティセンターの皆さん、ありがとうございました。