6日(日)、山吹ロード草刈りで話を聞いて、ぜひ見てみようと行ってきました。
『花供峯供養祭』(はなくのみねくようさい)というのが正式な名前のようです。
「栃木県指定重要文化財史跡 深山巴ノ宿」
古峯ヶ原高原から(39カーブ)より約1kをハイランドロッジに向かった所に深山巴の宿の入口が見つかりました。
他県の がいっぱい駐車していました。遠くから来ている方が多いと思いました。
鈴を鳴らしながら歩いていきますと、すでに供養祭が始まっていました。200余人は集まっていたのでは?
参加されていた方々が下向き加減で手を合わせていました。
巫女舞が披露され、その後山伏の白装束の人たちが儀式の準備をしていました。
この供養は、毎年6月の第1日曜日に開催されると聞きました。
道路から入り、この巴の宿の入口に案内版が掲示されていましたが、「深山巴の宿」は、日光開山の
勝道上人(しょうどうしょうにん)が明星天子(みょうじょうてんし)の示現により修業の地として定めらた
ところである。この場所は、巴形(※1)に清水が流れています。
上人は、ここに草庵(※2)を結び、古峯の大神の御神威と古峯ケ原の人々の援助によって修行を積まれ、
二荒山を開山されました。いわゆる、日光開山の発祥の地となったところであり、後には全日光僧坊達の
修業の場として、一千余年の永きにわたり、明治初年に至るまで修験道(※3)が行われた所でもあります。
現在は、古峯神社の禊所(※4)として使われております。
と掲示されていました。
※1~※4を辞書で調べてみました。
※1:水が渦を巻いて外側へまわる形を組み合わせた模様。
※2:草葺き屋根のそまつな家。
※3:(仏教)役小角を開祖とする仏教の一派。真言宗または天台宗にもとづき、山中で修業し、護摩をたき、
呪文を唱え、祈祷を行う。
※4:神事を行う前などに水で身を洗い、身の罪・けがれなどをはらい清めること。