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書き手の意図や伝えたいポイントが捉えやすくなった

 第74期文演20/2/29~10/17アンケートからです。

  きょうは、一級建築士のSさん

 ・
2020-03-08毎朝清々しい気持ちになっていました」のSさんです。



    Sさんの文演アンケート



Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 
昔から文章を書くことに苦手意識を持っていた。本を読むことは好きだったので、自分の文章の拙さが余計に目について、どんどん苦手意識は高まっていった。理系の学問を専攻したことで文章が書けないことを自己弁護していたが、建築家の中にはとても文章の上手い人たちがおり、心の中では文理の別など関係ないことはわかっていた。彼らに憧れ、いつか自分もという気持ちを持ちながらも、そこへ辿り着くための手段がわからないままでいた。そのため、機会があれば文章の書き方について基礎から学んでみたいとずっと考えていた。
 直接的なきっかけは、クリエイトのブログで速読について参考にしている方々が、皆さん受講されていたことにある。受講アンケートの明晰かつ熱のこもったコメントを読みながら、この人たちがここまで言う講座であれば、これまで追い求めていたことを学ぶことが出来るのではないかと思い申込みをさせて頂いた。


Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 
文章を書く上での作法を知っているという安心感のおかげで、今までよりも自信を持って書き出せるようになった。また、良い文章、悪い文章を構造的に判断出来るようになり、それらの文章から学べることも格段に増えた。上手い人たちは、書くことと読みながら学ぶことを積み重ねて素晴らしい文章力を築き上げていったのだと思う。自分にはそのどちらもほとんどない状態なので、これから一つ一つ積み重ねて書く力を蓄えていきたいと考えるようになった。


Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」
答えがまるで見えず、苦しくてしょうがなかった。一回目の提出時、自分の文章が良くないことだけはわかるのだが、それを改善する手立てがまるでわからず、書く力の無さを痛感した。その後授業を受ける度に、提出した文章がことごとく踏まえるべきポイントを外していたことがわかっていった。学んだことを出来る限り反映したいと思い、往生際が悪く何度も書き直しを提出
させて頂いた最後は時間が足りず、最終段落を練りきれていないままになってしまったことが心残りだ。推敲を重ねるほどに良くなるところがある一方で、それまでの文章では上手くつなげていたところの座りが悪くなったり、接続詞や文末のバランスが崩れたりと、全体としてどんどんまとまらなくなり、結果的に毎回ほぼ書き直すことになってしまった。文章を書くことの難しさ身を持って学べた。

A.3-2「授業後」
残すべき文章を落としていたところが最大の反省点。自分としては意図的に落としたのだが、授業で指摘を受けて納得した。そして、要約だけでなくこれまでの読書でも間違った読み方を続けていたことに気づくことが出来た。
 練りきれていないと感じていた最終段落は、案の定読みの浅さを指摘された。最後まで粘りきれなかったことへの悔いと、納得出来ない文章を皆さんに読ませてしまったことに対する心苦しさでいっぱいになった。
 文章がたくみな方々は、基礎的な技術が確実におさえられているだけでなく、自分なりの表現に昇華させており、同じ文章を題材にしてもここまで差がつくのかと悔しく思った。その分、皆さんの答案から学べることはとても多く、自分に足りていないものを生きたかたちで受け取ることが出来た。
 遅まきながら自分もようやくスタートラインに立つことが出来たと思うので、講座で学んだことを身につけ、少しずつ成長していきたい。


Q.4  全体的な感想をお聞かせください。
A.
4 授業でもっと積極的に発言すべきだったと反省している。準備不足も一つの要因だが、なによりも文章の読み方について未熟だったために、先生の質問に対して答えを出すことが出来なかった。
 題材の文章について深く考えていると、書き方だけでなく、読み方についても多くを学べていることに気づいた。特に、宿題の要約を書いた際の感覚を意識しながら文章を読むことで、書き手の意図や伝えたいポイントが捉えやすくなった。文演受講後にまだあまり速読に通えてないため実証は出来ていないが、速読との相乗効果は大いにありそうだと考えており、これから受講を重ねるのを楽しみにしている。
 本筋からは外れるが、文演を受講する以前、速読の教室でたまに文演同期らしき方たちが親しげにされているのを見て羨ましく思っていた。今回のコロナ禍では、スクール形式の座席配置となり、かつ全員マスクを着用しての受講のため、これまでと比べて受講生同士の距離を縮めることが難しかったように思う。そんな中でも、最終回に松田先生が音頭を取ってくださったおかげで、複数の方とオンラインでお話することが出来、大変嬉しく思う。松田先生、幹事を引き受けてくださったKさん、本当にありがとうございました。
 また、最終日に講師の皆さんが最後まで残ってくださり、労いの言葉と大変美味しいお土産を頂けたことも心に残りました。ありがとうございました。

 「何度も書き直しを提出」するエネルギーは、これから文演を受ける生徒さんには見倣ってほしいです。

 要約の点数は、90点です。

 Sさんはとにかく熱心。

 平日朝トレを現行の6時35分に早めた張本人でもあります

 速読は、現在90回(20/10/25)

 入会が昨年の8月24日でした。47日間のコロナ休校もありますから相当な集中通学です

 これからも教室にコツコツ通ってくれるのではないかと思います。速読のスコアとコメントは、またそのうち紹介できそうです。

   

 Sさんは、速読で教室にきたとき、「いま論文を書いているので、文演がダイレクトに役立っています」と講師に話してくれたそうです。こちらには、嬉しいひとことでした   




            ※クリエイト速読スクールHP 
 

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