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見ているつもり、読んでるつもり、分かってるつもり

   第52期(20101/16~3/13)文演アンケートです。

  今回も、Q.4の「全体的な感想をお聞かせください」だけを取り上げます。

  今、大学で法律を勉強しているが、法科大学院合格や司法試験合格のために多くの基本書や判例等を早く正確に読み、書けるようになるために受講した。・文演では文章の書き方のルールを学んだ。書くことにもルールがあり、ただ自分の言いたいことをだらだらと書いていても結局何も伝わらなくなる。多くの人の文章を読み、いろいろな書き方があり、それらをどのように読みやすくするかを学ぶことができた。しかし、文章を書く側になってみると適切な表現をみつけるのは難しくなり、支離滅裂な文章になる。読みかえしてみても自分が何を言いたいのかわからない文章になる。やはり、文章を書くことに慣れなければならないと思った。これからは多くの文章を読み、書けるように勉学に励もうと思う

 2010-04-306倍を目標に頑張りたい」のKさんです。速読レッスンに1年強コンスタントに通い、80回こなしています。
 Kさんは口数が少ないだけで、イメージ記憶巧者らしく、頭にはことばとイメージがいっぱい詰まっています。Kさんのいいところを、もうひとつ。それは、つねに照れくさがらずに挨拶するところ。



 「文章にはその人が出る」というのは本当のコトで、自分の文章のクセ、というよりも自分の思考のクセを見せつけられた感じです。非常に感覚的で、悪くはない(かもしれない)、でも、だから何なの? という自分がどういう部分を何となく省略しがちで流してしまうのか。どういう感じにだまされやすいのか。思考の掘り下げ方が、とんでもなく甘い、もしくは掘り下げていない自分に気づきました(わたしはホントーにロジックが甘い;愛想だけじゃ生きていけないよなーとしみじみ。掘り下げた上での軽快感を目指したいイタイ気づきではありましたが、このことに気づいたことで、「文章に限らず、どの道でも本物のプロとして活躍している人は、この甘さをクリアしている」。このサインが読み取れるようになりました。文演で学んだことは、街のあちこちにあふれています。自分がきちんと見ていないだけ。見ているつもり、読んでるつもり、分かってるつもり。本当に怖いコトです文章そのものの勉強以上に、大切なことだと思います。ありがとうございました。

 2009-11-29“自分がおもしろいことになっている感じ”がとても楽しいです」のSさんです。いまも、まだまだ発展途上のひと。見守るのがいちばんです。
 速読もおとといでちょうど80回に(きょう1限も出席していました)
 Sさんのように書く力のあるひとは、文演よりも速読トレーニングです。体幹を鍛えるべし、です。



 ・他人と言葉を通してコミュニケートできることへの可能性に気づかされた講座でした。基本的な技術を持つことが、あらゆる文章へのアクセスを簡単にするなんて、なんとありがたいことなのかと思います。松田さん、講座を受けたみなさん、ご指摘のひとつひとつが可能性そのものだったということを教えてくださいました。ありがとうございました。

 
Nさんは、家電メーカー社員。
 自分なりのリハビリとして文演を受講したと言っていました。
 どんなものかは聞き逃しましたが、Nさんの用いた「可能性」というワードには不思議な響きを感じます。



 ・文章を書く楽しさと怖さを学びました。自分でも文章を書いてみたくなりましたが、感覚的ではない理詰めの厳しい批判を受ける覚悟が必要で、安易には書けないと思いました。 

 この方は、2009-10-11 「きょうはうるさいところを狙ってきましたのAさんです。
 文演第49期生のI(アイ)さん同様、プロジェクトマネージャ試験に合格されました。

 人間的に非常に魅力的なひと、とクワタさんが話していました。


 ・
文演ではもちろん文章の良し悪しを学んだがほかにも学べたものがあった。難しい文章でも与えられた文章を何回も読んだりしていると少しずつ理解できるようになることを知ったあらゆる方向から考えるとわかるんだと知ったもう感じてはいるが文演が始まる1月前に比べ、今は色々なものがわかりやすくなっている。講座によってまた1つ学ぶ力を身につけることができた。ありがとうございましたこれからも
自分から文章を学んでこの能力を大切にしていきたい

 2009-11-02 学ぶ力が身についたのブログが、今回文演を受けた I(アイ)さんです。いまも、教室にたんたんと通っています。1週間前の9月17日で143回目です。
 2008-05-10読書をする重要性はわかるが今までは、相当興味がある本以外、とても苦しい時間でした」で「入会時、出来るかどうかなどほとんど関係ありません。直向きか熱心かの方がずっと重要です。自惚れの強い怠惰なウサギよりも、自身の力不足に気づいたカメのほうがずっと成長する可能性があります」と書いたのが、懐かしく思い出されます。
  I(アイ)さんのような真摯なひとに出会えるのが、この仕事の大きな魅力です。


 

   第53期がスタートするため、大急ぎで受講アンケートをアップしたというそしりは免れません実際その通りです。

 ただ、これでやっと、第52期のみなさんのことを気持ちから放すことができるという感じです。 

 第52期生のみなさん、ありがとうございました-

 あしたからは、第53期生のことで頭をいっぱいにしていきます。  





          ※クリエイト速読スクールHP  

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