教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
とりあえず親の持っている文庫本読破を目指して
SEG「速読による能力訓練」C3ターム(09/12/20~24)アンケートから、高1生3名のコメントとスコアです。
■最初、今とはケタ違いな勢いで本を読めるようになるらしいと聞いて、何をされるんだろうと内心とてもビクビクしていたのですが、トレーニングを重ねていくうちに、2倍、9倍とスピードが伸び、ビクついていたのも忘れ、楽しんで最後には本を読めるようになりました。最近全然本を読んでいなかったのですが、また沢山読みたくなってきました。講習中も、もっと家で本や新聞を読んでいれば、もっと伸びたかなとは思いますが、それでもこれだけスピードを上げることができて嬉しいです。とても得した気分です。集中力も上がったので、勉強も楽になりました。ありがとうございました。〈初速1,333字/分B〉
「最終5回目の主なスコア」数字ランダム45・41・41 漢数字一行三→932、一→701、九→398 たて一行ユニット56・57 ロジカルテストC8/8・6/7 イメージ記憶13/40(1分)、26/40(1分)倍速読書11,900字/分・理解度B+ ―O高 高1女子―
以下は、彼女の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
①1,333字B 「頭がチリチリ痛い。暑い。目の奥が痛い」
②1,500字A+ 「あんまり伸びる気がしない。今日はそこまで疲れていない」
③4,200字A+ 「おおお! 伸びた! でも5日までに10倍速読できるのか?」
④4,500字A 「疲れました。今日は異常に頭の中が重いです」
⑤11,900字B+ 「こんなに速く読んで理解できた! すごくおどろきました」
3日目の「10倍速読できるのか?」に、『Fさん次第です。でも「10倍速読」なんてどこにも書いていないですよね?」とコメント返ししました。それに関してFさんは、「私の目標でした……すいません」と。別に謝ってもらうために書いたのではないのですが……、たまにこんな行き違いもあります
前にも書きましたが、『SEGのこの教室では縮こまる必要はない、伸び伸び書いていい。ただ、外では注意しないとダメ。危ないから』という約束をしています。そのため、コメントはみな思う存分に気持ちを表しています。
次第にデスマスに変わっていくことは、本人にはいいことです。
■ まず最初にしたことが、目を動かす作業。てっきり、本を読むだけだと思っていたため、これには驚いた。はじめはこの作業に何の意味を持つのか、こんなことして大丈夫かと不安だったが、今となっては、そんな不安をかかえるより、もっと集中した方が良かったと思っている。回を重ねるごとに自分の力が上がっていくことができ、はじめの頃の自分と数段の差が出来たので、とても嬉しい。授業は本を読む時間より、トレーニングしている時間の方が長いが、トレーニングはゲーム感覚で出来るものばっかりで楽しい。この授業を受講できて良かった。〈初速1,200字/分B〉
「最終5回目の主なスコア」数字ランダム38・43・45 漢数字一行三→814、一→675、九→432 たて一行ユニット68・56 ロジカルテストC11/13・12/13 イメージ記憶16/40(1分30秒)、28/40(1分)倍速読書12,600字/分・理解度A- ―A高 高1男子―
お母さんのススメで受けたようです。スタート前は、「速読と聞いて、ひたすら本を読むだけで、大変そうだと思っていた」ため「驚いた」ということでしょうか。
「本を読む時間より、トレーニングしている時間の方が長い」が、このプログラムの最大の特長です。
埋蔵しているチカラを引っ張り出すには最良の方法です。中高生5,993人(09冬75含む)に、BTRはずいぶん鍛えられました。
■目の運動から入るところが意外だった。こんな訓練で速く読めるのか……と一瞬疑ったが、実際学校での英語の長文演習では時間にいつも以上に余裕ができていた。読書の重要性を痛感した講座なので、とりあえず親の持っている文庫本読破を目指して読書にどっぷりハマろうと思う。というよりハマらなきゃダメだ、と思った。お腹は空くけどとても充実した時間だったと思うし、家に帰って効果も自分で感じられます。5日間学校みたいで面白かったです。ありがとうございました。〈初速1,090字/分B+〉
「最終5回目の主なスコア」数字ランダム29・30・32 漢数字一行三→451、一→297、九→70 たて一行ユニット47・41 ロジカルテストC9/13・11/12 イメージ記憶11/40(45秒)、28/40(45秒)倍速読書4,900字/分・理解度B ―O高 高1女子―
きのうのS中生と同じくらい、初日早く現れました。やはり前列中央に座ってもらいました。5日間同じ席でした。
以下は、Gさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
①1,090字B+「睡眠の必要性を痛感した」
②3,000字B 「イメージボードが1番しんどいです」
③3,500字A-「頭使い過ぎて鼻血出したい位おもしろい」
④3,500字A-「イメージボードで4連勝したい!」
⑤4,900字B 「4連勝できなくて悔しいです。5日間楽しかったです。ありがとうございました」
1時間も前にきた子には『「睡眠」大事。ちょっとでも取っておいた方がいいですよー』というのですが、みんな本気にしてくれません。Gさんもノートをひろげていました。きのうの芝君は、ギリギリまで寝息を立てていました。
Gさんの最も効果的トレーニングは、イメージボード。理由は「想像力というか、物体の頭の中での再現力が刺激された気がするから」。
Gさんの2日目から始まったイメージボードの結果です。
△△●△ ○○◎◎ ◎◎◎● ◎○◎◎
「1番しんどい」と言っていたのが、どんどんよくなっていくわけですから、「鼻血出したい位に」なっていきます。
「鼻血出したい位におもしろい」と感じる生徒さんだけで、池袋の教室もいっぱいにしたいもの。「おもしろい」といっても、ハッハッハッハッと大笑いするものではありませんが。
ひとつひとつのトレーニングに集中していく気持ちよさを経験してもらうために、講師はことばを生徒さんに尽くしてほしいものです。 真
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