我流でやっていくには限界を感じて

　第47期文演は、先週土曜18人全員がそろい、無事スタートを切ることができました。

　きょう26日土曜が第2回目、パワーアップして進めていきたいものです。

　10月4日からの第48期文演は、7月1日からの募集開始を6月1日に前倒しすることにしました

　文演を考えている方には、受講した方たちのアンケートがもっとも参考になるはずです。どうぞご覧ください。

　以下は、第46期文章演習講座（2008・1・19～3・8）の終了時アンケートです。  

　アンケートの質問は、毎回4つです。 

　Q.1どんな目的で受講しましたか？

　Q.2文演を受講して文章への印象は変わりましたか？

　Q.3宿題の「要約」は、いかがでしたか？

　　　　　　　　「最終回授業前」・「授業後」

　Q.4全体的な感想をお聞かせください。

　今回は、すでにこのブログに登場したことのあるＯさんとＪさんです。


  Ｏさんの文演アンケート

　Q.1どんな目的で受講しましたか？
　A.1　・仕事において社歴を重ねる中で、社内文書の作成に関わる機会が増えてきている。これまでは上司に頼っていて何とか済ませられたが、自分自身で最終判断し、決裁を得なければならない場面で自分の現在の文書作成力に大きな不安を感じているため。
　・これまで書く訓練を学校時代、会社時代に受けていない。我流でやっていくには限界を感じている。

　Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか？
　A.2　読書に対する姿勢が変わり、また着眼点が増えたと思う。
　
　Q.3宿題の「要約」については、いかがでした？
　A.3－1「授業前」　何回も書き直して、気になっている（すっきりしない）箇所を解決するたびに新しい箇所が気になるということの繰り返し。一応納得のいくところまできたけど、たぶんまだまだなのでしょう。

　A.3－2「授業後」  文章には書き手の性格が現れるものだなあと感じた。他の受講生の要約と比べて、私の書いた要約に対しての指摘は、そのとおりだと思う。授業前は逆に、私は他の受講生の要約の方に物足りなさを感じることすらあった。今考えると、私の読み方が窮屈で、文章の膨らみのようなところを理解できないために、枝葉の部分にこだわりやすいということだ。そしてそれが私の文章や考え方に現れていたのかもしれない（仕事でもよく、言われます）。

　Q.4全体的な感想をお聞かせください。
　A.4　授業中、的外れなことも多々言いましたが、これも自分の勉強と思って、恥をしのんで言ってみました。失礼しました。

 　Ｊさんの文演アンケート

　Q.1どんな目的で？
　A.1　速読の延長で、もっと楽しんで本を読むヒントがあると期待して受講しました。思い立った日には45期がすでに締めきられていたので、46期の募集をクビを長くして待っていました。

　Q.2文章への印象は？
　A.2　作家などプロの力を思い知りました。伝えること、表現することの難しさがわかった。文章だけでなく、言葉づかい、考え方、自分自身に対する甘さを恥じた。
　今までなんて無知だったんだろう。うすぼんやりとした読み方を反省した。真剣に文章と向きあうことで、自分がどういう態度をもっていたいのかを考え直すきっかけになった。

　Q.3宿題の「要約」は？
　A.3－1「授業前」最後まで著者と心を重ねることができなかった。何度やり直しても納得のできる要約ができなかった。徹底的に辞書を引いたり、音読を繰り返したり、とにかく工夫を重ねた。それでも自分の読解力を信じきれなかった。

　A.3－2「授業後」力不足でした。要点を拾いきれていない、自分の拙い要約に落胆しました。●●●●●●●ところまではたどりついたのですが、そこから一歩先に踏み込むことができませんでした。体裁にこだわりすぎて、要約ではなく、ただの文章の切り貼りになってしまったと猛省しています。これからは正確に意味をとらえた上で個性を出す、工夫を凝らすことを意識して文章に向き合います。

　Q.4全体的な感想を。
　A.4楽しかったです。これほど知的好奇心が刺戟されるとは思いませんでした。

　 第45期のアンケートでは高校生・大学生だけを多少紹介し、社会人に関してはほとんどコメントのみにしています。

　第46期は、最初に紹介したのが社会人のＩさんとＫさんだったため、つい調子に乗って書いてしまっています。

　Ｏさん（前は「Ａさん」となっています）とＪさんには、過去のブログがあります。
　どうぞ、そちらをご覧ください　　　真

 

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