教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
要約はいくら勉強しても無駄はない、ということがよく分かりました
第53期文演(10/9/25~12/4)アンケートです。
アラサーに入ったMさんは、お仕事しながら大学にも通っているとのことです。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 大学のレポートに四苦八苦しているので、その助けになるかもしれないと考えて受講しました。また1年くらい前に松田さんに「受けたほうがいいですよ。役に立ちますから」と、声を掛けてもらったことがあったのもきっかけです。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 本も活字も好きですが、書くことは苦痛でした。書くことに対して拒否反応が出なくなったことが大きな収穫です。文章を書くときの押さえどころを知っている知らないの差は大きいです。ただし、今はまだ、やっと”良い文章への道”の扉が開いてくれたといったところで、文演の授業で得た知識を存分に発揮するには、まだまだなので、たくさん読んでたくさん書いていくしかない、と思います。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 思った以上に750字は少ないのだと驚きました。最初に松田さんの要約を真似ながら抜き出しをしたのですが、このとき、約2倍の文字数でした。750字の要約に必死になっていた時間は、恐ろしく集中していたと思います。このときの集中力はこれまでに経験してきた中で一番かもしれません。
A.3-2 「授業後」 文章をうまく削れていなかったり圧縮できていないあたりは、欲ばりな性格がまんま出ていると思いました。要約をやっているときは必死だったので気が付かなかったのですが、冷静に全体をみると、つなぎやバランスが悪く、見た目も悪い文章でした。そして読解力がまだまだ足りないと思いました。要約はいくら勉強しても無駄はない、ということがよく分かりました。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 全然読解力がないとか、毎回落ち込むことばかりでしたが、楽しみにしていたこともありました。毎回配られる資料と、松田さんの話です。特に松田さんが、合間にポロッとされる話を聞くのが楽しみでした。聞き逃すのは惜しいくらい大事なことが含まれているので、今日は何が聞けるかなあ、と毎回ワクワクしていました。
最初の説明で発言したくない人は発言しなくていい、尋ねたりもしないので、と聞いて、「聞く」と「考える」に集中したくて、文演では発言はしない、と決めました。もともと瞬時の判断や、思っていることを言葉にすることなどが苦手で、ここに「話す」が加わると、注意散漫になることが目に見えていたからです。とはいえ途中、発言してもいいかな、と思ったこともあるのですが、でも、最初に決めたことは最後まで、と考えてなんとか乗り切りました。
文演では、他の受講生と話したり聞いたりする機会が得られることも良いと思います。馴染みのない話題に触れることができたりして、ついつい狭まりがちな自分の視界が広がる感じです。授業そのものから得られる知識はもちろんですが、文演だけに限らず得られるものがとても多いと思います。
速読に対する姿勢が変わるような刺激も受けるとは思ってもみませんでした。ブログで速読での高スコアが公開されていたりしますが、これまで「へぇ〜すごい人がいるなぁ」程度で思いっきり他人事でした。でも文演でロジカルDが〜とか、イメージ記憶が20秒で〜という会話を生で聞いて、自分の速読への向かい方に疑問を持つことになりました。
テキストの著者のいつでもトピックを、のように、書く(out)には、そもそも材料がないと書けないわけで、読むこと(in)が大事なんだと、そのためのツールとして速読はとても有効なのだと改めて実感しています。ちょっとでも速く読めるようになればいいなぁ〜というようなあいまいな姿勢で速読を受講してきてしまったことが本当に残念です。目標1万字! というような意識があったらスコアの伸びも変わっていたのではと思うからです。
アンケートに『書くことが苦痛で…』と書いていて、思い出したことがあります。すっかり忘れていたのですが、本が大好きだったことから小学生頃、将来作家になりたいと思っていたことありました。当時はノートにいろいろ書いたりしていました。いつから書くことが苦痛になったのか覚えてませんが、書くことが楽しかった頃もあったな、と懐かしい思い出です。
文演は速読を始めた頃から気にはなっていました。どちらかといえば、それいけ! というような勢いでの受講でしたが、もっと早くに受けていたら……もっと良かったのにとも思います。ここで得たことはすべて貴重な財産です。ありがとうございました。
「松田さんが、合間にポロッとされる話を聞くのが楽しみ」が何なのか、さっぱりわかっていません
ふだんの挙措などを見ていて、受けてもらえばきっと喜んでもらえるのではないかとMさんのようなタイプに声をかけます。ちょっと引っ込み思案(内省的、ということです)なひとの背中を押せることが、文演の楽しみのひとつです。
そういえば、第53期生有志10名が、先週日曜に忘年会を開催したようです。
開成、雙葉の高校生2人が、りんごジュースで参加したというほほえましい報告も入っています(2次会は、新宿方面が一緒だった5名でブックファーストというのはさすがです)。
その会に、Mさんが参加していたというのは驚きでした
真
※クリエイト速読スクールHP
« 時間との闘い... | あなたの人生... » |
さて、Mさんの文演アンケートの下から14行目
〈なぁ〜というなあいまいな姿勢で速読を受講〉は
〈なぁ〜というようなあいまいな姿勢で速読を受講〉ではないでしょうか。
Mさんの文演アンケートは、すれっからしの私でも触発されるものでした。文演中はおそらく、耳がダンボの状態だったのでしょうね。
文演アンケートのA.1の1~2行目
「その助けなるかもしれない」は「に」が
抜け落ちてしまってませんか?
いつもすみません。このコメントは
ボツにしてくださいね。
余震、なかなか落ち着きませんね。今夜は
このへんで。おやすみなさい。