教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
記録を出す前の練習の成果
きのうに続き、ユーキャン『新・速読』講座を受講している生徒さんの奮闘ぶりを紹介します。
Wさんは愛知県に住む24歳の男性。
名古屋圏は、経済が活況を呈しているからか、かんたんにギブアップしない向学心の高いひとたちがダントツに多いところです。
岐阜、愛知、静岡という県名は通信教育『新・速読』でよく見かけます。全員が全員(といってもいいほど)熱心に取り組んでいます。
Wさんの初速は、427字/分。600字~700字/分が通教を受講するひとたちの平均ですから、スタート時は遅いといってかまわない読書速度です。
「レッスン45回目のWさんの主な数値」たてサッケイド56 かなランダム35 数字ランダム49 漢数字一行三→1,020、九→870 たて一行108 スピードチェック38(1分)40(59秒)ロジカルテストステップ3 28/30(2分27秒)30/30(2分43秒)イメージ記憶6/40(2分)、12/40(2分) ★進度確認テスト読字数4,500字/分
Wさんの36回目から45回目のコメントと倍速読書
36回 4/21(月) 漢数字一行(2回目)、スピードチェック(英単語)は慣れないこともあり、苦戦した。ロジカルテストは考えに迷いがなくなった。『現代の帝王学』19,600字/分 理解度C(ところどころわかる。ところどころしかわからない)
37回 4/27(日) スピードボードは、目標の2分に近づいてきた(しかも全問正解の状態で)。今日トレーニングをやってみて、夜型よりも昼型の方が集中しやすいと感じた。『「気くばりの人」になれる本』15,600字/分 理解度A(よくわかる)
38回 4/28(月) ロジカル3では、3分以内に30問解けるが、1、2回目よりも30問解くスピードが上がってきた。スピードボードの1回目だが、2分切ろうと意識したせいか間違いが3問あった。『人はなぜ足を引っ張り合うのか』12,600字/分 理解度A-(わかるけど急いで読んでいる)
39回 5/03(土・祝) スピードボードでは(1回目であるが)、初めて2分を切ることができた。『「自分価値」を高める7つの勉強法』11,400字/分 理解度B(大体わかる)
40回 5/04(日・祝) たて一行ユニットは、初めて70~80ブロックを越え、苦手を克服しつつある。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』13,200字/分 理解度A-
41回 5/05(月・祝) たて一行ユニットだが、初めて(1、2回とも)100ブロックを突破した。記録を出す前の練習の成果が出てきた。『人生愉しみの見つけ方』15,000字/分 理解度B
42回 5/09(金) ロジカルテストは、1回目2分10秒までに上昇した。スピードボードは1、2回目ともに2分を切ることができた。『鉄道の全てがわかる事典』16,200字/分 理解度B
43回 5/11(日) 倍速読書トレーニングだが、1~5回目のメトロノームトレーニングでは、「少しでも多くの内容をつかむ」ことができるようになってきた。『鉄道の全てがわかる事典』16,800字/分 理解度B
44回 5/12(月) 今日のロジカルテストは、いつもよりもちょっと調子が悪かった。 『動かないコンピュータ』17,500字/分 理解度B
45回 5/14(木) 倍速読書トレーニングだが、メトロノームトレーニング・普通のトレーニングで、たてサッケイド・よこサッケイドの応用が効いてきた。『理科系の作文技術』15,600字/分 理解度B
通信講座最大の強みは、自主トレだと思います。
今回Wさんを取り上げたのは、コメントのなかに「記録を出す前の練習の成果が出てきた」を見つけたためです。
「記録を出す前の練習」とは、パターンシートを中心にした自主的トレーニングだと思います。
ただなんとなくと回数を消化していくのではなく、自己のギリギリの数値を追い求めてBTRメソッドを繰り返していくと、最初427字/分のひとが内容書きをする進度確認テストで4,500字/分の10倍にまで向上します。
ビジネス書での倍速読書なら、(『「気くばりの人」になれる本』)15,600字/分・理解度Aで36倍速までスピードアップします。
上記36回目~45回目のように、第1回目からのビッシリ書かれたWさんのコメント。
Wさんもすぐに上達しているわけではありません。
プログラムⅠの倍速なしの入門5回を終了し、プログラムⅡの初めての倍速読書『小説伝』では、1,200字/分・理解度Dが記録されています。「最後はわかるように読んでください」と促されても、スピードコントロールが利かず理解度D(全然わからない)にまで落ちています。
「コツを教えてほしい」というようなことを、通教ばかりでなく、教室でも言われることがまだあります。
しかし、彼の大量のコメントを見てもそのようなものはひとつもありません。各トレーニングに対してどのように向かっているか、数字が落ちたときは、どのような対策を練っているかというものばかりです。
「仕事」もしてい、その上でこのような取り組み方を3か月(レッスン0が2月19日)も続けるというのは並大抵のことではなかったはずです
Wさんのようなひとたちにもっともっと出会うために、そしてWさんのようなひとたちを応援するために、ユーキャンにはいまのような正攻法で、もっともっと『新・速読』を広告してほしいものです 真
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どうもでした
前に書いているからいいかと思ってしまいました。
しようがありません。
こちらは地道に3倍速を目指します。
おやすみなさい。