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なおしのお薦め本(43)『うまい!日本語を書く 12の技術』b

   そこで登場するのが「これだけは知ってほしい『文章心得12か条』」です(これは小見出しのタイトルなのですが、この本にぴったりの題名なのではと思いました)。著者はエッセンスをあらかじめ記しています。それは以下のとおりです。

   「一条        短い文を書こう」

   「二条        長い語群は前に出そう」

   「三条        修飾語と被修飾語は近づけよう」

   「四条        係り━受けの照応に注意しよう」

   「五条        読点(、)は打たないようにしよう」

   「六条        段落を大切にしよう」

   「七条        主張には必ず論拠を示そう」

   「八条        具体例や数字を挙げよう」

   「九条        『予告』『まとめ』『箇条書き』などで話の流れをはっきりさせよう」

   「十条        文末を工夫しよう」

   「十一条 平仮名を多くしよう」

   「十二条 文体を統一しよう」

  このすぐあとの文章を読んで思わずニヤニヤしてしまいました。

   「この十二か条を見て『なんだ』と当てがはずれ拍子ぬけした読者もいるかもしれない。しかしながら前にも指摘したように極意とか秘訣とかコツとかはそうしたもので、種明かしされてみれば実に他愛のないものだ。勘どころはその他愛のない技術を使いこなすことにある

  読者の反応を読みきっています。こんな著者に共感を覚えたかたはぜひこの本を手に入れてください。きっと役だつと思います。  なおし



         

               ※クリエイト速読スクールHP

 


      ■小川なおしさん参考記事

       もりぞう爺さんの話(上)

       ※なおしのショートショート「鼓動」

 

       

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
読みたい!! (空猫)
2014-11-10 05:30:49
中学か高校の時に、先生が五条のように「うまい文章は読点を打たなくても読める」と言ったことを後生大事に抱え続けてきたのですが、理由がどうしてもわかりませんでした。

この本を読めばわかるかも! ですね!!
 
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