2022-03-08「必要である部分とそうでない部分を見分ける力」の大学生Mさんについて。
まず、Mさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Mさんの体験レッスンの主なスコア18/8/16」たてサッケイド16 数字ランダム20・12 漢数字一行〇→216、三→86、一91 たて一行ユニット53・49 スピードチェック27・29 ロジカルテストAタイプ29/29(3分)・23/23(3分) イメージ記憶9/40(2分)24/40(2分) 初速1,090字/分・理解度A-
「Mさんの入会時アンケート21/3/26」・「体験感想」だんだんと集中が高まっていくのが分かり、自分のできる限りの力でどれほどのスコアが出せるのか楽しみになっていました。終わった直後には、疲れと同時に達成感も味わうことができました。また、これから通い続けると、どれほど自分の集中の限界があがっていくのかとても気になり、継続していきたいという気持ちが高まりました。・「入会を決めた理由」現在働いているアルバイト先で、いくつものタスクを常時に効率よくこなしていかなければならないことが多く、自分自身のさらなるスキルアップが必要だと痛感しており、こちらの速読スクールに入会したいと思って決めさせていただきました。また、将来、国語科の教師になりたいと考えています。その仕事面において速読、そして文章演習講座が役立つのではと考えたのも理由です。
以下は、Mさんの受講50回目アンケートと、最新スコアです。
「Mさんの受講50回目アンケート22/6/1」
マイナス・たて一行ユニットや、スピードチェックなど、特定の文字を見つけ出してチェックしていくトレーニングでは「ラフに見て、先へ先へ」の感覚が掴めてきてスコアが伸びていく実感はありますが、ロジカルテストやスピードボードで、未だに「考え過ぎてしまう」ことがあります。まずはスピード感に慣れ、そこからスコアが伸びるということを分かっているつもりですが、つい「やっぱりひとつ前の問題は間違えたかもしれない」と、立ち止まって考えてしまいます。
私がこれを改善するべく、最近持ったイメージとして、「初めて新幹線に乗った人」があります。今まで徒歩で移動した経験しかない人にとって、新幹線の車窓から見える、通り過ぎていく景色を「完璧には認知できない」と思います。しかし、認知できるスピードまで落として運行してもらうとしたら、その人は新幹線のトップスピードから見る景色を認知できるレベルへ到達することは、できないままではないでしょうか。認知できないことから、甘んじてスピードを落とすのではなく、あえてそのスピードに必死で慣れようとすることで、段々と目は慣れて理解力も追いついて、ついには「トップスピードで完璧に認知」ができるようになるのでは、と考えました。トレーニング中、立ち止まりそうになってしまったときには、このイメージを思い起こして自分を奮い立たせています。
また、前回のアンケートで頻繁に通いたい、と意気込んでおきながら、かなりまばらにしか通えていないことが今の自分の一番の課題です。時間を上手くやりくりして、どうにか週一以上は通えるようにしていきたいと思います。
プラス・つい最近、所属しているゼミナール内で発表の機会がありました。今学期のテーマ作品である『伊勢物語』の中から一つの章段を取り上げ、その章段について研究します。発表準備は、古活字、いわゆる「くずし字」の状態である本文を、参考書で調べながら現代かな遣いに直し、「翻字」をした後に単語の意味を調べ、自力で現代語訳する、という作業から始まります。去年もゼミナールで同様の発表がありましたが、私は特に翻字の作業がとても苦手でした。百人一首に昔から慣れ親しんでいたわけでもないため、くずし字は未知の言語のように見えて、解読にかなり手こずってしまいます。
しかし、今年になって、急に翻字が得意になったのです。後輩とペアで行う発表でしたが、後輩の担当箇所の翻字まで手伝う余裕が持てるほどでした。なぜなのかと考えたときに、「速読のトレーニングで、イメージ力と記憶力が上がったからかもしれない」と思い至りました。くずし字を記号と捉えて、その特徴からイメージを膨らませて記憶するように心がけるようにしたおかげで、以前よりも楽しく覚えられるようになりました。また、「このくずし字は、現代だとどの仮名になるのか」をいちいち参考書から探し出していると、かなり時間がかかってしまいます。ただ、一度見たくずし字のパターンを覚える記憶力が上がったからなのか、今回は去年ほど頻繁に参考書を開くことはありませんでした。二年目で慣れてきたから、にしては成長速度が速すぎたので、これも速読のトレーニングの成果なのかもしれないと思った出来事でした。
「Mさんの受講50回目の主なスコア22/6/1」たてサッケイド167 数字ランダム172・168 数字BP69-6(2分)・79-2(2分)漢数字一行〇→11,340、三→9,950、九→3,400 たて一行ユニット188・402 スピードチェック40(51秒)・40(56秒)かなひろい62/72(45秒)ロジカルテストDタイプ20/30(2分39秒)・22/30(2分51秒)イメージ記憶16/40(30秒)30/40(30秒) 倍速読書『闇祓』19,600字/分・理解度A※数字BPは、前回のスコアです。
月別受講回数は、4月6回・5月1回・6月4回・7月3回・8月8回・9月8回・10月3回・11月2回・12月2回・2022年1月1回・2月4回・3月4回・4月3回・5月0回・6月1回の計50回です。
入会後、初めての月0回が5月に現れました。
国語の先生を目指しているMさん。
どのように生きていくのかは決まっているようですから、大学院も視野にいれていい気がします。
勉強するなら、もっともっともっと詰めて通うべしです。
ちなみに、Mさんのよき競争相手兼相談相手&伴走者Sさんは、受講135回です(22/6/3)。
ロジカルGタイプ・スピードボードゼータ(8×8)・イメージ記憶15秒/15秒というレベルです。 真
※クリエイト速読スクールHP