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クリエイト速読スクールブログ
ここで自分は成長できるかもしれない
第75期文演(20/10/31~21/1/23)アンケートです。
第1回は、大学院生のKさんです。
2020-06-16「もっと調べたい、知りたい、という思い」のKさんです。
Kさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 一番は、将来役立ちそうだ、という理由からです。私は将来、省庁やシンクタンク等で政策を通じた社会変革に携わりたいという思いがあります。その世界では、まさに言葉や文章の力がものをいうのではないかと考え、その際に通用するような文章力を身に着けたいと思い受講しました。その他にも、松田さんから受講を勧められたという点や、ブログにも文演の記載がたくさんあり、気になっていたというところもあります。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文章のプロや、文章を書くのがうまい人たちは表現一つにここまでこだわっていたのか、ということを知った点が大きな印象の変化です。文章表現に関して、これまでは才能やセンスのようなものだけで考えていました。しかし、そこにははっきりとした技術の側面もあり、読み手に分かりやすく伝えるという視点の重要性を意識させられました。
自分が書いた文章を読んだ際に、問題ないな、と思っていても、その文章を自分以外の誰かが読んだ際に自分と同じように理解できるかは分かりません。発言をする際は、相手に理解してもらえるかという点をこれまでも考えていたはずなのに、自分の文章の世界にはこれまで、相手にも理解できる表現か、という視点はそこまで意識できていませんでした。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」 初めて要約の課題文を読んだ時には、要約に長い時間をかけることになるとは思っていませんでした。最初の提出の際、自分の中ではうまく要約できたつもりで提出しても、結果はまだまだという評価で、何度も読み返して再考を余儀なくされました。比較的短い文章の中で、一度自分ができたと思ったものを変えていくとことは難しく、何度も読んでは考え、ということの繰り返しでした。また、文演の授業中に要約のヒントがしばしば出てくるので、そのような新しいヒントを得るたび、帰ってすぐに自分の要約を見返し改善を試みていました。最終提出の前の時期には、要約にここまで悩まされるとは思っていなかった、と感じていました。
実は、これまで大学受験等で行っていた自身の要約の経験をお話しすると、内容を大きく外してはいないが模範解答には足りていない、という状況がよくありました。なぜ満点の要約にならないのか、ということを思ってはいたのですが、具体的にどうすれば改善できるのかはよく分からないまま、問題との相性のようなものにその原因を帰していました。そのような背景もあり、課題提出後に松田さんから「まだ60点」と講評された時に、悔しさと、正直どう改善方法が分からないという思いと同時に、ここで自分は成長できるかもしれない、という思いを強く抱いていました。
A.3-2「授業後」最終日に自分の要約で指摘された点について、恥ずかしながら自分で読み返しているうちは、何度読んでもその点に気づいていませんでした。ご指摘いただいた点は、どのような種類の文章を書く場合にも登場する非常に基礎的な表現であったので、今後文章を書く際に、毎度意識することとなると思います。
また、受講生のみなさんの要約を見て考えることも、とても面白かったです。全体の大まかな構成は似ているものの、細部の表現や微妙な差異が、その人自身の考えを如実に表しているようでした。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 文章の表現や書き方というものを、ここまで注意深く考えた経験は初めてでした。思うに、私たちは生活する上で、勉強する上で、仕事をする上で、文章というものを必ず用いると思います。しかし、特定の内容の勉強や仕事の方法は学んでも、その全てに関わる文章の基礎的な事柄について、時間をかけて学んだことはほとんどなかったと思います。
正直なところ、講座後半の、随筆や小説の表現に関する点は、理解することはできても、自分の中に完全に吸収しきれていない点もありました。しかし、今後様々な文章を読む際に、表現一つに対しても意味を考えることや、自分が文章を書く際に意識することが確実に増えたと思います。
また、現在大学院生で、レポートをたくさん書かなければならないのですが、その際に文演で学んだことがダイレクトに活きてくると思います。特に、最終日に指摘された点は、文章を書くと必ず出てくる表現でしたので、指摘をいただけて本当にありがたかったです。
また、講座受講生のみなさんと、もっとお話ししてみたいという思いでいます。コロナ禍ということもあり、講座終了後に懇親会をするということはできませんでしたが、メーリスの作成等を通じて、共に学んだ優秀なみなさんとまた勉強していきたいと思っています。
文演最終回では、そのひとの癖のようなものを指摘していきます。できたら、本人が気づいていない悪い癖を。
今回は、Kさんが何回も書き直した分、いちばん得してくれたのかもしれません。
ただ、Kさんばかりでなく、Kさん問題を全員で共有できるのが文演のよいところ。
第75期は15人でしたから、15人の「細部の表現や微妙な差異」を指摘していくことによって、一気に表現の幅が拡がるというプログラムになっています。そのために、前の6回で理解の共通基盤をつくっていきます。
Kさんは速読トレも相当なレベルにいっています。
文演も受けたことで「省庁やシンクタンク等で政策を通じた社会変革に携わ」れるようになるはずです(相当な実績あるんですよ)。
入会して間もない生徒さんは、過去に遡ってKさんを追いかけてほしいです
きょうから、第76期文演の申し込みがスタートしました。
3/27(土)~の文演を受講希望の方は受付で申込書に記入し、受講料をお支払いください 真
※クリエイト速読スクールHP
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