中国の暴走が止まらない。
米中経済戦争、領土問題、人権侵害、一国二制度、民族問題、格差社会、台湾問題等。
経済大国への覇権。
南沙諸島では人工島を造成、尖閣諸島では頻繁に国境の越境を繰り返す、インド国境地帯での紛争。
新疆ウイグル自治区では強制労働。
香港では民主活動家の拘束、民主主義への弾圧。
社会主義国家なのに格差社会の拡大。
内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、広西チワン自治区、寧夏フイ族自治区、チベット自治区など
少数民族の民族区域自治を保障するためにの自治区での政治支配。
台湾統一(進攻)。
中国の台頭が政治、経済、環境と影響を及ぼしている。
台湾は中国に支配下にないのに「ひとつの中国」という政策を実施している。
そもそも、中国と国交を回復するときに「ひとつの中国」を受け入れた点が間違いである。
それまでは台湾と政治、経済等の交流が強かった。
中国の援助により、発展途上国へのインフラ整備で中国マネーが使われ、その影響で台湾との国交を断絶している国も多い。
中国製の新型コロナワクチンの無償提供された国々も中国寄りの政策を行う。
マカオ、香港の一国二制度の崩壊、中国へ帰属が強くなっている。
中国の台湾侵攻を匂わせる軍事行動(演習)は米国への牽制となっている。
逆に米国の台湾接近も中国への牽制を表している。
「ひとつの中国」政策の堅持は旧ソビエト連邦の失敗から学んでいる。
旧ソビエト連邦は米国の州同様、ある程度の独立性を認めていた。
社会主義経済から資本主義経済へ移行した時、旧ソビエト連邦は崩壊し独立国となった。
中国も社会主義経済を維持しながら...生産目標を達成したらそれ以上生産したものを自由に販売できる仕組みにした。
自由産業は国営企業の力が絶大だが...基本的には市場経済と同じ状況である。
そして、社会主義国家なのに...貧富の差が生まれている。
台湾の独立を認めてしまうと、追随する自治区が現れることを恐れている。
各自治区は鉱山資源が豊富であり、十分国を維持することが可能である。
また、中国は多民族国家で56の民族がいる。
(当然、民族間の争いもある)
台湾独立阻止と台湾の経済発展は中国に取って大問題である。
一党独裁、長期政権では...必ず、弊害が出てくる。
北朝鮮のように洗脳教育をし続けなければ...政府は持たない。
中国の台湾へ軍事侵攻での統一は仮想で現実的である。
その時の日本の対応が重要となってきている。
台湾有事は想定内にしておかなければならない。