カウント→たか丸へのローテク模索譚

たか丸へのメールを元に
主にロートル(古い)PC、ロースペックのPC関連の話題。たまに雑談。

PC486PにFreeBSD2.2.1

2000-05-12 05:25:41 | PC関連
1993年の夏に買ったエプソン国民機、旧98(NECのPC9801、PC9821シリーズ)の互換機のシリーズのうちの一つ、
PC486Pの話です。

この機そのものには動作不良とかなく、現在(西暦2K)では実用的ではない方向で使っていたりします。

初期状態では

CPUがi486SXの25MHz、
RAMが1.6MB

と、標準ではHDDなどなく、フロッピーディスクドライブでDOSを起動して追加います。
DOS用のソフトを使うには困らないのですが、Windows95を使うつもりで、
DX4のODPを載っけたり、RAMもMAXの14.6MBにしました。

PC486PではWindows95を使わなくなり、オーバースペックなのですが、
FM音源が内蔵なのでゲーム機にしていました。

外付けHDDは200MB~2GBのがいくつかあったので、ゲームだけ入れておくのはもったいないと思って、
古くから旧98に対応していたUNIXライクなフリーのOS、FreeBSDでPC486Pをファイルサーバーなどの
ネットワーク用にしてみようと試行錯誤してみた。


PにはCバス(旧98では標準的な拡張スロット)が2つあるのですが、
HDDやCD-ROMドライブは内蔵していないし、
IDEのコネクタなんかありゃしねえ。
そのため、必然的にSCSIボードを使うことになり、残りは1スロット、

ネットワーク機にする、ってぐらいだから、
LAN(10BASE-T)と高速なシリアルポートが欲しい感じ。
旧98ではシリアルポートって9600bpsがMAXなので、高速化は厳しいのです。

幸い、SCSIボードとLAN(10BASE-T)をCバス1スロットにするのがIODATAから出ていたので、
それを使ってハード的には準備できましたとさ。

次にソフト、
FreeBSD2.2.1のインストールCDがあったのでそれを使ってみました。
FreeBSDの導入本を見ながらインストールして、Windows95機からLANで接続して、
ブラウザからPCのIPアドレスを入れてみたら、デフォルト画面がちゃんと表示されたので、

ひとまず成功。

思ったよりスムーズだった。

で、更に余った外付けHDDをPCに繋いでファイルサーバにすることが出来ましたとさ。

しかも、Pは省スペースPCって事で、サイズも普通のデスクトップに比べて省スペースです。
PCをネットワーク経由で制御するとPC用にCRTを用意する必要もないし、
おまけにPC本体に電源用ACの出力(コンセント)が2口あってHDD2基までなら別途電源の確保をする必要もないし、
ちょっといい感じです。

ここまでできるなら、古いパワーブックを端末にしてマルチウィンドウで使えれば、
Windows95でなくてもPC486PをGUI環境で操作できるんじゃないかな。

とか夢は広がる。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出かける先に連れていく端末 | トップ | PC386NWR2で通信 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
補足 (補足)
2024-02-11 21:04:23
今更だけれど
本文に「IDEのコネクタなんかありゃしねえ」って書いてしまったが、
そういえば、フロントからオプションのHDDのカートリッジを差し込めるようになっていたから
そこがIDEだったかもしれない。
ノート用と兼用できていたようだし。
返信する

コメントを投稿

PC関連」カテゴリの最新記事