1993年の夏に買ったエプソン国民機、旧98(NECのPC9801、PC9821シリーズ)の互換機のシリーズのうちの一つ、
PC486Pの話です。
この機そのものには動作不良とかなく、現在(西暦2K)では実用的ではない方向で使っていたりします。
初期状態では
CPUがi486SXの25MHz、
RAMが1.6MB
と、標準ではHDDなどなく、フロッピーディスクドライブでDOSを起動して追加います。
DOS用のソフトを使うには困らないのですが、Windows95を使うつもりで、
DX4のODPを載っけたり、RAMもMAXの14.6MBにしました。
PC486PではWindows95を使わなくなり、オーバースペックなのですが、
FM音源が内蔵なのでゲーム機にしていました。
外付けHDDは200MB~2GBのがいくつかあったので、ゲームだけ入れておくのはもったいないと思って、
古くから旧98に対応していたUNIXライクなフリーのOS、FreeBSDでPC486Pをファイルサーバーなどの
ネットワーク用にしてみようと試行錯誤してみた。
PにはCバス(旧98では標準的な拡張スロット)が2つあるのですが、
HDDやCD-ROMドライブは内蔵していないし、
IDEのコネクタなんかありゃしねえ。
そのため、必然的にSCSIボードを使うことになり、残りは1スロット、
ネットワーク機にする、ってぐらいだから、
LAN(10BASE-T)と高速なシリアルポートが欲しい感じ。
旧98ではシリアルポートって9600bpsがMAXなので、高速化は厳しいのです。
幸い、SCSIボードとLAN(10BASE-T)をCバス1スロットにするのがIODATAから出ていたので、
それを使ってハード的には準備できましたとさ。
次にソフト、
FreeBSD2.2.1のインストールCDがあったのでそれを使ってみました。
FreeBSDの導入本を見ながらインストールして、Windows95機からLANで接続して、
ブラウザからPCのIPアドレスを入れてみたら、デフォルト画面がちゃんと表示されたので、
ひとまず成功。
思ったよりスムーズだった。
で、更に余った外付けHDDをPCに繋いでファイルサーバにすることが出来ましたとさ。
しかも、Pは省スペースPCって事で、サイズも普通のデスクトップに比べて省スペースです。
PCをネットワーク経由で制御するとPC用にCRTを用意する必要もないし、
おまけにPC本体に電源用ACの出力(コンセント)が2口あってHDD2基までなら別途電源の確保をする必要もないし、
ちょっといい感じです。
ここまでできるなら、古いパワーブックを端末にしてマルチウィンドウで使えれば、
Windows95でなくてもPC486PをGUI環境で操作できるんじゃないかな。
とか夢は広がる。
PC486Pの話です。
この機そのものには動作不良とかなく、現在(西暦2K)では実用的ではない方向で使っていたりします。
初期状態では
CPUがi486SXの25MHz、
RAMが1.6MB
と、標準ではHDDなどなく、フロッピーディスクドライブでDOSを起動して追加います。
DOS用のソフトを使うには困らないのですが、Windows95を使うつもりで、
DX4のODPを載っけたり、RAMもMAXの14.6MBにしました。
PC486PではWindows95を使わなくなり、オーバースペックなのですが、
FM音源が内蔵なのでゲーム機にしていました。
外付けHDDは200MB~2GBのがいくつかあったので、ゲームだけ入れておくのはもったいないと思って、
古くから旧98に対応していたUNIXライクなフリーのOS、FreeBSDでPC486Pをファイルサーバーなどの
ネットワーク用にしてみようと試行錯誤してみた。
PにはCバス(旧98では標準的な拡張スロット)が2つあるのですが、
HDDやCD-ROMドライブは内蔵していないし、
IDEのコネクタなんかありゃしねえ。
そのため、必然的にSCSIボードを使うことになり、残りは1スロット、
ネットワーク機にする、ってぐらいだから、
LAN(10BASE-T)と高速なシリアルポートが欲しい感じ。
旧98ではシリアルポートって9600bpsがMAXなので、高速化は厳しいのです。
幸い、SCSIボードとLAN(10BASE-T)をCバス1スロットにするのがIODATAから出ていたので、
それを使ってハード的には準備できましたとさ。
次にソフト、
FreeBSD2.2.1のインストールCDがあったのでそれを使ってみました。
FreeBSDの導入本を見ながらインストールして、Windows95機からLANで接続して、
ブラウザからPCのIPアドレスを入れてみたら、デフォルト画面がちゃんと表示されたので、
ひとまず成功。
思ったよりスムーズだった。
で、更に余った外付けHDDをPCに繋いでファイルサーバにすることが出来ましたとさ。
しかも、Pは省スペースPCって事で、サイズも普通のデスクトップに比べて省スペースです。
PCをネットワーク経由で制御するとPC用にCRTを用意する必要もないし、
おまけにPC本体に電源用ACの出力(コンセント)が2口あってHDD2基までなら別途電源の確保をする必要もないし、
ちょっといい感じです。
ここまでできるなら、古いパワーブックを端末にしてマルチウィンドウで使えれば、
Windows95でなくてもPC486PをGUI環境で操作できるんじゃないかな。
とか夢は広がる。
本文に「IDEのコネクタなんかありゃしねえ」って書いてしまったが、
そういえば、フロントからオプションのHDDのカートリッジを差し込めるようになっていたから
そこがIDEだったかもしれない。
ノート用と兼用できていたようだし。