高樹のぶ子著のショパンに関する新著『ショパン奇蹟の一瞬 』が出版されたようです。書名は何を示唆しているのでしょうか。印象的なタイトルです。CDが登載されており、ショパンの曲が中心となって編纂されているようです。
高樹のぶ子は日経新聞に小説『甘苦上海』を好評連載していましたが、画家の佐藤泰生が『甘苦上海』の挿絵に突然サンドの肖像画を登場させていたことがあり、驚いたことがありました。小説の原画展が開催されたそうですが、サンドの肖像画もあったことでしょう。逃してしまい、残念でした。
「佐藤泰生原画展」
会期:2010年1月20日(水)~1月26日(火)
会場:日本橋三越本店本館6階美術特選画廊
営業時間午前10時から午後7時
(最終日は午後4時閉場)
ギャラリートーク 1月24日(日)午後2時~
高樹 のぶ子 (著) 『ショパン奇蹟の一瞬 』
単行本(ソフトカバー)
出版社: PHP研究所 (2010/4/23)
ISBN-10: 4569777821
ISBN-13: 978-4569777825
発売日: 2010/4/23 ¥ 1,365
内容紹介
ショパンは創作における絶頂期(1838~47年)をジョルジュ・サンドとともに過ごした。
マヨルカ島、ノアン、そしてパリ。これらの地に、高樹のぶ子みずから足を運び、名曲が生まれた瞬間を小説家の創造力で見事に捉えた珠玉の書き下ろし、全9章。
サンドとの恋愛を通した究極のショパン名曲案内。美しいカラー写真は、著者とIkuo Yamashitaによるもの。
文章と写真と付録のCDから聞こえてくる名旋律から、「ショパンの宇宙」が重層的に立ち上がる。
○付録のCDにはアシュケナージ、アルゲリッチによる最上の演奏を全15曲76分収録。
○「ショパンをめぐる人々」と題する解説(文・室田尚子)において、ショパンが愛した人たちと彼らに捧げられた名曲を紹介。 これらの楽曲もCDに収録。
○ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010(テーマは「ショパンの宇宙」)の公式ブック。
『ショパン奇蹟の一瞬 』
聴きながら読むジョルジュ・サンドとの愛