シモーヌ・ド・ボーヴォワールへの現代日本のまなざし

日時：12月10日　17時ー20時　　10 decembre 5pm-8pm (heure Japon)

オンライン、要事前登録　　 Zoom Webinaire Inscription:　
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使用言語：日本語、フランス語　同時通訳付き Avec traduction simultanee　

プログラム

シモーヌ・ド・ボーヴォワールへの現代日本のまなざし

＜第１部：5時＞
司会　羽田　正
挨拶
１．羽田　正（東京カレッジ長）
２．Chloe Becqueriaux（フランス大使館）

５時５分　挨拶と短い報告　林　香里（東京大学理事・副学長）

＜第２場：５時15分＞
司会　吉川佳英子（日仏女性研究学会）

本シンポジウムの趣旨

５時20分　基調講演

シルヴィ・ル・ボン・ド・ボーヴォワール
Sylvie le Bon de Beauvoir, Les Inseparables et l’oeuvres de Simon de Beauvoir『離れがたき二人』とシモーヌ・ド・ボーヴォワールの作品

第１部：ボーヴォワールとその著作（５時45分～６時45分）

５時45分　中村彩（日仏女性研究学会）
　≪ L’histoire de Zaza et l’emancipation des femmes. Autour des inseparables et quelques autres textes de Simone de Beauvoir 

（Zazaの物語と女性解放。『離れがたき二人』とシモーヌ・ド・ボーヴォワールのいくつかの作品をめぐって）≫

６時　井上たか子（日仏女性研究学会）
「人はフェミニストとして生まれるのではない。そうなるのだ。『娘時代－ある女の回想』『第二の性』『モスクワの誤解』をめぐって」

６時15分～45分　質疑と意見交換

休憩（６時45分から10分間）

第２部：ボーヴォワールと現代社会（６時55分～７時50分）

６時55分　赤藤詩織　　自らの知と人生におけるSimone de Beauvoirの影響、その現代的意義

７時10分　松尾亜紀子　フェミニスト運動推進のための書籍の役割と活用

７時20分～50分　質疑と意見交換

閉会　吉川佳英子（日仏女性研究学会）

ーーー

趣旨

シモーヌ・ド・ボーヴォワールの作品の著作権承継人であり哲学者のシルヴィ・ル・ボン・ド・ボーヴォワール氏がバーチャル出演してくださり、ボーヴォワールの未刊小説『離れ難き二人』についてお話くださいます。この作品は、女性たちに自由と考えることを認めず彼女たちを良妻賢母の役割に閉じ込めようとする世界に「反旗を翻す」2人の育ちの良い少女が、性と知について学び成長していく姿を描いた自伝的小説です。

日本の皆様にボーヴォワールを再認識し再発見していただくよい機会となることを願い、今日のフェミニストの闘いがよりどころとしている現代フェミニズムの創始者であるボーヴォワールその人と代表的作品についてもご紹介します。

　　　　　プログラム

第一部　ボーヴォワールとその著作

第二部　ボーヴォワールと現代社会

第三部　ラウンドテーブル：総合討論

講師プロフィール

登壇者

シルヴィ・ル・ボン・ド・ボーヴォワール

中村　彩（リヨン第2大学文学部博士課程/日仏女性研究学会）

井上　たか子（獨協大学名誉教授/日仏女性研究学会）

赤藤　詩織（東京大学東京カレッジ特任助教）

林　香里（東京大学理事・副学長）

松尾　亜紀子（エトセトラブックス代表・編集者）

司会

吉川　佳英子（愛知工業大学教授、日仏女性研究学会）

主催
　東京大学国際高等研究所東京カレッジ
　在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本　　
　日仏会館/フランス国立日本研究所、日仏女性研究学会
助成協力
　アンスティチュ・フランセパリ本部 Institut Francais Paris
協力
　株式会社早川書房. Hayakawa Shobo
　エルヌ社 Editions de L'Herne

https://sites.google.com/view/sfjefemmes/

日仏女性研究学会

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