生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

生涯をかけて求めるものの内容が明るさを決める!

2011年08月10日 | 第10章:どうして心を癒すか
お金の追求は楽しいものでしょうが私の友人にお金の追求が異常な程、熱心な人がいましたが案外暗い人生を送りました。一概には言えませんが私の知る限り「自分の為」が原則ですがそれプラス人の為、日本の為、世界の平和の為という意識がある人の場合のほうが明るい人が多かったような気がします。生涯をかけて追求するものが趣味であれ仕事であれ、その内容が自分にとって明るい爽やかなものか、何となく偽善的で不自然なものか、時々内容を点検する必要があるようです。今日なすべきことを粛々としている中で訪れるチャンスを自然な形で受け止めた仕事が私の場合は成功しています。ぎしぎしと無理をして獲得したものは案外、早々に崩壊したり何となく実らなかったりしているのですが、これは何故でしょう?:。
:<暗いタイプ、明るいタイプ:407-5>:

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「大聖堂」と「新平家物語」からの比較文化論

2011年08月09日 | 第10章:どうして心を癒すか
ギリシャ神話、日本神話、ケルト神話、エジプト神話、それぞれ優れた神話を所有する民族は、何をもつて明るいと解釈するか、何をもつて暗いと解釈するか、微妙な領域があります。少々血なまぐさいのですがイギリスの現在のエリザベス王朝を創設したドラマ「大聖堂」が再放送されますがこの映画を見るとイギリス人のアイデンティティーが何となく理解されますし、吉川英治さんの新平家物語を読むと日本人のアイデンティティーが理解出来ます。優れた文学、芸術をしっとりと読むと自分の血の中に流れている独得の考え方,感じ方、行動の仕方がわかります。この傾向を意識化しておくと、それは病理ではなくてその民族独自の個性の美であることも理解されてきます。「海外の美意識や明るい暗いの意識」も勉強する必要がありますが日本人独得の解釈がありますので、堂々とそれを意識して世界で生き抜いて欲しいいものです。なにが基準かは民族で違いますので、明るい暗いの解釈の際は日本人独得のものがありますので注意が必要です。例えば、甘えの構造、もののあわれ、
汚れと禊、恥の文化、幽玄の美、その領域での暗い、明るい、の解釈をあまり心理学的に解釈して、あの人は暗いなどと言うのは問題があります。:<暗いタイプ、明るいタイプ:407-4>:

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何故「暗いタイプ「」が良くないのか?

2011年08月08日 | 第10章:どうして心を癒すか
その理由は「暗い」とものが見えないからです。見えた上で取捨選択するのは人間の自由なのですが一旦、見た上で、それをどう扱うか、処理するかを決めたほうが、人間は幸せになっていきます。何も見ないで、或いは何も聞かないで思索をするのはよくありません。明るいといろいろなものが見えます。理由はそれだけのことです。また「見える」と類似した概念が「信じる力」ですが猜疑心の強い人は色々のものが見えないとも言われています。見たり聞いたりした上で対応するのと、そうでないのとでは人生の幸福度が相当違ってきます。心を明るくする努力は必要なので身辺に生起する森羅万象の解釈を努力して自分が明るくなり元気になり希望が生まれてくるような解釈をしてみましょう。:<暗いタイプ、明るいタイプ:407-3>:

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暗い日曜日

2011年08月07日 | 第10章:どうして心を癒すか
私が若い頃、暗い日曜日、というシャンソンが流行していました。さて、もし生育史の思い出の中に自分にとっての暗い日々の思い出が無いとすると、どんな現象がおきるでしょうか?多分、感謝とか満足する心が生まれてこないでしょう。この感謝と満足する心<専門用語で第一領域という>が無いと健康な心が破壊されていきます。表と裏、男と女、光と影、という二面性は人の成長に重要な要素となつています。暗いと感じる原因は日々のストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、欝、錯乱の5つ)なので、仮にストレスを感じた場合、どうしても解釈の方法を専門家と相談しつつ、何とか解釈の仕方を臨床心理学の理論にかなった健全な方法で対応していきたいものです。身体症状に出ない解釈の仕方、方法は、沢山存在しています。コップに水が半分の場合、まだ水があるなあ、と元気に困難を克服していく人、もう無いとダメだと断念してしまう人、この考え方を変えると現実の世界、現実の受け止め方が変わり世界も変わります。::<暗いタイプ、明るいタイプ:407-2>:

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暗いタイプと明るいタイプ

2011年08月06日 | 第10章:どうして心を癒すか
自分は明るいタイプ、暗いタイプ、どちらのタイプだろう、と自問自答した場合、殆ど誰でも自然と明るいタイプだと答えているようです。誰が見ても暗いタイプの人がいますが、その人でも自分は明るいタイプだ、と答えるのが今までの私の経験です。暗くてどこが悪いかと言われた事がたまにありますが、その答えは少数派です。この問題について暫く思索していきます。人生には暗い時期が必要なのですがその辺りの思索方法をきちんと整理しておきましょう。
:<暗いタイプ、明るいタイプ:407-1>:

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微笑みの神秘

2011年08月05日 | 第10章:どうして心を癒すか
笑う門には福きたる、と云う諺がありますが、もっと凄いものがあります。電車でふと肩がぶつかった時、このやろう、という場合と、あ、失礼しましたとニコッと微笑んで生活する違いです。この微笑みは常日頃、意識していないと本人は微笑んだつもりでも顔がひきったりした経験が沢山あります。イギリスでの教育は案外、この微笑みが大半のようでした。訓練していく必要があるのですが、最初は偽善的だなあ、とも思えて嫌な感じでしたが、だんだん修行していく内に、心から相手を尊重した微笑みが出来るようになります。人間、機嫌が悪い時でも、この修行をしていくと、人生が良い方向に展開していきます。最初は利害打算もしょうがありませんが、段々と訓練していく内に、人間らしい自然で暖かい微笑みが出来るようになります。この微笑みが日々の生活で一番大きな愛かもしれません。::<感謝のありよう:406-5>:

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周囲の人々の愛に感謝しよう!

2011年08月04日 | 第10章:どうして心を癒すか
理想が高いとか夢が沢山有りすぎて日々不満な場合は益々物事が上手くいかないのは何故だろう、と考えたことがあります。20代の頃はどちらかというとそんな日々でした。年代によってこの不満の心のほうが大きいのは当然のことのようですが、この不満感は成長の為に必要なのかもしれません。しかし、おなじ10-20代の人でも感謝の心を忘れていない人に会うと何となく可愛らしく、よしこの若者のために頑張ろうか、と思います。不満感でいる人とはあまり付き合いたくないし感謝心のある人とは自然に交流を深めたくなります。<有難うという言葉を言わない人とは付き合うな>とは世界共通の知恵ですが、これには深い意味があるようです。人は好んで生まれてきたわけではないのですが、生まれてきた以上、一人で生き抜く必要があります。一人で生きようとする切なさ、苦しさ、哀しさ、寂しさを想うと小さな親切にも感謝の心が生まれてきます。<私は私>として堂々と生きていく場合でも周囲の人々の愛のおかげで<私は私>が成り立つわけですので折に触れて周囲の人々の愛に感謝したいものです。:<感謝のありよう:406-4>:

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大河ドラマ「江」の生き方と生き甲斐の心理学

2011年08月03日 | 第10章:どうして心を癒すか
NHK大河ドラマを軽く見る人がいるようですが、それはそれとして私は大好きです。歴史の解釈、人物の解釈は難しいとは思いますがお江さんの描き方はとても面白いと思います。過酷な人生ですが、明るく生き抜こうと考えているようですし翻弄されているにも拘わらず何とか自分の意思をそこに当てはめて、自分の意思と責任において行動しようとする逞しい人間性を感じます。三番目の結婚ですが沢山の子供を生み千姫をはじめ和子などは天皇に嫁ぎその子供は女帝にまでなります。過酷な人生を逞しく生き抜いていくお江さんは生き甲斐の心理学の標本のような人物です。いつも心の平安感を求めていて53才で死ぬのが残念です。:<感謝のありよう:406-3>:

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専門用語の「第一領域」を意識化すると楽しい人生が開けるかも!

2011年08月02日 | 第10章:どうして心を癒すか
生き甲斐の心理学では、心を安定させる為にも真実に近づいていく為にも専門用語で<第一領域:感謝、満足している心の領域のことをいいます>と定義している領域について説明いたします。ストレスは生育史上の理想と現実のギャップを言いますが中には理想と現実が重なり思い通りにいつている事例とか解釈いかんでは、ギャップの領域には入らずに逆に満足・感謝の領域に入る事例も沢山あります。テキストの131ページの円が重なっている領域のことです。この満足・感謝の心を忘れている人が沢山いますので相談活動の中では意識的にタイミングを見計らってこの思い出を意識化させると案外早く元気になることがあります。自分の人生はついていないことばかりだ、と不満に思う傾向の人が案外いますので、折角の幸福への機会を掴めない苦労が多いようです。この第一領域の事例を生育史の中から5-10個くらい意識化しておくとこれからの人生計画樹立の際に大変役立ちます。明るく楽しい思い出は人生の宝です。:<感謝のありよう:406-2>:

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「感謝のありよう」で人生が決まる、とはどんな意味なんだろう?

2011年08月01日 | 第10章:どうして心を癒すか
イギリスにいても、中国、南米、日本、どこに出かけても人々は「感謝」して生きている人も入れば不満を連続爆発しながら生きている人もいました。感謝している人を分類すると、神仏に対して、自分の周囲の人に対して、道端のマリア様の像に対して、近所の神社仏閣に、いろいろです。シカゴの大学の研究室にいたとき教授が有名な某刑務所へ研究生を案内してくれました。過去の有名な死刑囚の話を聞きました。数百人を殺し絞首台に向かう某囚人の言葉は強烈でした<俺は悪人を沢山殺してあげたのに何故、死刑なんだ>という言葉です。またイギリスでは中世紀、貧民街で生涯を捧げた修道士が自分の人生は何と感謝に満ちた人生だったろう、と神様に感謝しつつ息を引き取る話、このように何に対して感謝していくか、は悔いのない人生を思索するときの重要な課題のようです。
:<感謝のありよう:406-1>:

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ストレスの分析から人生の方向が分かる!

2011年07月31日 | 第10章:どうして心を癒すか
一番嫌われているのがストレスですが実はそのストレスを構成している諸要素を上手に分析すると実に素晴らしい自分の人生方向がわかります。自分の生育史から無意識、意識を問わず生まれてくるのが理想(こうありたい、こうあれねばならないの世界)ですが、その理想と現実のギャップがストレスなのです。この基本構造を明確に意識化しておかないと分析が出来ません。幾つかのストレスを正直に記録し、そのギャップを書き出すと自分の理想の世界がわかります。また現実という解釈もノートに書き出すと、その解釈に問題があることが分かる場合もあります。ある人はギャップを沢山書き出して思索している内に、その理想が現実吟味力の欠落が原因と分かりましたし、現実の解釈がまたまた病的な程、悲観的な事もわかりました。悔いのない人生像が明確でないと、判断すら出来ないこともわかりました。こうして分析していく内に、どんどん人生の方向が絞り込まれ整合性のある自己実現への道を歩み出します。:<3Vの法則:405-5>:

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「生き甲斐」があると<悩みは半減>する!

2011年07月30日 | 第10章:どうして心を癒すか
身体に器質障害はなく心因性の障害の場合は心構え、考え方、体験の解釈を変えること、つまり心の中を整理していくと案外簡単に不安神経症等の心の病はすぐ治る事例が多いようです。何かに興味が生まれその実現に深い意欲が湧くと大きな悩みが信じられないくらい簡単に解決してしまうことがあるのです。燃えるような願望が人を激変してしまいます。古来から人は考えた通りの人間になる、とも言われているように激しい願いは人に大きな生き甲斐を与えます。生き甲斐の無い人生をいきいきとさせる妙薬は何といっても生きる意味を意識化することですが、なかなかその意味を把握出来ない場合は先ずはとりあえず<生きる意味>を探求する事が自分の生き甲斐だ、と信じることでしょう。それだけでも結果は相当違ってきます。選択肢を選択する基準は<好き嫌い>を理性や倫理道徳を超えて優先させないと悔いを残す人生を歩んでしまいます。<3Vの法則:405-4>:

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「メールしてみる」楽しみ

2011年07月29日 | 第10章:どうして心を癒すか
最近は手紙や電話ははやりません。友達とは殆どメールです。先輩や仕事先にもメールが主となりました。このメールする、という行為は「行動する」範疇で、人生ではとても重要な営みです。最初はイメージする、そして言葉にしてみる、そして行動する、この3原則を3Vの法則とよんで心理療法では非常に重要な治療の一つです。ストレスが異常に蓄積している患者さんはこの3つがスムーズに出来ません。ですからこの3つのいとなみをする前に不安神経症を治したり、心の奥深くに潜在している重たい悩みを解消させたりした後、初めて人生をいきいきさせる為の夢・理想をこの3Vの法則を活用しつつ生き甲斐を感じさせていきます。<3Vの法則:405-3>:

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「言葉にする」楽しみ

2011年07月28日 | 第10章:どうして心を癒すか
イメージだけですと、とかく不正確になりそうです。言葉にしてみる、という意識は案外面倒くさいので、人はあまい努力しません。なかには酷い人がいて友達にあー、あれ、あれ、これ、これ、と言うだけで中々、言葉にしないので友達はいらいらして、嫌いなの、好きなの、怖いの、などと代弁してくれるので益々、この傾向が強くなります。面倒なので友達が激減していくわけです。それに比べて自分の言いたいことを実に的確に分かりやすく語る友達がいます。その友達と会話するともやもやしているカオスの世界がどんどんと明確になり実に気持ちが良くなります。頭脳明晰な友達を持った人は幸せです。言葉にするとどんどんとチャンスが訪れてきます。正直な気持ち、感情、本音を綺麗に表現する人は良い友達に恵まれます。<3Vの法則:405-2>:

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「イメージを膨らませる」楽しみ

2011年07月27日 | 第10章:どうして心を癒すか
忙しい人々の心を滅ぼしていく諸原因の一つに古典を読みながらイメージを膨らませる喜びが無い人々、逆にいえば古典を読むと何故か心が膨らみ豊かになる、という人間の本質について暫く思索していきます。お金もなく時間もなく厳しい現実問題があり、そんな環境では古典など読む余裕がない、と言い訳すると益々不幸になりがちです。その気になれば人間は何でも出来ます。真善美といいますがその領域でのイメージアップは更に人間を幸せにしていくようです。低俗なーー本のような品格に欠けるイメージアップは身体や心に害を与えますが古典ならば数千年、数百年の試練を経過した作品なので多少刺激的でも人を鍛えてくれます。:<3Vの法則:405-1>:

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