生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

何故、答えが見えないか?幸福病の話

2013年03月05日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
人間関係も豊か(軽やかに明るく振る舞うので)、お金も十分、それでも私と二人きりになると人生に文句だらけの友人がいますが、その友達は何故か「感謝」をしりません。学生の頃から明るく振る舞いますが、何か、どーんとした正中線にかけています。本音は出さず、二人になると私に心を拓いてくれるのは嬉しいのですが、心から有難う、と言わない人です。どんなに幸福な条件を所持していても、感情で心底、有難う、と感謝出来ない人のことを「幸福病」と呼んでいますが、自己愛パースナリテイ障害患者でもなく、単なる考え方が生育史上、形成されていないのでしょう。何でも有難屋、でも困りますが、我がままに生きてこれた彼の生育史上の事はやはり「三つ子の魂百までも」ではありませんが、案外、難しいものです。せめて息を引き取る時には周囲の人々に有難う、といって死んで欲しい友人です。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:60>

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