生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2016年06月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
信頼出来る相手と幸福な家庭生活を日々を送っていましても、現実は災害、事故、政治、経済、その他色々の変化が日常生活で襲ってまいります。日々変化する時間の中で苦しむ人もいますし、幸福で平和で退屈な人々もいます。病気の大小、精神衛生の良さ、悪さ、そんな日々の中で、ふと生き甲斐とは何だろうと人は考えます。「瞬間的体験過程にもとづき開放的に自由な関係をもてる人」が一番良い精神状態、とカールロジャースは云い切ります。もう少し具体手に、どういう事かと云いますと、多少病気があろうと、何があろうと逞しい人は、その折々に明るく元気に爽やかに、開放的に、自由に事にあたる精神状態、ということになります。何かに固執することもなく、自己実現への道さえ歩いている自分を意識化していれば、こうした理想的な日々が送れると言っているわけです。自分なりに、この状態になる方法は、自分の心の中にスケールを置いておく必要あり、他者の話やスケールは何の役にもたちませんので、過去の生育史を自己分析しつつ、自分流の「瞬間的体験過程にもとづき開放的に自由な関係をもてる人」を構築していく必要があります。この状態が最高の事例、この状態が最悪の状態、というスケールを自分流に意識化しておかないと、周囲に振り回される人生を送る羽目になります。人は人、自分は自分、と云い切れる状態が重要。自分の幸せが一番重要で、もし、自分が不幸なのに周囲を幸福にしたい、と思う人は傲慢の極みですし、人を幸福に出来るわけがありません、自分の幸福感を先ずは確立しておく必要があります。幸福の条件と幸福感は全くべつなもの。幸福感がありますと、そこに本物の愛が芽生えてきます。幸福の条件が満たされなくても、幸福感は、どんな貧しい生活の中にでも存在していますから、まずは、自分の幸福感を構築し、愛を益々感じるような時間を意識して構築するのが長い人生の目標、自己実現への道かもしれません。特に女性は男性と違い愛と幸福感には敏感ですから、男性のような自己実現への道(事業計画のような道)を模索するよりも幸福感、愛の訓練(スコット・ペックの愛と心理療法、を参照)を自己実現への道、と意識化したほうがいいかもしれませんが、どんなものでしょう?


[自分は何処へ旅しているのだろうか?:愛を信じて見えてきたものが幸福曲線、しかし]:


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)








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