生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年05月09日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
万葉集の大和三山は現代人の私達の心を豊かにしてくれます。何故でしょう?私達のNPO法人が企画して「日本人のアイデンティティを探る旅」を数年前にして参りました。その折に畝傍山にも立ち寄り太極拳を楽しんだり歴史を語り合いつつ時をすごしました。畝傍山の麓での全員での太極拳や樫原神宮の知覚の野原での太極拳は、人生での良き思い出です。演舞も終わり宿に向かって歩む時も、いにしえの万葉の歌を思い出し、なんとも言えない楽しい心境でした。日本が形成されていく万葉の時代の歌が今でも文化として残っている日本は何と素晴らしい国でしょう。男性である天香久山が美しい女性である畝傍山に恋をしていますが、その畝傍山は男性である耳成山が大好きなのです。この神話は色々の意味合いがあり、現代の私達の心を豊かにしてくれています。もう一度、深く味わって下さい。「香具山は 畝火を愛しと 耳梨と 相争いき 神代より かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせもも 嬬を 争うらしき(巻一) 」。神聖な雰囲気を持つ橿原神宮、その境内での太極拳、そして仲の良い勉強仲間との旅、こんな人生に感謝いたします。






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