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冷し春菊天そば/そばの神田 東一屋本店(仙台市青葉区一番町)
まだ梅雨は明けてないが、今日は暑い。
このところ涼しい日が続いていたので、まだ暑さに慣れておらず、身に堪える。
そうだ、「そばの神田」に寄ってそばでも喰おうか。でもなぁ・・・。
近年の立ち食いそばの上質化には疑問を感じてる。
シラけるというか、何気取ってるんだ、はき違えるんじゃねぇと思う。
よく食べログとか見たりするんだけど、客の方も客の方で、立ち食いそば店におけるコメントを読むと笑っちゃう。
「ゆで麺でコシがなく残念」「ふにゃふにゃで香りもイマイチ」などなど。
かけそば一杯300円前後で商売してるお店に、この御仁は何を求めてるのかと。
立ち食い店と蕎麦専門店とを一緒くたにしてねぇか?
ちゃんとした蕎麦が喰いたきゃ、昼から板わさでゆったり呑みながら、文庫本でも読めるようなお店に行けばいいのに。
もりやかけ、せいろなら、野口さん1枚で喰えるだろう。
ゆで麺にはゆで麺の旨さってあるんだよ。
1分ぐらいで「おまっとさん」って出てくるあの早さがいいんだ。
七味をぶっかけて、ふにゃとした麺をちゃちゃっと喰って、ごちそうさんと丼返して出ていくのがいいんだよ、まったく。
今日のオイラ、この暑さで不機嫌。ケンカ腰。毒吐いちゃう(笑)
立ち食いそば店で冷やしたぬき系を食べることはあまりないが、たまにはと選択。
ツユに浸ってない春菊天のサクッとした食感。そして香り。やっぱり春菊はいいなぁ。
さて、おそば。温かいそばとは違い、冷やしは生麺の旨さが引き立つ。こ、これは!
立ち食いの生麺化に批判的なオイラだが、これはゆで麺には出せない美味しさ。
認めたくないが、認めざるをえない。
立ち食いでも「冷やし」なら生麺、悪くないんじゃないのと思い直した夏の日。
ごちそうさまでした~。
(2016年7月訪問)