
牛乳瓶詰め生うに/菱屋商店(山田町)
どうもオイラの舌は安上がりに出来てるらしく、ウニもカニも「食べたい度」はかなり低い。
そのウニ、塩ウニではなく生ウニが、岩手三陸では牛乳瓶に詰められ売られている。
漁期である5月から7月までの期間限定で、甘くてとても美味しいらしい。
どんなもんだべ、一度食ってみっかと、大きな保冷剤を2つ持参して買ってきた。
お値段は2980円(税別)。
釜石の地元スーパーで買いましたが、駅前の市場でも同じ値段で売ってました。



採れたて剥きたてがびっしり。
ミョウバンなどの添加物一切なし。入ってる水は海水(滅菌処理済)です。
ザルに移して、水気を切り準備OK。
一つつまみ食い。おー、甘いっ! 海水の程良い塩気がいい。
後味も臭みは無く、旨みだけが残ります。期待が大きく膨らむ。
刻み海苔を敷いたご飯に載せて、わさび醤油を回しかけ、GO!!
もうね、甘くて最高です! ウニってこうなのね、こんなに美味しいのね。
皆さんウニ丼に夢中になるのが理解できる。
頬張る。口の中で溶けるウニ。海苔とわさび醤油がナイスサポート!
また頬張る、目を閉じて味わう。ドーパミン、大量に放出中。
三陸の瓶詰め生ウニ、スゴイ。
オイラはいろいろとウニを食べ歩いてるわけじゃないし、
ウニ丼を注文することも全くないのですが、
一度こういうのを食べてしまうと、益々お店で注文しなくなってしまう。
ある意味、もちろんいい意味で、「この生ウニを食べるんじゃなかった」(^^;)
青森八戸で買ったスルメもそうだった。大きくて良いスルメを安く買った(10枚1000円)ものだから、
仙台で売ってるのを見ても、買う気がまったく起きない。
この生ウニを買って、自宅で食う方が断然いい。ご飯の炊き加減、盛る量もお好み次第だし。
ウニの量(150g)としては、小どんぶりだと2杯、ご飯茶碗だったら3人分ってとこでしょうか。
ご飯が熱々だと、ウニが溶けてしまうそうなので、ご注意を。
あの自販機ハンバーガーの件もあるし、これを求めてまた初夏の三陸に行かなきゃな。