一番目立つ所にある何じゃコレ?の正体は災害アイテムでした
植木鉢が帽子の様に被さっている車の車体カバーというのは
すぐに判るのですが 正体はテントシェルターでした
組み立て方法もレクチャーされております 物干し竿が骨組みで
洗濯ばさみでと物干しロープでしょうか? それでテントを張ってます
何故植木鉢?と 思ったのですが 車のシートに穴など開けると
水や雪が入り込み テント内の温度を下げる事にも繋がります
以前カー用品の担当でしたが車のカバーは現在それほど売れてない
だから一般家庭にある材料とは限らない・・・・と思いました
ある物を工夫して 身を守るアイディアとして 見ました
さて災害時に一番困るのがトイレです 震災があって水が止まったら
即座にトイレの処置 手配をした方が良いです
つまり「詰まり」が 大きな問題となります
マンションでしたら トイレは全戸 流さない体制が必要です
流れる内に済ませておこうが 大問題になったケースもあります
下水道管がズレて 通らなくなっているのに 手持ちの風呂水等で
流し続けた結果 管全体が詰まり ズレから汚水がマンション内に
浸透して 臭い 溢れ 逆戻りとなり 補修が大規模になった事例が
ございます 下水管のチェックと 室内のトイレを非常用へ切り替え
が重要となります
非常用トイレの数々 色々なタイプがあります 使用人数により
消耗品や汚物のパッキング 保管場所の気遣いが必要になります
災害用のトイレはお値段が張りますが 自分が被災したときの状況を
考えると 都心やマンションでは準備しておいた方が良いと思いました
これは 避難所になった学校や公民館などでの 実際のトイレの状況です
沢山の方が集まる避難所でも 各自トイレには行かざるおえないのです
下痢になった方は別にトイレを用意する必要があるのだと気付かされます
お年寄りや妊婦さんなど 和式のトイレの使用が難しい人もおります
幼稚園児なども衛生的なトイレで無いと病気の心配が出て来ます
そして 掃除用具ですね 水が充分ではないので新聞紙を敷いている
掃除をされている方の腕カバー ゴム手袋の必要なのが判ります
これより もっと小さなテント式のトイレの見積もりをとった事があります
マンションが何棟か建っている自治会の役員の方から外で使えるテント式
のご要望です 価格や取り寄せに必要な日数などを説明して問屋さんへ
2つのタイプの見積もりを お願いいたしまして見積もり書を作成
なかなか良いお値段でしたが大きなマンションで全戸数が多いので
結局2つのご注文を頂きました
マンション管理組合・自治役員の総会を行い 予算・購入の承認後に
ご注文となるので 結局ご購入まで 1ヶ月半以上の日数が掛かりました
この写真のトイレは ラップ式 公共機関のタイプですね防災トイレ
こちらは 寒さ対策や汚れ対策手摺りがあり広さも障がい者対応でしょうか
東日本大震災の時にも話題になった マンホールトイレです
こちらも 専用キー付きハンドルが無いとトイレに変更出来ません
判りやすい災害トイレ用 鉄ふたです こちらも開けるハンドルが必要です
開けた時はこうなります 和式ですね
その他 マンホール中央がトイレ分程開く 分割型のマンホールトイレ
地面に鉄蓋トイレが等間隔で埋められている都内の公園などがあります
(こちらは 持ち手が無いタイプなのか表からは確認出来ませんでした)
いずれも 避難場所に指定されており区が管理している所が多いです
そしてどんな場合でも 衛生に保つ工夫と 消臭・除菌の為の供え
消臭剤スプレーや除菌アルコール 消毒薬 手洗い 掃除の
準備 用意が必要で使用する人数に合わせて準備が必要になります