反射式ストーブを被災地に

叔父から電話がありました『店に反射式ストーブは無いか？』って、『今頃ある訳ないじゃない。３時間くらい我慢しようよ』と計画停電用の事と思いきや、石巻の避難所生活している娘から、欲しいと言われた物だそうです。

それならと、我家の防災用の反射式ストーブを石巻の従妹に譲ることにしました。それこそ昼の３時間の停電くらい、我慢というには大げさな程です。（結局、計画停電は実施されませんでしたが）店に在庫があれば、全て持って行ってほしい位です。

従妹の娘は、叔父が自動車で鶴岡に連れて帰ってきたのですが、従妹や高校生の長男はそのまま避難所に残ったそうです。『災害復旧もしなければならないし、この場所に残って頑張る』と言う事らしいのです。風呂にも入れず、食事も十分とれず、寒く、プライバシーも無い。そんな環境を選んだ従妹とその長男に拍手です。

放射能漏れに関しても、身内に意外な影響がありました。オランダの大学に留学している姪っ子のビザが切れる為に、一時帰国しなければならないのですが『日本の政府は、放射能濃度に関して嘘の数値を報告している』と日本に行ってはいけないと言われたそうです。中国に輸出している、義兄の会社の話では、中国では日本から輸入した商品を受け付けないところもあるそうです。福島に隣接している私たちにとって、今一番の関心事で、最も怖い出来事です。

昨日の卒業式の記念写真の記事。知っている方にはうけた様です。まぁもっとも私も、１０年前は↓こんな保護者でしたが。


↓この記事が良かった時にはクリックして下さい。
にほんブログ村 にほんブログ村