もう長男は高校生で、下の娘も中2なので楽になりましたが、親にとっての夏休みの最大の苦労は
自由研究です。先生からも
『親御さんも大変ですが、、』
と言われる程、親掛かりなのは公認となっております。
娘の自由研究は嫁が担当で、私は長男担当でした。
『何をやればいいのか?』皆さん苦労していると思います。私の7年間の苦労を記事にしました。
小学校1年生
/会社にある廃品を利用して
椅子を作りました。段ボールを何枚も重ねてベースを作り、ウレタンを敷いて、綺麗な布を張りました。その過程を写真に撮って、出来るまでをレポートしました。
小学校2年生/また私のアイディアを提案したところ却下されました。
『カニの貯金箱を作りたい』と言う事でした。理由は『貯金だけにチョッキン、チョッキン=カニのハサミ』だそうです。

くだらないギャグは私の遺伝子を受け継いでいます。1年の時は受賞しましたが『カニの貯金箱じゃ賞を取れないよ』と伝えましたが、頑として聞かず。家にある食玩やミニフィギュアの部品を使って、リサイクル貯金箱を作りましたが、これは受賞できませんでした。
小学校3年生/昨年は長男が我を通して落選したので『今年はお父さんのアイディアで行く』と言われました。当社では(創庫生活館鶴岡店)
洗濯機のリサイクルで、ちゃんと

分解して槽内(ドラム)を洗浄いたします。それを子供にやらさせました。分解するとドラムはこんなに汚い、というところから、洗浄、組み直し、試運転まで画像を取り、レポートしました。これはみごと受賞しました。
小学校4年生/この年は苦労しました。何とか捻り出したのが、
川の水の浄水。水をろ過するのに良いとされる炭や珊瑚、ろ紙、ジャンクの電化製品から外したフィルター等を使い、どれが1番キレイになるか試しました。水質の変化を調べる試験紙を買ってチェックしたのですが、研究としては単調だと思いました。そこで市内のいろんな川の上流から下流、数10箇所の水質をチェックしました。そこで見える事もまとめ、更に何故こんなに水質が違うのかをネットで調べているウチに、社会科的な分野にも入りこみグチャグチャになりました。

わたし的には納得のいかない自由研究でしたが、努力を認められ受賞。
小学校5年生/この年は楽をする事にしました。
フィルムの1眼レフカメラを題材にしました。マニュアルモードで露出やスピードを変え、どんな風に写るかを研究。更に長男を自動車に乗せて、庄内一円の夏の風景を撮影←これは芸術的な分野。更に知り合いの写真屋さんにお願いして、自分でカラープリントさせていただきました。←これは社会科分野。これは楽だった上に、

完成度が高いレポートができました。
小学校6年生/前日のブログでお話した様に

『バスケの練習を頑張る』をサポートする為に、全て私が作りました。前年に自由研究の展覧会に行ったところ、文字を全てワードでやった作品があり、これなら自分ひとりで出来ると思いました。そこまで追求はしないとは思いましたが、一応ワードの使い方は事前に仕込みました。題材は、当時事業化を検討していた
アスベストの問題です。事業として検討するにあたって、環境コンサルティング会社からいただいた、アスベストの危険性や現況を、小学生の目線でまとめました。関東地区にあるアスベストを無害にするプラントを視察にいった際の画像や資料を、やはり小学生の目線でまとめました。いちいち自分で考えたものを、子供に書かせるよりずっと楽でした。
困ったのが
中学1年生です。まさか中学になって自由研究をしなければならないとは思いませんでした。義務ではないが、社会科と理科の成績に大きく反映すると言われたそうで、長男はヤル気でいました。←と言ってもヤルのは俺だが。中学レベルの自由研究に困った私は、友人のミスター自由研究と言われたM木君にメールをすると
『雲の様子を観察して天気予報をする』というアイディアをいただきました。2週間ほどデジカメで雲の形を観察し、その日の天気をレポート。その結果を受けて翌1週間は雲から天気を予報しました。社会は
山形県のいろんなランキングをネットで調べました。例えば米の生産高とかいうとありきたりなので、(具体的には忘れましたが)プロ野球選手輩出人数とか、東大合格者数とか、難しかったのですが、これも結果からいろいろ検証してみました。今回もどちらも受賞。特にM木君からアドバイスいただいた理科の方は

賞状もいただきました。
結局、長男からの要望で作った貯金箱以外は、全て
鶴岡市の自由研究展に出展されましたが、すごい方は1年がかりで調査しています。発想が素晴らしく、もうタイトルだけで決まりの様な方もいました。

更に上を目指す気にはなりませんでした。
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