さて。
フィガロ第一番2重唱を
36小節目まで歌ってきました。
30小節目からスザンナは歌い出しますので、
7小節間です。
~最高音と最低音~
この7小節の中の一番高い音は、
五線譜から飛び出たソの音です。
中央ハを1点ハとすると、2点ソ、
中央ハをC4とすると、G5です。
逆に一番低い音は、
五線譜の中のソの音です。
ト音記号の基本となるソの音ですね。
中央ハを1点ハとすると、1点ト、
中央ハをC4とすると、G4です。
いずれも最後のフレーズに含まれますが、
このソからソまでの1オクターブ、
これがスザンナの全編を通して、
スザンナの演奏音域のほぼ基本だと考えています。
中央ハを1点ハとすると、1点トから2点トまで、
中央ハをC4とすると、G4からG5までです。
第一番2重唱の中で、ファ#(Fis・F#・嬰ヘ)が一瞬出てきますが、
基本となるのはソからソまでの1オクターブでしょう。
~スザンナが歌う最も低い音~
このオペラを通して、
スザンナが演奏する最も低い音は、
第27番アリアの中で歌うラの音です。
"… notturna face "の" ce "の音ですが、
これはオクターブ上を演奏して回避することもあります。
中央ハを1点ハとすると、イ、
中央ハをC4とすると、A3です。
これを抜いて考えると、
五線譜より少し下のドの音が、
数えられるほど数回、出てきます。
中央ハ、1点ハ、C4です。
ドまたはラ、
これが、スザンナが歌う最も低い音です。
~スザンナが歌う最も高い音~
このオペラを通して、
スザンナが歌う最も高い音は、
第13番3重唱の中で歌うドの音です。
コロラトゥーラの最終到達点ですが、
これも回避されることがあります。
中央ハを1点ハとすると、3点ハ、
中央ハをC4とすると、C6です。
これを抜いて考えると、
五線譜のすぐ上のラの音が、
数えられるほど数回、出てきます。
中央ハを1点ハとすると、2点イ、
中央ハをC4とすると、A5です。
ラまたはド、
これが、スザンナが歌う最も高い音です。
~スザンナの音域~
五線譜の下のラから五線譜の上のドまで、
イから3点ハまで、
A3からC6まで。
2オクターブと3度。
これがスザンナの演奏音域です。
この音域が文句なく響いていれば、
スザンナは軽々と歌えることになります。
回避を考えると、
五線譜の下のドから五線譜の上のラまで、
1点ハから2点イまで、
C4からA5まで。
1オクターブと6度。
2オクターブ以内。
この音域が出せないのなら、
スザンナ全編は歌ってはならない!
…ということになります。
~ファからソまで~
最も高い音や最も低い音は、
数えられるほどしか出てこないので、
スザンナの演奏音域の中心は、
五線譜内一番下の段のファから、
五線譜のすぐ上のソまでだと考えます。
1点ヘから2点トまで、
F4からG5までです。
この音域がスザンナの音域の中心なので、
アンサンブルではトップに書かれているのです。
・・・ん?
この音域って、
スザンナの最初の7小節と、ほぼ同じじゃない?
~最初良ければ全て良し~
これまでにも力説してきましたが、
最初のフレーズが良ければ、
最後まで歌えるはずだと言うのは、
音域的にも、上記のような理由からです。
加えて、ほぼ全ての母音と、ほぼ全ての子音が
この7小節には含まれています。
(破裂音・摩擦音・唇を使う子音・舌を使う子音…)
Sembra fatto IN VER per me!!
さて、練習しましょ♪
フィガロ第一番2重唱を
36小節目まで歌ってきました。
30小節目からスザンナは歌い出しますので、
7小節間です。
~最高音と最低音~
この7小節の中の一番高い音は、
五線譜から飛び出たソの音です。
中央ハを1点ハとすると、2点ソ、
中央ハをC4とすると、G5です。
逆に一番低い音は、
五線譜の中のソの音です。
ト音記号の基本となるソの音ですね。
中央ハを1点ハとすると、1点ト、
中央ハをC4とすると、G4です。
いずれも最後のフレーズに含まれますが、
このソからソまでの1オクターブ、
これがスザンナの全編を通して、
スザンナの演奏音域のほぼ基本だと考えています。
中央ハを1点ハとすると、1点トから2点トまで、
中央ハをC4とすると、G4からG5までです。
第一番2重唱の中で、ファ#(Fis・F#・嬰ヘ)が一瞬出てきますが、
基本となるのはソからソまでの1オクターブでしょう。
~スザンナが歌う最も低い音~
このオペラを通して、
スザンナが演奏する最も低い音は、
第27番アリアの中で歌うラの音です。
"… notturna face "の" ce "の音ですが、
これはオクターブ上を演奏して回避することもあります。
中央ハを1点ハとすると、イ、
中央ハをC4とすると、A3です。
これを抜いて考えると、
五線譜より少し下のドの音が、
数えられるほど数回、出てきます。
中央ハ、1点ハ、C4です。
ドまたはラ、
これが、スザンナが歌う最も低い音です。
~スザンナが歌う最も高い音~
このオペラを通して、
スザンナが歌う最も高い音は、
第13番3重唱の中で歌うドの音です。
コロラトゥーラの最終到達点ですが、
これも回避されることがあります。
中央ハを1点ハとすると、3点ハ、
中央ハをC4とすると、C6です。
これを抜いて考えると、
五線譜のすぐ上のラの音が、
数えられるほど数回、出てきます。
中央ハを1点ハとすると、2点イ、
中央ハをC4とすると、A5です。
ラまたはド、
これが、スザンナが歌う最も高い音です。
~スザンナの音域~
五線譜の下のラから五線譜の上のドまで、
イから3点ハまで、
A3からC6まで。
2オクターブと3度。
これがスザンナの演奏音域です。
この音域が文句なく響いていれば、
スザンナは軽々と歌えることになります。
回避を考えると、
五線譜の下のドから五線譜の上のラまで、
1点ハから2点イまで、
C4からA5まで。
1オクターブと6度。
2オクターブ以内。
この音域が出せないのなら、
スザンナ全編は歌ってはならない!
…ということになります。
~ファからソまで~
最も高い音や最も低い音は、
数えられるほどしか出てこないので、
スザンナの演奏音域の中心は、
五線譜内一番下の段のファから、
五線譜のすぐ上のソまでだと考えます。
1点ヘから2点トまで、
F4からG5までです。
この音域がスザンナの音域の中心なので、
アンサンブルではトップに書かれているのです。
・・・ん?
この音域って、
スザンナの最初の7小節と、ほぼ同じじゃない?
~最初良ければ全て良し~
これまでにも力説してきましたが、
最初のフレーズが良ければ、
最後まで歌えるはずだと言うのは、
音域的にも、上記のような理由からです。
加えて、ほぼ全ての母音と、ほぼ全ての子音が
この7小節には含まれています。
(破裂音・摩擦音・唇を使う子音・舌を使う子音…)
Sembra fatto IN VER per me!!
さて、練習しましょ♪