今日の昼、カープのエースである大瀬良投手の結婚披露宴が行われたとネット上のニュースで見ました。 既に結婚自体は去年からしてる筈ですが披露宴は関係者や友人・知人など多岐にわたる参加者・招待者達のスケジュール調整などで時間に余裕を持たせて翌年とかになる事が多く、既に子供が生まれてて子連れになったりする事もありますが。 先日の鈴木(誠)選手の結婚も式と入籍だけ済ませて披露宴は来年以降になるのではと。 前からウィンタースポーツやシーズン中の競技の話題を無視してプロ野球の契約更改を大きく報道する事は疑問だと書いて来ましたが結婚のニュースは話が別ですね。
アニメの原作も気になる
今日はgooブログのテーマ投稿で書きます。 今回のお題は「読書の秋にオススメの小説は?」にしました。 私も貰い物も含めて小説は多数持ってますけどネットを始めてから忙しくてなかなか......
そのカープの関連で最近、他の人のブログとかを見ているとサッカーJリーグやバスケットのBリーグを地元が”地域の宝”として支える一方、広島は数少ないプロ野球(NPB)球団であるカープが在るのだから”差別化”の為にもカープを前面に今後も出して行くべき...みたいな意見を何度か見掛けました。 プロ野球に関してはスポーツ観戦市場の独占状態が崩れて勢いや影響力が減少している印象を持ってますがサッカーやバスケットのプロクラブなら他都市・地域にも在るのだからカープで差別化するのは悪くはありませんがサンフレッチェやドラゴンフライズ、それにアンジュヴィオレやフットサルのF・Doなど頑張っている野球以外の地元クラブが集客で苦しむ中、それらを無視してカープだけ推していれば良いかと言われても。 差別化と言えば隣の岡山には今のところ日本で4チームしかない卓球Tリーグのクラブが在るのだが、地元がそれを地域のシンボルとして強く押し出しているかと言えば疑問が。 単にオールドメディアでの露出が多いからプロ野球が有り難がられてるだけなのでは?
今年、岡山県と香川県に挟まれた瀬戸内海の島々を会場に3年に1度の『瀬戸内芸術祭』が開催されていました。 日本経済新聞の中国地方欄がずっと注目しているらしく開催を重ねる毎に知名度と人気が高まって国内外から多くの人が集まっていたと。 言っては失礼だが過疎に苦しんでいた瀬戸内海の離島を現代アートで活性化する試みは見事に成功、これは同じ瀬戸内と言っても広島や山口、愛媛などが今から後追いで真似したとしても二番煎じになるし早く実行した者だけが”オンリーワン”として。
オンリーワンで言うと広島市内中心部の平和大通りで現在、開催中の『ひろしまドリミネーション』ですが私自身は好きですけど大規模イルミネーション自体は全国各地、大都市圏から地方の街まで色々な所で行われているから、それを見る為だけに広島までわざわざ来させられる程の集客力は無い事になります。 単独で遠方から人を呼び込む力は弱いですが街中なので私も含む地元の人にとっては気軽に行ける上に寒さで冷えた身体は近くの繁華街や流川歓楽街で温められるのも有り難いのですが...
隣の岡山&香川両県が島嶼部を舞台にした現代美術による3年に1度の瀬戸内芸術祭なら、広島では2年に1度の国際アニメーションビエンナーレを開催していて、大会の権威は高くて国際的にも評価は高いと聞いていますけどテレビ等で見られる様な商業作品では無いので、いわゆるアニメファンにも注目され難い上に屋外での現代アート祭りと違って街に目立った”何か”を残せないからイベント開催の当日以外は観光客が来ても”アニメーションの街”みたいな印象を与えられないのは残念ですが...
広島市の観光で平和発信や体験学習は広島にしか無いからオンリーワンや差別化と言う部分でそれしかない、今後もそれらを前面に出すべきみたいな意見も見掛けますが、魅力があってこそのオンリーワンなのでは? 平和発信や体験学習的な観光そのものに必要性は感じますけど魅力とは相反する要素と言っても過言では無いと思います。 実際、観光ガイド雑誌を見ると表紙は完全に宮島が中心で広島市の平和発信的な部分は目立たない扱いに。 本屋の店頭で原爆ドームが前面に出た(宮島と半分ずつでも)表紙では楽しむ為の旅をしたいと探してる人に見向きもされないと言う事でしょう。 広島市もグルメ以外で楽しめる要素を前面に出した上で平和発信などに取り組まないと旅を企画する段階で広島市内での滞在時間は削られてしまう危惧が。 ちゃんとした統計も無く、ピースツーリズムか何か知りませんが被爆史跡巡りを何時間も掛けてやりたい観光客が何人居るのかと。 全くのゼロでは無いにしても。 広島市も馬鹿では無いので平和記念公園や平和大通りのリニューアル事業や、広島城の観光拠点としての機能強化などに取り組み始め街中の活性化の為に今まで逃げて来たサッカー場建設にも動き出し。 原爆ドーム隣に出来た『おりづるタワー』も重苦しい平和発信のイメージを変える提案かと。
...以上です。