廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

2020年流行語”大将”

2020-12-29 22:22:22 | Weblog
 今年も残すところ3日となりました。 そんな訳で毎年恒例の企画を去年と同じ日を狙って今年もやります。 このブログおよび私のSNSで取り上げられた言葉の中から私が独断と偏見で選ぶ訳ですけど、誰が選んでも今年は”あの言葉”しか考えられませんけど。 それでは早速始めるとします...


2019流行語”大将”
  今年も残り少なくなって来たので、毎年恒例の企画をやります。 いつも通り、このブログと私のSNSで頻繁に取り上げられたり印象的に使われていた言葉を振り返る訳ですね。 今年は大きな......

 2020年の流行語”少将”は「平和記念資料館」にしました。 去年の春にリニューアルオープンして新しい展示が非常に好評で観光客や修学旅行生で混み合っていると噂を聞いていましたが私自身は地元民なのに行く機会が無く、今年になってコロナ問題で来館者が減る(特に外国人観光客)中、たまたま街中に出たけど台風で店が休業した日に初めて入って見ました。 マネキン人情を使ったジオラマ展示を止めた事に賛否両論がありましたが新しい展示は広島の街で普通に暮らしてたこんな人が原子爆弾による破壊の犠牲になっていると言う感じの、戦争と言うより殺人事件の報道の様な印象で「一人の死は悲劇だが、100万人の死は統計の数字になる」の嫌な言葉に”否”を突き付ける様な強い意志も。

 ただ見応えのある充実した展示は長所であると同時に短所にもなっているのでは。 少なくとも観光で広島を訪れた人達にとって原爆とか平和関係への興味はここだけ見れば十分に満足であり、広島市が提唱する”ピースツーリズム”とやらで提案されている、原爆ドームを含む被爆建物や市内に多数在る慰霊碑を見て平和を学ぶ、までやりたい人は百人に一人も居ないのでは。 資料館だけでも真面目に見れば2時間以上も掛かるし、限られた旅行の日程の中でそこまでは... 私も調査してみましたが資料館から出て来た観光客を観察してみると、すぐにバス等に乗って立ち去る人が多く、目の前の原爆慰霊碑に手を合わせてから去る人と併せて半数近くにのぼり、残り半数が原爆の子の像など平和記念公園の他の場所や原爆ドームを見たりする感じで。 調査の結果、資料館が大混雑なのにドームの周辺はそれ程でも無い謎や、平和公園に隣接する大手町一丁目の界隈が宮島の様にならず寂れたのか、そしてドームに隣接する『おりづるタワー』が不振に陥る謎が解けました。 広島市も資料館の入場者が街中の方へ回遊してくれない現状に既に気付いて平和記念公園から平和大通りにかけてリニューアルの動きがありますが平和大通りへの賑わい創出に「祈りの場に賑わいは要らない!」とケチを付ける団体が居ると中国新聞が記事に。 平和一辺倒で観光客の足が向いてくれないから改善に取り組んでいるのに。



 続いて今年の流行語”中将”は「己斐プレイス」にしました。 こちらも完成したのは去年の秋でしたね。 広電の己斐駅ビルが建て替え(下層階に商業施設、上層階はマンションの予定とか)により更地になった後、暫定的な”社会実験”として多目的広場と売店が整備されたのですが私が路面電車やバイクで街中に出る度、ここの前を通って観察するのですが平日・休日ともに多くの人が来て賑わってますし売店も経営が成り立っているみたいで。 今年こそ全国都市緑化フェアで一般イベント利用をしていませんが市民球場跡地はイベント利用の当日を除いて人の姿もまばらで。 今まででも袋町公園やパルコ前のアリスガーデン、流川歓楽街の入り口・新天地公園とか比較対象はありましたが「跡地より歴史が長く市民に定着しているから比較には」とか言い訳も成り立ちますので跡地より後に出来たここは良い比較対象になります。 「広電とJRの己斐(西広島)駅とロータリーに挟まれて多数の人が行き来するのだから賑わって当然だろう!」ですか? 市民球場跡地だって10年前は「繁華街に在るのだから賑わって当然、試合数の少ないサッカー場を建てるのは勿体無い、年中稼働出来るイベント広場こそ」みたいな論調でしたが実際にイベント利用を10年やって人出は定着せず周囲の商業地は寂れて”パーキング街”と化し繁華街とは冗談でも言えない状況になってしまい。 この己斐プレイスの登場によりイベント広場は元々そこに人通りや賑わいがあってこそ力を発揮すると証明され。 中央公園北側広場にサッカー場が出来て連携出来るのは完成する4年も後の話で、一方の跡地は来年にはイベント広場の整備に取り掛かるそうですが周囲の寂れ様と郊外部と商業的な競合も考えると長い3年間に...



 そして今年の流行語”大将”は言うまでも無く「コロナ」です。 写真、他意はありませんが先日、広島市内中心部に出て流川歓楽街を歩いているとコロナウイルス感染対策による深夜営業の自粛要請で居酒屋やバー等、ほとんどの店が閉めている中、流川の喫茶店・コロナさんが頑張って店を開けている光景になります。 コロナウイルス感染問題ではカープやサンフレッチェ、ドラゴンフライズも入場制限がシーズンの終わりまで続きましたし経営面でも減収により厳しい状況が。 スポーツ以外でもコロナ問題はそれまで物凄い勢いで進んでいたグローバル化による国境を越えて人が行き来する世界を一変させたと言う部分で人類の歴史に残る異常な出来事となりました。 広島市も外国人観光客とインバウンド需要の取り込みに必死になっていたのが入国の規制により何もかも変わってしまい外国人観光客による需要を当て込んでた店や宿泊施設などが厳しい状況になるなど問題が起こっていますね。 今年、開催予定だった東京オリンピックも延期になり、それが呼び込む観光需要も... ワクチン(これも治療出来る特効薬では無く予防だが)の開発は進んでいるが来年には治まっているのかも分からない。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿