廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM!2003年5月

2020-07-10 22:22:22 | Weblog
温情
at 2003 05/01 23:54 編集


 今日も広島ではカープ対ドラゴンズの試合が行われた。 ゴールデンウィークの間、カープのホームゲームはこの三連戦だけだ。 5月3~5日の『広島フラワーフェスティバル』と同時に行われる市民球場のデーゲームは一年で最も客の入るカードなので残念。 家に帰ってテレビを付けるとドラゴンズ・野口投手が投げていた。 彼は去年故障から復帰して以来不調だが、今日はいい感じで投げている。 以前の野口投手の”凄さ”を知っている者から見るとまだ物足りないが復活は近いのでは...


 テレビ中継は8回途中で終わり、後でスポーツニュースを見るとカープが10回にサヨナラ勝ちしたらしい。 同一カード3連勝... ドラゴンズは苦戦している。 山田監督は主軸を打つ外国人選手の不調が原因とコメントしていたが、どうしても気になるのは谷繁捕手が故障で控えのキャッチャーがマスクを被っているのだが、谷繁捕手との力量差は... 結果的には”温情”で中村捕手(現ベイスターズ)や鈴木捕手(現バファローズ)を放出したのがアダになった事になるけど、でもプロ野球選手は試合に出る事が第一だから...


 突然ですが、現在ホークスは斉藤、杉内、新垣、和田、寺原と若く優秀な先発投手が揃っている。 去年エースとして期待されていた山田投手は中継ぎ、田之上投手は今年投げたのかよく分からない。 他にも去年先発をやっていた永井、星野、吉武らの投手は今どうなったのだろうか...? 不調や故障ならともかく、優秀な若手投手に押し出されて実質上”干されて”いるのでは...


 長いペナントレースでは不測の事態もあるから”予備戦力”は必要だが、先発投手の”スペア”なら2人もいれば十分では。 永井投手や星野投手を起用する機会が無いのならできれば”温情”で放出してくれれば良いのだが。 このまま試合に出る機会も無く忘れ去られるには惜しい投手だと思います。 以前から選手会やファンが要望している『レンタル制度』(サッカー界みたいな)の導入も検討する時ではないでしょうか...?






オールスターファン投票(セ・リーグ編)
at 2003 05/02 23:59 編集


 まだ5月になったばかりだが、プロ野球オールスター戦のファン投票が早くも始まっていて私も投票してしました。 今回はカープファンとしてセ・リーグから始めます...


 先発投手:川上憲伸(ドラゴンズ)
安定感と言う点で選びました。 先日、広島でのカープ戦に登板して負けたけど良いピッチングをしていました。


 中継ぎ投手:永川勝浩(カープ)
現在は抑え投手として活躍中だが、ファン投票用紙には中継ぎになっているので投票させてもらいます。


 抑え投手:高津臣吾(スワローズ)
今年は今一つ安定していませんが、先日はセーブ日本記録を更新。 これだけ長く抑えで活躍できる投手は滅多にいませんし、今年は是非出場してもらいたいので。


 捕手:矢野輝弘(タイガース)
好調タイガースの大黒柱。 守備だけで無く打撃面でも活躍が目立ってます。 入団した頃(当時はドラゴンズ)はこれ程の選手になるなんて想像出来なかった。 これだから野球は面白いのか。


 一塁手:R・ぺタジーニ(ジャイアンツ)
投票用紙には外野手扱いになっているが、やっぱり一塁手の方がしっくり来るので。 ホームラン打者としての能力は文句無し。


 二塁手:村田修一(ベイスターズ)
新人ながらホームランを量産、今年のベイスターズを支える活躍。 本職は三塁だと思うが現在二塁手として活躍。


 三塁手:立浪和義(ドラゴンズ)
今年好調なドラゴンズ打線(現在は不調だが)を支える好打者。 敵から見れば怖い選手だ。


 遊撃手:A・シーツ(カープ)
カープの守備陣を一人で引き締めている守備の達人だが、最近は打撃でも活躍が目立っている。


 外野手1:A・ラミレス(スワローズ)
今年はスワローズの四番に座り、持ち前の長打力で活躍中。


 外野手2:アレックス・O(ドラゴンズ)
ドラゴンズの打線を支える強打者。 これだけ打てるとは予想していませんでした。(失礼ながら) 強肩も魅力。


 外野手3:赤星憲広(タイガース)
今年も快速を活かした盗塁と外野守備で好調タイガースを引っ張る存在。


 明日はパ・リーグ編の予定です。






オールスターファン投票(パ・リーグ編)
at 2003 05/04 00:19 編集


 昨日、セ・リーグのファン投票をしましたので、今日は続いてパ・リーグへの投票です。


 先発投手:清水直行(マリーンズ)
パ・リーグには開幕から順調に活躍している投手が多いのでちょっと迷いましたが、安定感と地元開催(千葉マリン)の利で。


 中継ぎ投手:森慎二(ライオンズ)
去年に続いて今年も抑えの豊田投手に繋ぐセットアッパーとして活躍中。


 抑え投手:小林雅英(マリーンズ)
ライオンズの豊田投手とどちらにしようか迷いましたが、やはり安定感と地元開催と言う事で選出しました。


 捕手:城島健司(ホークス)
守備、打撃ともに好調。 今年は小久保選手不在の打線も支えている。


 一塁手:A・カブレラ(ライオンズ)
故障(?)で開幕こそ間に合わなかったが、合流後もその超打力は健在。 千葉マリンでの場外すれすれの大ホームランをテレビで見た瞬間にもう選出を決めてしまった...


 二塁手:平野恵一(ブルーウェーブ)
今年、ベテランの大島選手からレギュラーポジションを奪取。 注目の若手選手。


 三塁手:小笠原道大(ファイターズ)
今年は三塁にコンバート。 ヒルマン監督就任で注目のファイターズを引っ張る存在。 豪快な打撃は健在。


 遊撃手:小坂誠(マリーンズ)
ライオンズの松井選手とどちらにするか考えましたが、やはり地元開催を考えて。 現在、マリーンズのトップバッターとして活躍中。


 外野手1:谷佳知(ブルーウェーブ)
走・攻・守揃った選手。 開幕時にはちょっと不振だったが最近復調。


 外野手2:T・ローズ(バファローズ)
今年も印象的で豪快なホームランを連発。 オールスターでもその活躍が期待される。




 外野手3:村松有人(ホークス)
俊足を活かした走塁(盗塁も)と広い守備範囲で活躍したが、しばらくレギュラーの座から離れていた。 今年復活している。


 指名打者:川口憲史(バファローズ)
今年は開幕から安定した打撃で『いてまえ打線』主力の一人として活躍している。


 中村(紀)選手や松井(稼)選手も選びたかったところだが... 私の天邪鬼の血も騒いだからだろうか。






こどもの日
at 2003 05/05 14:22 編集


 今日は連休の最終日か。 もっとも、私は年中端午の節句みたいなヤツなのだが... ところで、この週末はイチロー選手と松井選手の”共演”となったヤンキース vs マリナーズの三連戦が話題になりましたが、私個人的にはあまり盛り上がらなかった。 もちろん、両選手の調子が今一つだった事もあるのだが、それよりも日本人対決自体が珍しく無くなって”新鮮さ”を感じなかった事が大きいと私は思います。


 ”日本人対決”ならむしろ2年前のイチロー選手と野茂投手の初対戦の方が”衝撃”は大きかったと思います。 あの時は「時代はとうとうここまで来たのか...」と思ったのだから。 NHKの某歴史番組ではないが”その時歴史は動いた”というところでしょうか。 松井選手に関して言えば、今回のイチロー選手との共演よりは去年の秋、読売の”終身保障”を振り切ってメジャー挑戦を表明した瞬間の方が野球の歴史における重要性は大きい。 あの日、読売ジャイアンツは日本野球の”頂点”から転落したのだから...


 ところで、ヤンキースの所属するアメリカン・リーグの現在の順位ってどうなっているのだろうか? 私はメジャーリーグ専門誌とかを読んでいる訳では無いので分からない。 もっとも、昔は『プロ野球ニュース』等のスポーツニュースで詳しく教えてくれたと思うのだが。 当時は野茂投手ら日本人投手が数人活躍していただけだったが、私は週1回のメジャーリーグ情報が楽しみだった。 今、メジャーリーグ情報は以前の倍は伝わって来るが、ただ日本人選手の成績しか語らないメジャーリーグ情報に当時の”ワクワク感”は感じられない...皮肉な事だ。






連休明け
at 2003 05/06 23:59 編集


 連休も終わってしまったか... ところで先程やっていた『ニュースステーション』で連休期間中にプロ野球各球場で行われた子供向けのファンサービスを紹介していた。 こう言う事はゴールデンウィークだけで無く、毎週末にやっても良いくらいだ。 ナイターは終わるのがどうしても深夜になるから出来れば週末はデーゲームにしてくれれば良いと思います。 ところで、子供だけでなく、定年後の大人も野球にとって有望な市場だと思うのだが、考えてみても良いのではないでしょうか。






久々に嬉しいニュース
at 2003 05/08 23:36 編集


 今日の新聞によると、プロ野球の何とかの会議が開かれて、日本の学校を卒業した選手がドラフトで指名されて入団した場合は外国人選手枠の対象外になると決定したらしい。 今までは”日本在住5年以上”と言う制限があり、日本の学校に3年間通っても外国人枠の対象になってしまっていたとか。 だから去年のドラフトでドラゴンズに入団した瀬間仲ノルベルト選手は”外国人”になってしまい、即戦力では無い彼は不利な格好になっていた。 日本に野球留学して来る選手が現れるなどの時代の変化に対応した”プロ野球久々の朗報”...か。


 前から書いている事ですが、外国人枠なんてものは最終的には無くして行ければ良いと思っています。 広く世界に門戸を広げれば”市場”だって広がる訳だし。 日本の選手会も外国人選手枠を減らせなんて言う出張はしないでもらいたいものだが... また、とりあえずの改革として日本でのプレー期間が長い選手は外国人枠の対象から外しても良いと思います。 日本が好きで無ければ適度に稼いだ時点でさっさと帰国するはずだし... 日本が好きで、この国に溶け込んで行こうと努力している選手に外国人枠はいらない。 第一、”サムライ”を外国人枠の対象にするなんて滑稽だと思います。






喉元過ぎれば...
at 2003 05/10 09:44 編集


 先日、プロ野球オールスターファン投票の第一回中間発表が行われ、セ・リーグの野手8部門をタイガース勢が独占した。 まあ驚く事では無いか...去年もほとんどタイガースとジャイアンツで占められたのだ。 セ・リーグではファンの構成比が余りにも偏っているので端から本当のファン投票など成立せずタダの人気投票になってしまう。 それでも私は一応投票はしました。 選挙じゃ無いが”棄権”するのはあまり好まないから...


 今、何気なく”選挙”と書いたが、オールスターファン投票を選挙と混同してしまっているのが問題の根源なのだろう。 そう、国会や県議会と同じで”多数派”を競い合う格好になってしまっているのだ。 各チームのスター選手を集め、”夢のチーム”や”夢の対決”を実現させると言うオールスターゲーム本来の趣旨が忘れられ、”巨人・阪神の場外戦”に成り下がっている。 もっとも、カープファンの間でも「カープの選手に投票しましょう!」みたいな呼び掛けがされているのを見ると、勘違いしているのはジャイアンツとタイガースのファンだけでも無さそうですが...


 去年も書いたかも知れませんが、オールスターゲームは原則1試合にしてファン投票の結果をそのまま反映したスターティングメンバーを組むべきだと思います。 それを見ればファンの人達の”目も覚める”でしょう。 そう言う事をやって行かないと、まともに人を評価出来ないプロ野球から実力と志を持つ選手の心は離れて行く。 野茂投手やイチロー選手、松井選手、そしてタイガースの”アイドル”だった新庄選手が去って行ったのは本当に”上の人間”だけのせいなのでしょうか? 私は「こちら(アメリカ)のファンは野球を良く知っている。」と言ったイチロー選手の言葉が忘れられない...






今シーズン初観戦
at 2003 05/12 23:59 編集


 5月10日、私は急に気が向いて広島市民球場へカープの試合を見に行った。 今日はスワローズとの試合か、まあ相手はどのチームでも良いのだが。 11時前に家を出て、球場に着いたのは正午前。 近くのデパートで弁当を買って12時20分位に球場に入った。 入って見ると意外に空いている。 開門から20分も経っているから席を探すのに苦労するかと思ったのだが... 土日のデーゲームでこれではちょっと深刻かも知れないな。 私は外野のフェンス際の席に陣取った。


 広島市民球場の外野フェンスは低く、フェンス際の席の席は外野手とほとんど同じ目線になる。 グラウンドではスワローズ選手の練習が行われていた。 フェンス際をランニングしている選手がいる。 よく見ると前日の試合に先発勝利した佐藤(秀)投手だった。 遠征中だから休みにはならないのだろうか...? フェンスの外周を行ったり来たりしている。 祝福の言葉でも掛けてみたかったが、ちょっと言葉が出なかった。


 スタンドにはスワローズ選手のホームランボールが飛び込んで来る。 練習のボールなので取っても返さなくてはいけないが、私はグラブをはめてボールが来るのを待つ。 私は右利きなのだがグラブは左利き用なのだ。 私はサウスポー好きなので... 『仮面ラ●ダー変身ベルト』ならぬ『サウスポー変身グラブ』と言ったところか。


 グラウンド内ではスワローズの若手・坂元(弥太郎)投手が球拾いをやっていた。 私はスタンドのボールを拾い、坂元投手に投げ渡してやろうと狙っていたが、こんな時に限ってなかなかホームランボールが飛んで来ない。 そうこうしている内に坂元投手はベンチに戻ってしまった。 あーあ、残念だ。


 球場内を見渡すと”喫煙禁止”のマークが目立つ。 今年から一部の通路以外ではタバコが吸えなくなっている。 タバコ嫌いな私にはありがたい事だ。 それと、今年から飲み物の持ち込みも禁止になっているはずだが、入り口では何のチェックも無かったし、堂々とペットボトルを持ち込んで飲んでいる人も多かった。 どうやら、クーラーボックス等にビールを大量に入れて来る、みたいな悪質なケース以外は問題無いらしい。 次回から私も持って来るか。


 試合はカープ・広池、スワローズ・花田両投手の先発で始まった。 両投手共に不安定なピッチングで激しい点の取り合いになるかと思ったが、互いに決め手が無い中でカープは何とか序盤に2点を取ったが、スワローズは5回に四番のラミレス選手の3点ホームランで一挙に逆転、そのホームランは私の居た2~3メートルの近くに”着弾”し、私はグラブで取ろうとしたがボールは無常にも跳ね返ってグラウンドに戻ってしまった。 またしても残念...


 カープ7回の攻撃も点が入らず、今日は3対2で負けかなと思っていたが、カープはスワローズの五十嵐投手を打ち込んで逆転し、そのまま勝った。 勝ったけど、個人的に好きな五十嵐投手が滅多打ちにされるのを見てちょっと複雑... ヒーローインタビューの後、マスコットのスライリーがスタンド前に来てファンと万歳して盛り上がっていた。 去年は試合終了後はすぐに「早くお帰り下さい。」みたいな調子だったから少しはサービスが良くなったかも知れない。






キャプテン
at 2003 05/13 23:59 編集


 今日は久しぶりに気になった新聞記事を引用させて頂きます。 日本経済新聞に掲載されている解説者の豊田泰光さんのコラムです。 本当は新聞を読んでくれれば一番良いのですが、スポーツファンの方に日経を読めとも言いにくいもので...すいません。


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 日経新聞野球コラム チェンジアップより


 『現場の感性貫く気骨を』


 昔はグラウンドのあちこちで「小集会」が開かれていた。遊撃手と二塁手、投手と内野手......。守備陣形や二盗の際に二塁手と遊撃手のどちらがベースカバーに入るのかなどを打ち合わせるのだ。
 当然ベンチもデータを基に指示を出す。打球が右方向に飛びやすいという打者と投手の組み合わせで走者が動いたら遊撃手が二塁をカバーせよ、となる。問題はデータが覆りそうなきな臭さを感じたときだ。その日の打者の感じから三遊間にきそうだとか、グラウンドの者にしかわからない気配がある。
 こんなときに小集会を開き、二塁手が塁に入ると決めるわけだ。指示には反するが、沈没前の船から逃げ出すネズミのような本能が当たり、事なきを得ることも多かった。
 話はなぜ最近、超のつくビッグイニングが続発しているのか、ということになる。横浜の1イニング10失点(4月27日対巨人、八回二死無走者から)、西武の8得点(5月3日対オリックス戦の六回)など。攻撃もすごい。しかし、気になるのは守備側が情けないほどあっさり、場の雰囲気に押し流されることだ。
 歯止めが利かないのはベンチの統制の効き過ぎが一因か。例えば横浜の10失点好投の斉藤を降ろしたところから始まったが、バッテリーは限界を感じていたか。巨人の面々も代えてくれて助かったというところ。こうした現場の感性がくみ上げられることのない野球は、トップの頭脳がスランプに陥ったらもろい。
 選手も従順すぎる。なぜ斉藤は「まだいけます」とマウンドに居座らなかったのか。昔は自分の給料にかかわることは自分で決めさせてくれという選手が多かったし、私なども監督に手柄は渡さん、という気持ちでやっていた。
 今、自己の感性を押し通している例としては巨人・仁志が守備の位置取りで目立つくらい。犠牲バントでも何でも指示通りやっていれば金銭的にも報われる選手たちが、上に逆らっても得はないと考えるのは仕方ないのだけれど......。
 弱気の虫というウィルスに全員同時に感染し、失点が重ねられていく。監督のもとでマスゲームをしている組織の弱点かもしれない。


 (5月8日 解説者・豊田泰光さん)
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 豊田さんの若い頃は新幹線も無く、交通事情は悪くて遠征は大変だった。 それで別便で来た監督やコーチが試合に間に合わず、選手だけで試合をしてそれで勝ってしまった経験があると彼の著書にありました。 そんな経験があるので”勝つも負けるも監督の采配次第”みたいな野球に対してずっと疑問を持っているそうです。 私も監督は選手に対しては基本的な戦術の指示だけに留め、具体的な方法は選手自身が考えてプレーするべきだと考えています。 一方でリトルリーグの頃から監督に指示された通りにプレーする”マスゲームみたいな野球”に慣らされた選手を変えて行くのは簡単では無いのですけど...


 関係無いですが、先週見に行った試合でスワローズの宮本選手はセカンドの選手やマウンド上のピッチャーにこまめに声を掛けていた。単に守備の名手と言うだけで無く、グラウンド上でゲームを動かしている。 そして打撃も好調だし、すごい存在感を感じました。






アメとムチ(前編)
at 2003 05/14 23:58 編集


 今日は水曜日。 歴史好きの私はいつも通りNHKの歴史番組を見た。 歴史...と言えば戦国時代や幕末とかのイメージが強いが、プロ野球のチームにだって”歴史”はある。 現在、セ・リーグではタイガースが18年ぶりの優勝目指して首位を独走中だ。 新聞などでは各地での”トラフィーバー”ぶりを紹介し、”経済効果●●億円”などと書きたてているが、私は”祭の後”の事が気になっている。 未来の事が分かる訳が無い...ですか? 歴史の中には未来を予測するヒントがあります。


 今や伝説となった1985年のタイガース優勝に関しては私よりタイガースファンの方が詳しいと思いますが、では1986年以降はどうなったのか? 優勝時の主力選手はほとんど残っていたので、積極的な補強をすればもう一度位は優勝出来たかも知れない。 ...だが実際にはどうなったかと言えば、まず優勝の立役者・バース選手は子供が病気で命が危うくなって一時帰国した事を咎められて解雇され、他の選手も引退やトレードでチームを去り、他球団を恐れさせた強力打線は短期間の内に”解体”されてしまい、チームは低迷の時期へと入って行った...


 私が生まれてから30年ちょっと位だが、その間のタイガースの歴史をたどってみます。 私が生まれた頃は江夏投手がエースとして活躍していた頃だそうです...


 1973年 江夏投手や田淵捕手らの活躍で優勝まで後1勝まで迫ったが、最終戦でジャイアンツに破れ、ジャイアンツがV9を達成。


 1985年 バース、掛布、岡田選手らの強力打線が爆発してリーグ制覇、日本一達成。 ちなみに、優勝は20年ぶりで日本一はチーム初らしい。


 1992年 エースの仲田投手らを中心とした投手力を軸に最後まで優勝争いをしたが、スワローズに破れて2位に終わる。


 2003年 開幕から投打が噛み合って好調にシーズンを戦っている。 優勝の声も高い。


 ...見ての通り、20年に一度優勝しており、惜しくも優勝を逃したシーズンがその間に挟まっている。 この順番で行くと今年は優勝の可能性が高いが、一方で来年から低迷の時期に入り、次の優勝は2020年位になるって事になりますが、ちょっとそれは... 確かに優勝すれば選手や裏方さんにボーナスを支払い、活躍した選手の給料も上がる。 球団経営に金を掛けたく無いと球団が考えていれば...


 星野監督の本当の狙いはこの”歴史の流れ”を断ち切り、日本球界第二の古豪の名にふさわしい本当の強豪チームとして変えて行く事ではないかと思うのですが... 仮に今年優勝したとして、このオフから来年以降のチームの動向にファンは注意が必要だと思います。






広島では...
at 2003 05/15 23:59 編集


 昨日”前編”と称して書いたので、今日は後編の予定でしたが、ちょっと文章の構成が決まらなかったのですみませんが延期します。 ところで、一昨日の米子でのタイガース戦はカープ主催だったのか。 それを聞いて考えたのだが、今回みたいなカープ主催のタイガース戦を『ヤフーBBスタジアム』(グリーンスタジアム神戸)を借りて出来ないだろうか? 客も入るし、それに2007年開場予定の広島の新球場と近いコンセプト(総天然芝オープン球場)の球場だから絶好の”予行演習”になると思うのですが。 広島では新球場予定地付近に新しいJR駅が新設される予定です。


今日も連敗は止められず

 今日もカープはナゴヤドームでドラゴンズと対戦でした。 例によってテレビ中継ですが今日もビジターゲームにも関わらず3日連続、地上波でやってました。 今回は22時までの番組を差し替え......


アメとムチ(後編)
at 2003 05/19 00:27 編集


 日本球界第二の古豪チームながら、20年に一度、ファン離れが起きる前に優勝するが”黄金時代”を作る事も無く長い低迷をする... そんなタイガースを”本来あるべき姿”に作り変えようと現監督の星野仙一さんは”改革”に着手したが、改革をしようとすれば”抵抗勢力”も当然現れる。 ここで言う”抵抗勢力”とは、見方であるはずの親会社・阪神電鉄だ。 仮に今年優勝したとして、その後に起こるのはチームを弱体化させ、それにより球団運営費を削減させたい電鉄本社と、ファンの支持を背に改革を推進する星野監督との”暗闘”ではないでしょうか...? しかし”抵抗勢力”である親会社側の立場でも考えてみなくてはフェアじゃ無いか...


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 阪●電鉄”空想”覆面座談会


A氏:「ついにマジックナンバーが出て、優勝も現実的になって来たな。」
B氏:「ホンマやな...本当に優勝してしもうたな。」
C氏:「阪神優勝の経済効果は700億、いや、それ以上だとか言ってたな。」
A氏:「そんなに儲かってんならウチにも還元してもらいたいものやな。」
B氏:「そやな、ウチだって儲かっていない訳やないけど、優勝したら選手や裏方さんらへのボーナスも出さんと...」
C氏:「選手の給料だって上げんといかんわ。」
B氏:「ウチが強ければ関西の景気が良くなる言うたって、そんなん一企業のウチが責任取る義理無いで。」
A氏:「来年はどうなるんやろな...」
C氏:「今年は久しぶりの優勝やったからな。 今年ほどの売り上げは期待出来んかもな。」
B氏:「選手の給料は上がって、収入は下がるとはな...」
C氏:「これでまた優勝でもされたら... 頭痛いわ、ホンマ。」
A氏:「前から疑問だったんやが、日本で2番目にファンが多いウチが何でダイエーさん(ホークス)より観客動員数が少ないんや?」
B氏:「そやね、甲子園は53000人、福岡ドームは48000人収容、それにダイエーさんは30000人以下の北九州(市民球場)でも試合やっとるで。」
C氏:「ファンの”熱さ”じゃ福岡に全然負けてないはずなんやが...何でやろ?」
B氏:「自分(お前)、広島の選手を誰か言ってみ。」
C氏:「前田。」
B氏:「他には?」
C氏:「??...思い出せんな。」
B氏:「そやろ、ウチや巨人さんと試合する時以外はテレビ画面にも映らんし、新聞にも小さい記事が出るだけや。 こんなん客が入らんの当たり前や。」
A氏:「スポーツ紙もウチの記事ばかり5面も6面もいらんから、ウチや巨人さん以外のチームの記事も書いて欲しいわ。」
B氏:「ホンマ、他所は巨人戦とウチと”ドル箱カード”が2つもあって羨ましいわ。」
C氏:「新聞屋は自分さえ売れればええんかい、まったく腹立つわ。」
A氏:「阪神電車にタダ乗りするヤツは警察に突き出せるが、阪神タイガースに”タダ乗り”するヤツには何も出来ん、情けないわ。」
C氏:「誰か毎試合満員にする方法教えて欲しいわ、ホンマ。」
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 ...下手な関西弁ですいません。 ところで私は3月末に大阪に行って来ましたが、現地のローカルニュースで「阪神電鉄は『甲子園パーク』を閉園する事になりました。 その為、野球観戦にここの駐車場を利用する事も出来なくなりました。 甲子園球場に行く時は阪神電車を利用して下さい。」みたいな事を言っていた。 最近、電鉄会社の運営する遊園地やテーマパークの閉鎖が相次いでいるが、儲かっている様に見える阪神電鉄だって例外とは言えない。


 現在、私鉄各社は不況と少子化(による学生激減)で苦しい経営を強いられており、阪神電鉄としては貴重な収入源でもあるタイガースを”有効利用”しようとするのでは? その為には人件費の削減を図るでしょう。 何せ収入はほとんど変わらないのに、人件費だけは上がる一方なんだから... このままでは前回書いた通り、”20年サイクルでの優勝”と言う歴史が繰り返される事になる。


 私は思うのですが、タイガースを”市民球団化”してはどうでしょう。 カープみたいに資金難になる...ですか? タイガースの経済効果が何百億円もあると言うなら、恩恵を受ける者みんなで資金を出し合い、チームを強くして行けば良いのではないでしょうか? それで関西や日本の景気が良くなるのなら、安いものでは。 ”夢”を与えてもらったのだ、その”対価”を支払ったってバチは当たらないと思います。






日本が好き
at 2003 05/21 00:00 編集


 数年前、大阪で学生生活をしていた私が住んでいたのは大阪の上本町という所だった。 休みの日、ワンルームマンションの屋上で洗濯物を干しているといつも際立って高い建物が目に付いていた。 それは近鉄のやっている『都ホテル大阪』というホテルで、かなり遠くからでも見える為に町の”ランドマークタワー”的な感じになっていた。 私も歩いて帰る時、あの建物が見えると「帰って来た...」と思ったものだが今、その『都ホテル大阪』がSARS問題で揺れている...


 ニュースで聞いた限りでは、宿泊や宴会のキャンセルが相次いで数千万円もの被害が出ているとか、他にもその台湾のお医者さんが立ち寄った各地で相当な風評被害が出ているらしい。 SARS患者が入院している病院で働いており、感染の危険もあったのにも関わらず日本への旅行を”強行”したその医師の(想像力に欠ける)軽率な行動には批判される所は多いと思いますが、ちょっと視点を変えると「そんなに日本に行くのが楽しみだったのか...」とも考えてしまう...


 その旅行は医大の同窓会みたいな旅だったそうだが、都合が悪いのなら台湾国内でも良いし、中国だって良い...がそれでも日本だったのだから彼らは”日本に来たかった”のではないだろうか? 日本には名所旧跡などもあるが、アジア各地では日本のゲームや漫画、アニメにドラマなども人気がある。 それらの”本場”に行って見たいと思う人は以外に多いのかも知れない。 日本の魅力って以外に日本人が一番知らないのではないだろうか?


 野球だってそうで、今は”本場”のアメリカでも日本人選手が活躍している事もあるし、日本の野球にも注目が集まっているのではないだろうか。 アメリカだけが最高で、日本は足元にも及ばない事は無いはずだ、先日私は広島市民球場で観戦したが、スタンドにはアメリカ人らしい観客もいた。 多分岩国基地の軍人さんだとは思うが、メジャーリーグを見慣れている彼らが退屈しているのかと思ったが、必ずしもそうでは無い様だったが。






二日分の日記
at 2003 05/23 00:56 編集


 プロ野球オールスターゲームのファン投票で異変が起こったらしい。 今季まだ一軍で投げていない川崎投手(ドラゴンズ)や、同じく一軍での出場が無いカツノリ捕手(タイガース)らの名前が5位以内に登場しているとか。 何でも『2ちゃんねる』と言うネット上の有名な掲示板で呼び掛けが行われたらしく、中には名前を変えて一日1000票以上送った人もいたそうで、オールスターゲームの運営側でも何か対策を考えるそうだが...


 私は思うのですが、確かに不正な手段で大量投票するのは文句無しに悪ですが、特定のチームの選手だけに票を入れて投票するのも”不真面目”と言う点では似た様なものだし、ましてマスコミがそれを煽るのだから... 『2ちゃんねる』でふざけた投票を煽るのと、(一応)”社会の公器”であるスポーツ新聞で”球宴ジャック”を煽るのは”オールスターファン投票の権威を傷付ける”と言う点では似た様なものなのでは...


 話は変わりますが、『週間ベースボール』の冒頭に編集委員さんのコラムが載っており、先週号のそれでは「ジャイアンツの故障者続出の原因は基礎トレーニングの不足もあるかも知れないが、それよりも人工芝グラウンドによる”疲労の蓄積”の方が大きい。」みたいな事を書かれていましたが、私も大いに同感します。 ハイテクだろうと何だろうと”人工芝はやっぱり人工芝”でしょう。 ヤンキースの松井選手が連日すごい外野守備を連発していますが去年、彼は”ハイテク人工芝”の上であんなプレーをしていたでしょうか...


 ところで今回のスワローズ戦でジャイアンツの清原選手がホームランを打ち、4●●本(詳しい数字を忘れてしまいました)で土井正博氏(元ライオンズ)と並んだとありましたが、私としては物足りない数字だと思ってしまいます。 高卒でプロ入りし、新人でいきなり32ホームランを打った時には「王選手(現ホークス監督)の868ホームランを抜いて歴史を変える天才が登場した!」と思ったのだが... 名コンビだった秋山選手(ライオンズ⇒ホークス)もそうですが、彼らがもしずっと天然芝の球場でプレーしていたら... これからの選手達には一年でも長くプレーし、歴史を変えて行ける環境を与えて欲しいものです...






リセット
at 2003 05/24 23:59 編集


 今日のカープは広島でドラゴンズとの試合だった。 試合は延長戦の末にドラゴンズが勝ったのだが、今年はチーム同士の相性が極端だ。 カープはドラゴンズに強いがタイガースに弱く、ドラゴンズはタイガースには強いがカープには弱い...とまるでジャンケンみたいだ。 とにかく、今日の試合でこの流れも変わるかも知れない。


 話は変わりますが、ホークスの身売り問題が再燃したらしい。 新聞各紙をチェックしてみたが、今回の問題でネックとなっているのは福岡ドームと隣接するホテルらしい。 経営再建中のダイエーとしては球団、ドーム球場、ホテルの『福岡3点セット』の内のドーム球場、ホテルだけを売却したい意向らしいのだが、福岡ドームの経営にはホークス球団の存在は不可欠で、売却価格を上げる為にも一緒に売るべきだと取引銀行側が言っているそうだ。


 前にも書いたので簡単に言いますが、私としては複数の地元企業や地元自治体が共同出資する”市民球団”へと徐々に移行して行くべきだと考えています。 企業には栄枯盛衰が付き物で、球団のスポンサーが変わって行くのは仕方無いと思うが、今の”企業チーム”的なやり方だと、別の企業の持ち物だった時代の歴史は否定、もしくは無視されてしまうから。 理想論ではあるが。






微妙な三角関係
at 2003 05/25 23:59 編集


 今日もカープは地元でドラゴンズと試合し、負けてしまった。 先日までドラゴンズには極端に相性が良かったのだが、これで本当に”普通”になったかな。 カープ、ドラゴンズ、タイガースの”三竦み(すくみ)”的な微妙な関係が崩れた以上、タイガースとの相性も普通になっているかも知れないのだから、次回の対戦では”リベンジ”を狙ってみるかな...


 ところで、今日の市民球場は外野スタンドがほとんど埋まっていた一方で、内野スタンドがガラ空き状態だった... 一度本気で内外野の料金を揃えてみてはどうかと思うのだが。 みんな外野で騒ぎたいのでは無いはずだ。 料金の差が倍近くもあるから誰も彼も外野席に集結してしまうのではないか。


 ところで、先日NHKの『難問解決・ご近所の底力』と言う番組の中で、定年退職したサラリーマンの人達の”生きがい”を探すと言う事をやっていたが、プロ野球の応援をするってのはいかがでしょう? 年配のサラリーマンと言えば”野球世代”でもあるし。 最近のプロ野球では”キッズ世代”対象のファンサービスが注目を集めているが、それ自体は本当に素晴らしいのだが、”即効性”を考えると、シニア世代対象のファンクラブを設けて、ファンサービスをしてみてはいかがだろうか? 彼らは若い人に比べると時間と資金に余裕があるかも知れないし...






野球が無い日
at 2003 05/26 22:55 編集


 今日は月曜日で『マンデーパ・リーグ』と言う事でパ・リーグの3試合が行われた。 月曜日は祝日以外セ・リーグの試合が無いのでテレビや新聞での扱いが大きくなるのがパ・リーグ側の狙いなのだろう。 集客の面では特に効果は無いのではないかと思うのだが... 週の初めから仕事帰りに野球を見て帰りたいと思う人もあまりいないだろうし。 先日決まったプレーオフの件といい、マスコミが特定のチームにばかり注目を集める”いびつな構造”への対策に過ぎないのではないかと思います...


 それなので私は『マンデーパ・リーグ』が正直好きにはなれない。 もちろん、毎日野球があるから良いと言う人もいますけど、私は”野球が無い日”が週に一度位はあっても良いと思います。 月曜日は先週のプロ野球を振り返って検証してみたり、今週のプロ野球の動きを予想して楽しんだり...と野球の試合は無かったけど私は月曜日のスポーツニュースを見るのが楽しかった。 今はそんな”余裕”も無いのかな。 やはり今の”いびつなプロ野球界の構造”の為なのだろうか...






災い転じて...
at 2003 05/28 23:58 編集


 イチロー選手や松井選手ら、メジャーリーグで活躍している日本人選手のオリンピック予選出場が事実上不可能になった。 日本側がメジャーリーグ機構に問い合わせたところ、シーズン途中に当たるオリンピック本戦はもちろん、シーズンオフのはずの予選の出場もさせないと明言したそうだ。 松井選手はヤンキースとのオプション契約としてオリンピック出場が出来る権利を勝ち取っていたのだが、それも無駄になった訳か...


 何でも、アメリカの選手は報酬面でオリンピックの出場に乗り気では無いらしく、一方で何人もの(アメリカから見て)外国人選手、特にオリンピック予選でアメリカと当たるドミニカやプエルトリコ出身の選手がメジャー各チームの主力として活躍しており、彼らが出身国の代表としてアメリカの”敵”として立ちはだかる事態を避ける為だと言われている。 それに日本や韓国などアジアも巻き込まれたと言う事だろうか...


 まあこれも仕方が無い、日本人メジャーリーガー抜きでやるしか無いでしょう。 日本でプレーしている選手だけでも勝てるチームは作れると思うし。 ちなみに、来シーズンのメジャー移籍が噂される松井選手(ライオンズ)はどうなるのだろうか? スケジュール的には予選の出場は可能だと思うが、本戦出場が難しい選手を選ぶより、本戦にも出られる選手の方が良いのではないかと思いますが... ”ドリームチーム”と言ってもタダのプロ野球オールスターチームに過ぎないと思うし、本戦を勝ち抜く戦略を基に予選のメンバー編成をするべきかも知れません...






市民球団は”夢物語”か?
at 2003 05/29 23:59 編集


 昨日のスポーツ新聞の片隅に「福岡市長、ホークスの市民球団化を否定。」と言う記事があり、「市民球団にするなんて非現実的だ。」とも語っていたそうだ。 何だかんだ言っているが要は「福岡市には財政的余裕は無い、球団の運営費は今まで通り親会社が払えば良いではないか。」と言いたいのだろう。 そう言えば以前も福岡の某有力企業の社長さんも「ウチは球団に出資する気はありません。 ダイエーさんが今まで通り球団を持ってくれるのが一番良い。」と言っていたっけ...


 某消費者金融のCMで「友達は一杯いるのにお金の話をするとみんな逃げちゃうんだよ、ちょっと話だけでも聞いてー!」みたいなセリフがあるが、世の中ってこんなものなのか... ”福岡の誇り”だの”経済効果●●億円”なんて言っていても、いざお金を出す出さないと言う話になると途端に腰が引けるものなのか。 こんな不景気の中だから簡単にお金を出せないのは分かりますが、何か出来る事だけでも協力したいと言う気持ちにはならないものか。 ”掌を返す”とまでは言いたくないが...


 カープの場合、スポンサー企業の当ても無いのに球団設立がされてしまい、それでも広島市や呉市、三原市などの自治体が資金を出し合ってとりあえず球団発足だけは出来た。 その後資金難で苦労したけど... カープみたいな極端なやり方は難しくても、ベイスターズみたいにとりあえず企業名を外すだけでもやってみるべきではないでしょうか? 例え福岡に球団が残り続けてもコロコロとチーム名が変わってしまっては愛着も失われてしまうのでは...

 ...以上です。

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