チキンレース
at 2002 09/01 23:31 編集
アメリカ・メジャーリーグ(MLB)のストライキ突入はギリギリの所で回避された。 ひとまず良かったと言いたいところだが、今回の選手会 vs オーナーの対立を招いた諸問題の根本的解決はできず、問題をしばらく先送りにしただけか... 今後も両者による調整は続きそうだ。 それにしても、前回のストライキによるファン離れのダメージがまだ完全に回復していないのにこれでは...
私が思うに、選手会側もオーナー側も「今度ストライキをやったら本当にファンに見放される。」と意識していて、だからこそ相手の方が先に音を上げると考え、強気を装って耐えていたのでは... そして選手会とオーナーの両者は、お互いにファン離れと言う”断崖絶壁”へ向かって突入し、しかしどちらも譲歩せず、崖の手前で同時に急ブレーキをかけたのだろう。 結局、勝者のいない結末になってしまった。
野球文化が根付き、歴史と伝統もあるが、柔軟に改革もして(日本より)ずっと進んでいると思ったアメリカの球界も意外に問題を抱えているみたいだ。 日本もアメリカから学ぶべきところもあるが、真似しない方が良い事も当然あるみたいだ...
スタートライン
at 2002 09/02 13:07 編集
週末、ファイターズは札幌ドームでブルーウェイブとの試合を行った。 札幌への移転が正式発表されて初めての札幌遠征だけにどうなるかと思ったが結果は”まあまあ”と言ったところか。 入場者数が2万人ちょっとで4万人以上入れる札幌ドームでは空席が目立ち、札幌市の関係者も「もうちょっと入れば...」みたいに言っていたそうだが、現在の両チームの北海道での人気を考えれば悪くない入りなのではないでしょうか。 実際、試合前のサイン会には行列ができ、ファンクラブへの入会希望者も順調に集まっているらしい。 それだけ地元チームが欲しかったのだろう...
ところで、今回の日本ハムによる牛肉偽装事件の”怪我の功名”(我ながら不謹慎な...そう、これでも十分不謹慎で、怪我の功名でチームが潰れて1リーグ制が実現...なんて某週刊誌も恥ずかしくもなく書けるものだ。)でチーム名から『日本ハム』と言う企業名を外すのかどうか注目していたが、どうやら時期尚早と見送られたらしい。 確かに、現在の経営状態では本社からの”広告料”が無いとやっていけない事情もあるのか... ただ、将来的に企業名を外して市民球団化を目指すと言う方向性だけでも示して欲しいところだが...
最近、私はJリーグ・コンサドーレ札幌のドキュメンタリー本を読んでいる(読み終わったら本のコーナーでも取り上げます)が、綱渡り経営ながらも地域住民、地元企業、地元自治体の”三位一体”でチームを支えようと健闘している様子が描かれている。 近くに良い見本があるのだからファイターズ(名前が変わるかも知れないが)も真の市民球団目指して頑張って欲しいです。 いつか札幌ドームを満員にする日を目指して...
外国人
at 2002 09/03 23:57 編集
今日は午後から広島市中心部へ出かけた。 用事を済ませた後、市内の『ギャラリー・カルピオ』に行き、応援用の小型コイのぼりを買った。 今度からこれを球場へ持って行き、メガホンや応援バットをパカパカ鳴らす応援スタイルと(たとえ私だけでも)決別しよう...
帰る前にド●ールに入ってコーヒーとお冷や数杯を飲んだ。 暑い時にはこれが一番... 窓際のカウンター席に座ってコーヒー飲んでいると、隣に外国人グループが座って来た。 そう言えば今日は何度も外国人に会った。 それも平和公園に来た観光客では無く、街角で何か配ってたりと普通に暮らしている。 こんな地方都市でも今は外国人が身近になった...
新聞などの報道によると、カープのロペス選手が二軍落ちし、チームの若返り方針もあってこのまま退団する可能性もあるそうだ。 最近、出番が少ないのでもしかしたらと思っていたが、やっぱりそうだったか... 確かに、今シーズンは長打力が衰えている印象があったし、退団自体は仕方が無いが、長年チームに貢献して来た選手だし、”人知れず退団した”なんて言う事にはして欲しくないと私は思っている...
MSNで掲載されているマーティー・キーナート氏のコラムで先週、今週の二週間にわたってメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースで活躍するA・ソリアーノ選手がカープ時代にまともな扱いをされていなかった例を挙げ、有能な人材を評価&活用出来ない日本球界を批判していた。 私も最初はドミニカ野球アカデミーの選手がカープをメジャーリーグ行きの為の踏み台にしたと思っていたが、これほど度々トラブルが起こってしまうと、カープの彼らに対する扱いにも問題があったと思う様になって来てしまった...
バブル時代、他球団がメジャーリーグの大物FA選手の引き抜きをしていた中で、ドミニカにアカデミーを造って人材を発掘&育成して自前で外国人選手を育てると言う理想や志は高く評価できるのだが、実際にはただ安く使える選手をカープに送り込むだけの存在になってしまい、正当な評価をされないと不満を持たれても仕方が無かった。 ただ、日本球界の外国人枠問題もあって、思う様に選手が使えなかったのも誤算だったんだろうけど...
”プロでの実績が無いから安く使える”のでは無く、能力に見合った評価をすると言う発想ができれば違っていたのでは... ”格安の助っ人選手”を育てると言うのでは無く、”チームの柱・主力選手を育てる”と言う考え方に変えればこのドミニカ・カープ野球アカデミーの再生も出来るのではないだろうか... カープの先見性自体は評価できるだけに惜しいので。
突然に...
at 2002 09/04 23:25 編集
バファローズが早ければこのオフにも球団名から”近鉄”を外し、『大阪バファローズ』にするかも知れないと言うニュースが入って来た。 本来なら手を叩いて喜びたくなる様な話なのだが、何か素直に喜べないのは背後に近鉄グループのリストラを感じるからか... 実際、大阪の近鉄劇場を閉めるなんてニュースも聞いているし。 私が大阪で学生をしていた頃に上本町で一人暮らししていて、あの近鉄劇場の近くをよく歩いていたのに...こんな事になるのだったら、一度行って見れば良かったかな。 話が脱線してしまったが、近鉄グループの本音は、一社で球団を支えている現状を止めたいのだろうな... 先日書いた都市対抗野球大会での表記の逆転といい、今回の事といい、野球界は少しずつ新しい方向へ動いているのではないだろうか...
若返り
at 2002 09/05 23:54 編集
先日、出場選手登録を抹消されたカープのロペス選手に代わって一軍に上がって来た若手の栗原選手が昨日からスタメン起用され、昨日はプロ初ヒットで今日はホームランか... 栗原選手はアジア大会の野球日本代表メンバーにも選ばれているし、怪我をしない様に気を付けながら良い経験を積んで欲しいものだ。 来シーズンのカープは一塁・新井、三塁・栗原と言う構想なのだろうか...
新井選手と言えばホームランが20本に達しており、まだ試合数が多いのでぜひとも30本打って欲しいものだ。 現在、打順が7番から6番に上がっているが、打席数を増やす為にも上位で起用しても面白いのでは。 私としては2番を打たせてみたらどうかと思ってます。 そう、かつてのファイターズ・小笠原選手みたいな”バントをしない2番打者”として。 そこからクリーンアップへステップアップするとか... 久しぶりにカープ系ホームページらしい日記になったか。
そんなに売りたいのか...
at 2002 09/06 23:58 編集
大阪近鉄バファローズが来期から球団名より”近鉄”を外して『大阪バファローズ』になると言う報道があって、近鉄(近畿日本鉄道)側は「球団では無く球団の運営会社から”近鉄”を外すだけです。」とコメントした。 そうですか、でも素直には受け取れないな... 実際、ファイターズの札幌移転問題も第一報が入った時点では否定していたし...
恐らく、球団名から企業名を外して他企業の資本参加を求める事も、将来的に市民から株主を募る事も事実だろう。 こんな事言ってはなんだけど、本当は球団を他の企業に売りたいのだろうな... だが、新規加盟料30億円と言う”参入規制”もあるし、そうでなくても今は選手の給料水準も上がっていて、年間数十億円も掛かるそうなのでまず買う企業は無いだろうから...
カープだって本来は苦しいはずなのだが、何とかやっていけるのは莫大な放映権料収入がある巨人戦があるからか... 逆にそれが無いパ・リーグの球団は選手の給料ばかり上がって苦しい経営になる。 『1リーグ制構想』がどんなに批判されても根強く残るのは、この経済的な側面もあるのかと今回のニュースを聞いて考えてしまった...
現実と理想
at 2002 09/07 09:21 編集
今、ふと思い立って、私の元のホームページにあるこの日記のバックナンバーを読み返してみた。 自分の書いた文章って時間が経ってから読み返すと何とも稚拙で顔から火が出そうになるものだな... そうしているうち、古い日記の中で気になる文章があったので今日はそれをネタに書いてみます。 手前味噌ではありますが、私自身の文章を引用して話を進めて行きます...
=====================================================================
『野球部に入ろう!』
前回、評論家の玉木正之氏について書きましたが、私がその影響を受け、見方が変わったのが甲子園、すなわち全国高校野球選手権大会です。 氏の本を読んで頂ければ一番良いのですけど、簡単に紹介しますと、今の「甲子園」は将来的には縮小、廃止すべきだと、その理由は、「甲子園」がトーナメント制で、しかも真夏に行われるのは、主催者である新聞社の「演出」に過ぎず、その為に多くの選手が熱中症に倒れたり、肩を壊してもお構いなしで、それにトーナメント制の為にほとんどの選手は公式戦を1、2試合しか経験できない。(大学やプロはリーグ戦なのに...) しかも、これら全ては「教育」の名の元に行われていると...こう言った感じの内容でした。
これをよんで私は衝撃を受けました。 確かにそうだ...選手達や応援している学校の生徒や関係者、それに地元の人達の喜び、そして悲しみ、汗と涙...これらは全て、新聞屋の「演出」で作られた物なのか...盛り上がれば、それはそれでいいのかも知れない。 しかし野球の場合は投手が酷使されると言う側面がある。
...数年前、沖縄尚学高校が沖縄県勢初優勝を遂げたが、その決勝戦で沖縄尚学の監督は準決勝で延長戦を投げぬいたエースを休ませ、控え投手を登板させた。 「彼の将来を考え、休ませた。」と言う監督をマスコミは賞賛したが、これって当たり前の事ではないだろうか? だってプロの投手に延長戦完投の後、翌日先発しろと命令すれば、「壊す気か!」と当然反発するだろう。 何故、高校生ならいいのか? それに勝ったから賞賛されるのであって、負けていれば「エースを使わない」事を批判されたろう。 高野連は複数の投手を育成するよう指導しているが、諸悪の根源であるトーナメント制を止めない限り、エース酷使と言う問題はいつまでも続くだろう。
数年前、部員が集まらないと言う「野球部の危機」が叫ばれ、その頃からいわゆる「全員丸刈り」は止める学校が増えたと聞いているが、今は部員減少の危機はさったのだろうか? 最近、何も聞かないので...
私は、今の「甲子園」は止めて、県内レベルの高校野球...地区リーグ、そして上位校による決勝リーグを春から秋にかけて行う...と言う新しい高校野球に変えるべきだと思います。 そうすれば今よりも多くの部員が試合を経験でき、教育にも良いと思うのだが...費用は自治体の「教育予算」から出せばいい。 民間にやらせるから「宣伝優先」「商売優先」になるんだと思います。
今は「甲子園」が常識になっている。 それ以前の「高校野球」を想像できる「日本人」はいないはずだ。 でも今はその「常識」を捨てる時だと思っています。 高校野球ファンの皆さん、すいません! でも、プロ野球ファンとして、人材が社会に出る前につぶされる現状には一言いわずにいられませんでした。 スターになるのは社会に出てからでもいいじゃないかと私は思っています。
(2001年1月13日)
=====================================================================
実は、この日記を書いて数日後に当時の常連さんだった大阪の高校生の方が反論を寄せてくれました。 内容は「広島の事は分かりませんが、大阪は学校の数が多く、あなたの提唱する高校野球のリーグ制を実行した場合、毎週末試合する事になり、練習が出来なくなってしまいます。 それにそれだけの試合をする(遠征費などの)費用は誰が出すのでしょう?」と言うものでした。 確かに私は広島県を基準に考えていたところがありました。 当時はそれで納得しました。 でも...
先日、日本サッカー協会会長の川渕さんが、「選手育成の為には少しでも多く実戦を経験させたい。 しかし日本の高校スポーツはトーナメント戦主体で、ほとんどの選手はわずかしか試合を経験できない。 高校のクラブと、Jリーグのユースチームによる地域リーグ戦を実現させたい。」みたいな構想を語ってられた。 それを新聞で読んで、私は「そんな事できるのだろうか!?」と思ってしまった...
...先ほど書いた通り、地域リーグ戦実現には(学校の数が多い)大都市部や(学校同士が離れている)山間部をどうするのか、学業との両立や費用をどうするのか?などの諸問題があり、これは野球もサッカーも同じでしょう。 川渕さんやサッカー界にはこれを解決するアイデアがあるのか気になるところだ。 とにかく、理想を追求する姿勢には素晴らしいものがある...
この夏、地域リーグ制の話を聞いてから高校野球を見ていても、グラウンドの選手よりスタンドの応援団がどうしても気になる... もちろん、チアリーダーの女の子じゃなくてユニフォーム姿で応援している野球部員達が...である。 「何年生なのかな...?」、「一度でも試合に出られた?」 私はもう、何の疑問も持たずに高校野球を見られた昔には戻れない...
繰り返しになるが、高校野球の地方予選を①地域の10チーム程によるリーグ戦⇒②各地区優勝校による決勝トーナメント⇒③甲子園での本大会...と言うふうに出来ないだろうか? また、終盤は週一回の試合にし、ピッチャーの連投を防げれば...
甲子園での本大会は、(移動の問題などで)試合を週一回にするのは無理だが、所定の球数を超えたら強制的にマウンドを降りるとか、二日続けての先発登板を禁止するなどの選手の身体への過度の負担を軽減する新ルールはできないのだろうか? 少なくとも地域リーグ実現への困難に比べれば簡単なはずだが...
プロ野球だって”選手の海外流出による国内の空洞化”だの”スター選手の不在”だと嘆く前に何か出来る事があるのでは? 例え高校球界と対立してでもサッカーに負けない様な野球界を創るべきなのでは...? 「高校野球は永遠に不滅です。」なんて言っている場合では無いと私は思います...
スポーツを破産から救うには
at 2002 09/08 23:49 編集
昨日に続いて、今日も過去のバックナンバーから拾って来た文章を元に書いてみます。 さすがに最近ちょっとネタ切れ気味かも... もっとも、先日の日本経済新聞にあった「新聞記事の無断転載を止めて下さい。」みたいな記事に対してちょっと皮肉を込めている所もあったりして...
=====================================================================
『不定期連載.カープ再建③~勲章』
前回に続いてまた歴史の話を... 戦国時代の終盤、京都と堺を占領した織田信長は”名物狩り”と称して茶道具の名品を強制的にかき集めた。 別に信長公が”茶の湯マニア”だった訳では無く、本当の狙いはお茶(現在の茶道)を政治に利用する事だった。 まず、信長公は自分の領地内での茶会を禁止し、戦争などで手柄のあった家来に褒美として茶会開催の権利や、コレクションした名物茶器を与えた。 そして、武士達の間に茶の湯が大流行し、信長公の家来達は、”お宝茶器”欲しさに必死で働く様になった。 ...全国統一を視野に入れる信長公は、滅ぼした敵の領地を褒美として与えるそれまでのやり方が破綻する事を予知し、武士達に新しい価値観を提示したのだ...
観客動員の減少に苦しむカープ球団再建策を考える第3回は、年棒高騰対策です。 元々上昇していた主力級選手の年棒は、フリーエージェント制度導入以来、更に跳ね上がり、今や1億円以上が当たり前になった。 この状況はカープの様な資金力の弱いチームには厳しい。 選手を育てチーム力が強化されても、高年棒がネックになって放出する事になり、例え優勝しても数年後にはまるで別のチームになる事だろう...
今の異常な状況を是正するにはやはり「サラリーキャップ制度」導入しか無いと思う。 これは資金面だけで無く、給料の高い大物選手と安い若手有望株、それに中堅クラスによるバランスを考えたチーム編成をしなくてはならなくなり、観ているファンの側から考えてもプロ野球が面白くなると思う。 だが、選手側にとっては給料を抑えられてしまう事になり、アメリカの様にストライキを招くかも知れない。 だから私はカープ及び日本プロ野球界に高年棒、複数年契約に続く第3の価値観を創造する事を提案します。 名付けて「貢献度ポイント&レベルアップ方式」です。
ファミコンゲームの人気ジャンルにロールプレイングゲーム(RPG)がある。 大抵の物は戦闘で経験値を貯めてレベルアップして主人公が強くなって行く。 これを応用するのだ。 やり方はまず、契約更改時にチームへの貢献度を数値化した「貢献度ポイント」を管理者であるプロ野球機構に提出し、次のレベルに必要な値になったら”レベルアップ”するのだ。 そしてその”レベル”を新聞やTV、球場の電光掲示板に個人成績と共に表示するのだ。 現役選手の大半は”ゲーム世代”だから理解し易いのでは。
選手の年棒が上がり続ける理由の一つは、選手の球界内での序列を表す数値が年棒の額しか無い事だと思っている。 私は前から疑問に思っていたが、野球選手ってそんな何十億もの大金が本当に必要なのだろうか? 「●●選手は10億もらっているなら、私は11億欲しい。」みたいに他選手との比較の為でもあるのではないだろうか... それなら例えば金本選手・レベル24、緒方選手・レベル26...と、こんな数字でも代用出来るのではないだろうか?
貢献度ポイントの算出法は...
①チーム勝利に対する戦力的貢献
②その選手の活躍によるチームへの宣伝的貢献
③年棒を抑える事による経済的貢献
これらを元に算出する。
”本家”のRPG同様、高いレベルになるとより一層大きな値が必要になるので、大物選手は高いレベルと言う名誉を取るか、高年棒を取るか選択する事になる。 それと、ルーキーはアマチュアの大物程”宣伝効果”があるので、ドラフト上位程大目に与え、スタート時のレベル差を付ければ良いと思う。 以上が「貢献度ポイント&レベルアップ方式」の原案です。
...私も茶道こそ習ってませんが、趣味で抹茶を立ててます。 ”お宝茶器”なんて持ってませんが... 私の”お宝茶器”は母から譲り受けた茶碗と風呂釜(お湯を沸かす道具)かな... もちろん、古道具屋に売っても幾らにもなりませんが...
(2001年11月19日)
=====================================================================
今シーズン、フリーエージェントの権利を取得した松井(ジャイアンツ)、中村(紀・バファローズ)選手らの動向が注目されているが、彼らがどう言う決断をするにしてもネックとなるのが”お金”の問題だ。 例えば松井選手の場合、メジャーリーグ行きかジャイアンツ残留の二者択一と言われているが、何故かと言えば彼の6億円もの年棒を払えるチームは日本にはほとんどいないからだ。
中村(紀)選手にしてもそうで、本人がバファローズ残留を希望していても、球団側は彼の集客力と年棒とを対比して難しい決断を強いられる事になりそうだ。 選手にしても、給料は少しでも多い方が良いに決まっているが、場合によってはその高年棒の為に愛着のあるチームを追われる事もあるかも知れない。
現在、アメリカのメジャーリーグ球団も、ヨーロッパリーグのサッカークラブも経営が苦しくなっている所は多いらしい。 やはりサラリーキャップ制度などの給料抑制策は必要ではないだろうか。 野球だけでなくプロスポーツには”ビジネス”だけでなく”ゲーム”の側面もあるのだから、バランスを保ちファンが楽しめるものにするには明確で公正なルールの元に縛る必要もあるのではないだろうか... その上で日本では代理人制度を本格的に導入すれば良いと思ってます。
こんな永久欠番はいかがですか?
at 2002 09/09 14:02 編集
先週、広島の『ギャラリー・カルピオ』に行った。 二階展示室をさらっと見た後、一階のグッズショップを見ていた。 今シーズンからカープのユニフォームが変わったのを機に、レプリカユニフォーム(ホーム用)の購入を考えているのだが、悩みのタネは江藤選手がジャイアンツに移籍して以来、私には特定の好きな選手がいない為、欲しい選手のが無い事だ。 迷った結果、私は『応援用コイのぼり』を買って帰った...
聞いた話では、先日のサッカーワールドカップの時にサポーターが着ていたレプリカユニフォームには”背番号24番”があったと聞く。 日本代表チームは23人だから24番は”24番目の選手”であるサポーターの番号になる訳だ。 野球でもこんな事できないだろうか。 ”10人目の選手”としてゲームに参加している気分になれるかも知れないし。
そこで思い付いたのだが、ファンサービスとして誰も付けていない”空き番号”を用意し、その番号を付けたレプリカユニフォームを作り、背番号の上に好きなネームを入れる(当然有料だが)サービスをやってはどうだろうか。 ”本物”同様に苗字を入れても良いし、名前でも、ニックネームでも面白い。 私だったら”DAISUKE”とか、もしくは”SUNLINER”かな...
その番号の候補としては、投手にも野手にも見える20番台から50番台の番号なんてのはどうだろうか。 あまり若い番号を指定してしまうと、今度は選手が付けられる若い番号が減ってしまうし... また、引退したスター選手の番号を使う手もあります。 カープだと北別府投手(現一軍ピッチングコーチ)の背番号20番は永久欠番では無いが、彼の引退以来誰も付けていないが、そう言う番号をファンが受け継ぐと言う手もあるのでは...
もっとも、”架空の番号”が無秩序に出回るのは面白くないのなら、例えば将来、市民球団として地元住民から株主を募集する事があった場合、市民株主対象のサービスとしてやってみたら面白いのではないかと思っています。 市民株主になるメリットも増すのではないでしょうか...?
徒然に...
at 2002 09/10 23:23 編集
スポーツニュースで結果を知ったが、どうやらカープは負けたみたいだ。 栗原選手がエラーしてしまったようだが、今は我慢して育てるしかないな。 高橋投手には悪いけど...
ライオンズのカブレラ選手が早くも50号ホームランを打ったな。 日本記録の55本まであとわずか... 今度こそ敬遠責めなんて馬鹿な事をせず、気分良く新記録誕生の瞬間を見せて欲しいものだ...
公民館にて
at 2002 09/11 20:30 編集
月曜日、いつもの図書館が休館日だったので町の公民館を利用した。 ここには規模的には図書館と比べるべくもないが図書室もあり、閑散としているから書き物もしやすい。 本棚を見ていると、1994年広島アジア大会の公式パンフレットがあった。 この手の大会は何をもって成功と呼ぶのか知らないが、いわゆる”経済効果”を期待したのなら失敗だったのかも知れない。 広島市は現在、アジア大会時に行った莫大な公共事業の”負の遺産”に苦しんでいるし...
アジア大会メイン会場だった広島ビッグアーチも、見た目にこだわって屋根を付けなかった事が災いしてサッカーワールドカップも呼べなかったし、現在も広島のスポーツ界の規模からすれば少々過剰な設備だ。 Jリーグ・サンフィレッチェ広島もサッカー専用のスタジアム建設を求めている。 広島市の財政難はカープの新ホーム球場構想にも何かと影響を与えているし... 現在は民間主体で建設する事になっている。
当時の私は食品関係の工場で働いていて、上の人は”アジア大会特需”を期待していたが、食文化があまりに違っていて結局、期待した程の仕事は無かったと記憶している。 また、ホテルが次々にオープンし、大会後にバタバタ潰れ、その中には多くのプロ野球チームが定宿にしていた『広島グランドホテル』もあったっけ...
この日は新聞休刊日だったので、日曜日の新聞だったが、毎日新聞にの社説に「五輪代表チームはプロアマ混成で」とあった。 何処かで聞いた話だが... それで過去の日記を調べてみると、同じ毎日新聞の4月28日付にほとんど同じ内容の社説(コラム?)が載っていた。(6月23日の日記参照) 同じ事をまた書くと言う事は、当時と置かれた状況が同じ...いや、悪くなっているのかも。 あの時も書いたが、キューバを除くライバル各国はプロ主体の五輪代表チームに切り替わっていて、日本だけアマチュア選手の割合を増やしても... 育成に徹するか、勝ちに徹するかしないといけないのだが、そこの所を全く書いていないから問題なのでは...
正直言えば私もオリンピック代表をプロ主体の”ドリームチーム”にするのは反対です。 ただ、それならアマチュア協会側も、各国と交渉して「オリンピックは若手選手育成の場として、それとは別にプロのトップ選手による”野球ワールドカップ”をやりましょう。」とでも提唱するべきで、現状ではアメリカに「オリンピックにメジャーリーガー主体のドリームチーム」を派遣してくれ。」と要請する始末だから...
社会人野球の事については別の機会に...
早いものだ
at 2002 09/12 23:22 編集
ニューヨークの同時多発テロ事件からもう一年か... テレビも新聞もこれ一色だ。 メジャーリーガー達も黙祷を捧げていたな。 私は広島在住と言う事もあって、”ヒロシマ”とダブって見えるものもある。 片方の側面からだけ見た情報が雪崩れ込んで来る感じが... ずっと好きで歴史を勉強して来たから”正義の戦争”なんて無いと分かっているし。 本当に平和な世の中が来るように願いたいものだ。 戦いはスポーツやゲームの中だけにあれば良い。 これらは人の闘争本能を満たしてくれるから。
もの想い...
at 2002 09/14 14:39 編集
先日、毎日新聞の社説(コラムかな?)にまたしても「社会人野球を衰退から救う為にも、オリンピック野球日本代表はプロアマ混成チームにするべき。」「プロに人材を供給してきた社会人野球の衰退はプロ野球にとっても好ましくないはず。」みたいな事が書かれていた。 それほど事態は深刻なのか... 先日の都市対抗野球大会でも、廃部の為これが最後の大会だと言うチームがいくつかあったし。 まともな下部組織を作らず、人材育成をアマチュアに”丸投げ”して来たプロ野球もいずれ対応に迫られるのではないかと思う...
考えてみれば、同じアマチュアなのに社会人野球が高校野球ほど注目されないのは何故なのやら... 今回の都市対抗ではチーム名の表記が”都市名(企業名)”と、今までの逆になっていた。 地域性を前面に出すのは良いんだけど、これで本当に状況が良くなるのか分からない。 実際、高校野球は”学校名(県名)”でも十分”地域代表”として認知されている訳だし...?
私の考えでは、プロ野球と社会人野球との違いが不明確なのがいけないのではないかと思っています。 プロの大半のチームがが地域名ではなく企業名を前面に出しているし、逆に社会人でも地域名を前面に出すクラブチームもあってその違いが明確では無い。 高校野球は不況と少子化の中、学校の宣伝と生徒集めと言う成果が出ているから良いが、社会人野球は目に見える宣伝効果が無くて厳しいのかな...
私は社会人野球はその役目を終えており、『日本版マイナーリーグ』として再編成するべきだと考えてます。 私の現時点での構想は...
一軍を16チーム、各地方に最低でも一つ、ペナントレースと日本シリーズ、更には韓国や台湾、中国の優勝チームとの決勝大会を行う。 将来的にはヨーロッパのサッカーみたいな有力チームによる『アジアカップ選手権』みたいなイベントも...
二軍を48チーム、各県に一チーム。 現在と同じく東西のリーグに分けてリーグ戦を争って、東西リーグの優勝チーム同士で文字通りの”東西決戦”を行う。 リーグ戦とは別に48チームによるトーナメント大会をするのも良い。 選手は(待遇が悪いが)プロ契約。
その下に地域クラブチーム(広島なら呉、三原、尾道など)による『地域リーグ』を置き、リーグ戦とは別に地区大会、決勝大会と続くトーナメント戦『新・都市対抗野球大会』を行う。 また、大学のチームも入れた『天皇杯』なんて大会をやるのも面白い。 選手はアマチュアで別の仕事との掛け持ち。
プロ野球と社会人野球を混ぜて三部制のリーグを作り、それぞれが個性を出して住み分けを図る... これが現時点での私の構想です。 前から持っていたアイデアに人から教わった事や外国や他競技の情報などを貼り付けた物ですが、今後もアイデアを継ぎ足して本当に通用する物を目指して行こうと考えてます。
必要あるもの
at 2002 09/16 11:45 編集
広島の新球場建設構想に新しい動きがあったらしい。 具体的な球場建設のプランを巡って広島市とチーム・エンティアム(広島カープを含む複数の民間企業からなる)が交渉し、結果は球場に屋根を付ける事にこだわる広島市と、採算上の理由で断固拒否するチーム・エンティアムとの話がまとまらず、物別れに終わった。 長くなるので、興味がある方は以下のページで詳細を見て下さい。
(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn02091301.html)
...私も、屋根があれば確かに便利だと思います。 試合中に雨が振り出してビショビショになった事もありますし、遠方の人は急に中止になったら観戦プランが狂うだろう。 でも屋根の為に莫大な経費が掛かり、それが入場料に反映されるのでは話にならない。 そんな金があれば一台でも駐車場スペースを確保した方が(遠方も含む)ファンの為になるだろう。
雨を避けるだけならスタンドの裏手に広めの通路を造り、喫煙コーナー&雨宿り場所として利用すれば十分だし、遠方のファンの為には試合中止などの情報をマメに発信するしかないでしょう。 今はこうやってネットとかもあるのだから... この屋根の問題は、今の高速道路の問題同様、あれば便利だが無くても困るものでもないし、そのコストが料金に反映されれば利用者が減るだけの話でしょう...
広島市は今まで、東京や大阪などの大都市にある物を広島にも導入すると言う発想でやって来た。 広島市は川の中州にできた街で地盤が軟弱なのに無理して地下街を造り、その値段が商品に反映されて、内部の店の客は少ない。 カープはその二の舞を踏みたくないのだ。 それに広島市が今後、日本や中国地方で存在感を発揮する為には他の街に無い物を造らないと。 それなのに”日本初の本格的ボールパーク”より”他の都市にある屋根付き球場”が良いと言うのでは... 政治家ならもっと時代を読む目を磨かないと。
広島市にはもう一つスタジアム建設の構想がある。 サンフィレッチェ広島のホームとなるサッカー専用スタジアムだ。 私としては、現在の広島市民球場の跡地にヨーロッパの中堅クラブが使っている様な二万人弱収容で、高いフェンスが無くピッチとスタンドの距離が近いスタジアムを造って欲しいが、広島市にはそんな資金が無いので、市内にある広島スタジアムをサッカー専用に改装する案が有力だ。 何はともあれ、こちらの方も是非実現して欲しいものだ。
最後に、新しいスタジアムも良いが、選手の方々にもそれに見合ったプレーをして欲しい。 私は勝利至上主義者じゃないが、それでも万年BクラスやJ2陥落をスレスレで逃れるのがやっとの成績ばかりでは盛り上がらない訳ですから...
優勝間際の熱狂
at 2002 09/18 23:07 編集
今日はライオンズが優勝を決めるかも知れないので注目されたがマジック対象チームのホークスも勝ったので今日の優勝は無くなったか。 何はともあれライオンズとジャイアンツの優勝は確定的か... それにしても、Jリーグの浦和レッズ(J2の大宮アルティージャもあるが)はあんなに熱狂的なんだからプロ野球のライオンズだってもっと
”埼玉”の地域性を強調すれば人気も出るのではないだろうか? バファローズのいずれ”近鉄”から”大阪”に変わるみたいだし、こちらも...
埼玉の地元チーム
at 2002 09/19 23:43 編集
パ・リーグ首位のライオンズは昨日の勝ちでマジック1となり、明日にも優勝が決まりそうな状況だ。 ところで、優勝が決まるかも知れなかった昨日の西武ドームの入りだが、新聞には5万人とあったけどテレビの映像で見る限り、スタンドにはまだ余裕がある様な気も... こんな疑問を持ってしまうのも、同じ埼玉県でサッカーの浦和での熱狂ぶりを考えると、優勝間際だと言うのに...
今日、先日ダイ●ーで買った100円の関東地図を見てみると一つ気になった事が... 以前、埼玉県の旧浦和市や大宮市などが合併して人口100万人以上の大都市『さいたま市』ができた。 そのさいたま市から西武ドームへのアクセスがあまり良くない事だ。 それでネットで検索してみた(以下のアドレス参照。 最寄り駅は西武園)が...
http://www.seibu-group.co.jp/railways/unyu/rosen/image/SHIN.JPG
西武ドームは新宿から川越に向かう西武鉄道の沿線にある。 鉄道会社による沿線開発なんだろうけど、交通アクセスの面だけ見ると、ライオンズは”埼玉県に本拠地を置く東京のチーム”になるのでは...? 聞いた話では地元の放送局などが熱心にライオンズをバックアップしているらしい、なのに球団自身は東京を向いて商売しているのでは本当に熱心な地元ファンを開拓できないと私は思います。 ライオンズのオーナーも”1リーグ構想”なんかに血道を上げるより埼玉での地域密着に力を入れる方が良いと思うのだけど...
FA選手を引き留めるのは...
at 2002 09/21 14:43 編集
昨日はホークスとマリーンズが意地を見せてパ・リーグ優勝は今日以降に持ち越した。 一方でセ・リーグも昨日、首位ジャイアンツが二位スワローズに勝ってこちらも時間の問題か。 フジテレビ(広島ではテレビ新広島)は未だに”決戦”なんて言葉を使っているが、マジックも一桁になり、既に決着は付いている。 相変わらず日本語を乱しているみたいだが...
流石にこの時期になるとカープファンの私としては目先の勝ち負けより来期の事に関心が移るな... 栗原選手らの若手が台頭してきつつある一方で、チームを去る選手も... 昨日のスポーツ新聞に「金本FA獲得にロッテも参戦?」と言う記事が載っていた。 金本選手の今期年棒はカープが出せる限界とも言える2億5千万円だ。 今以上の昇給は無いと言われては一般のサラリーマンだって会社を出るかも知れない。 何故か新聞はこの事を書かずに感情的な事ばかり書いているが...
この記事の通り金本選手がマリーンズに行くのなら私はむしろ応援するでしょう。 マリーンズの弱点は長打力の弱さだし、補強としては問題無いし、現在のパ・リーグから主力選手が流出する流れに一石を投じる事になる。 一方で同じセ・リーグに移籍した場合は、かつての江藤選手の時同様、カープファンの悪感情が懸念されるな... ただ、仮にそうなったとしても本人を恨んで石を投げたりする様な事は止めて欲しいものだ。
それから、金本選手は最近まで「故郷でもある広島が好きであり、FA移籍するつもりは無い。」と公言していたのだから、仮に移籍する事になっても「●●でプレーするのが夢でした。」なんてウソ臭い事を言わず、はっきりと「金銭面で折り合いが付かなかった。」と言って欲しいのだ。 それが球団間の経済格差があり過ぎる現状を見せる事になり、プロ野球界の為にもなる。
そうなったら金本選手流出で悪いのは誰だろうか? カープ球団? いいえ、球場に行かなかったカープファンが一番悪いのだ。 あんな客の入りでは一億円プレイヤーを何人も抱えられない。 今の客の入りでは今後もスター選手が売り飛ばされ続けるだろう。 プロ野球はJリーグと違ってファンがチームを支えるシステムが出来てないが、とりあえずは少しでも球場に行かないと...
こんな事書いている私自身が球場に行かないと話にならないな... 今度の月曜日に観光も兼ねて『尾道しまなみ球場』でのベイスターズ戦を見に行きます。 新しい球場なので、良く調べて見て球場レポートも書く予定です。
遅まきながら...
at 2002 09/22 12:43 編集
今日の新聞によると、広島カープ球団と球場を管理する広島市は広島市民球場のスタンドを禁煙とし、後方の通路に灰皿を置いて喫煙所にする事になった。 (多分、私も含め)ファンからの要望が多かったらしい。 まあ、当然と言えば当然だろう。 混んでいる時や指定席では隣でタバコを吸われても逃げる事も出来ないし... 前の段にサラリーマンとかのグループが座った時なんて最悪だからな。
私も新しい球場が出来たら、そこからスタンド内禁煙にしてくれと何度か書いてきたが、いち早くやってくれた事は大いに評価したい。 もっとも、全11本拠地中の10番目なんだけど... これを手始めに家族連れとかが不快な思いをせずに楽しく観戦できる環境を更に追及して行って欲しいものだ。 このスタンド内禁煙は来週末のスワローズ戦から実施され、その前のベイスターズ戦から告知の方も始めるそうだ。
そう言えば来シーズンから缶、ビン、ペットボトル等での飲み物の持ち込みが禁止になるんだったな... 野球がある日はいつも近所の広島そごうの前に露店が立って弁当や飲み物を売っていたが、あれも無くなるのだろうか? まあ、バッグの中とかに1~3本程度隠し持って入る位なら可愛げもあるが、クーラーボックスにビールを満載して球場入りする”強者”もいるから禁止したくもなるだろうな... まあ、誰も(重いのに)好き好んで持ち込みたくは無いだろう。 気軽に中で買える様、値段や商品の質を上げて欲しいものだが...
今日は不調
at 2002 09/24 23:54 編集
昨日行って来た『しまなみ球場』(正確な名前はびんご運動公園野球場)での観戦記だが、まだ頭の中でまとまっていないので明日書く予定にしています。 球場での冷え込みと、帰りの渋滞で超ギリギリの最終便で帰るドタバタ劇で今日は頭が混乱してました。
今日、セ・リーグではジャイアンツが優勝を決めた...と言ってもマジック対象チームのスワローズが敗れ、その後にジャイアンツがサヨナラ負けした為に、こちらもパ・リーグ同様に変則的な優勝決定場面になってしまったらしいが。 これもせめてもの抵抗なのか...
終わり良ければ...
at 2002 09/25 23:59 編集
以前図書館で読んだ本に、プロデューサーとして『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』などのドラマをヒットさせた仕掛人・大多亮氏の回顧録がある。 数々のヒットドラマの舞台裏が描かれていて興味深く読んだのだが、最終回には相当力を入れているのが良く分かる。 確かに、いくら面白くても最終回で無理矢理オチを付けた様なドラマは印象が薄くなり、心に残らない...
昨日、プロ野球セ・リーグはジャイアンツが優勝を決めたが、タイガースは土壇場の粘りで最終回に追い付き、試合は延長戦に入った。 既にスワローズが負けてジャイアンツの優勝は決まっている。 本来なら21時半でテレビ中継は終わるのだが、試合終了とそれに続くジャイアンツの胴上げを映そうとしたのか、テレビ中継は延々と続いた。 私は22時から某ニュース番組を見ていたが、その間も試合は続き、23時過ぎにタイガースがサヨナラ勝ちを収めた事をそのニュース番組で知った...
23時半、チャンネルをテレビ新広島(フジ系)に変えると、ドラマをやっていた。 そう言えば『ナースのお仕事』とか言うドラマの最終回か...でも確か21時から23時10分までの特別拡大版では。 ナイター終了後と言う事は、本来ならその番組が終わるはずの時間から始めるなんて...冗談でしょう... そして日付が変わって1時過ぎ。 まだやっている。
私はあのドラマ見ていないから詳しくは知らないが、二時間に拡大する程だからかなり力が入っていたのだろう。 それが二時間も待たされてこんな時間に見るだろうか。 ひどい事をするものだ。 こんな事よくスポンサーの了解が得られたものよ。 私がこのドラマの製作者だったら泣きたくなるだろうに... 視聴者の抗議は無かったのだろうか。 先日の『さくら』の放送ミスでは7000件もの苦情が来たらしいが... 後日改めて放送し直すべきだったのでは。
前にも書いたが、プロ野球の放送は21時で原則終了すべきだな。 最後まで見たい人はスカ●ーにでも加入するなり、球場に足を運ぶなりすれば良いのだから...
『コイのぼりスクワット』と『お手製金本弁当』(前編)
at 2002 09/26 23:51 編集
先日の月曜日、私は尾道までカープの試合を見に出かけた。 祝日だったのでてっきりデーゲームかと思っていたが、調べてみると18時開始になっている。 何かデーゲームで出来ない事情でもあるのだろうな... 夕方からなら昼頃の出発でも良いので何か食べ物を作って家から持って行くか... 何せ尾道までの電車賃は片道1600円もするのだから。
とりあえず有り合わせの材料で弁当を作る。 海苔があったのでハサミで切って”10”と言う数字を海苔でご飯の上に作ってみた。 これが私の『お手製金本弁当』だ。 カープ球団が作ってくれないから自分で作るしかない。 あとは...リンゴはないかな...無い、残念だ。 ”ウサギ”を作りたかったのだが。 リュックに弁当とグラブ、それと先日『ギャラリー・カルピオ』で買ったコイのぼりを入れて出発だ。
15時頃、尾道に到着。 祝日のせいか、駅周辺は賑やかだ。 商店街の入り口には作家・林芙美子の銅像と『放浪記』の碑文がある。 それ以外にもこの街には独特の”文化の匂い”があり、私は好きだ。 この感覚、最近別の街で体験した様な...? 思い出した!鎌倉の街だった。
さて、駅前に戻ると『しまなみ球場行きシャトルバス乗り場』があった。 わずか100円で球場まで行けるらしい。 私は100円払ってバスに乗る。 駅前を出発したバスは山の方へ登って行く。 どこまで行くのだろうか? バスは途中、新幹線の新尾道駅に立ち寄ってから5分ほどで『びんご運動公園』に入る。 しまなみ球場とはその中の一施設らしい。 山奥に野球場やテニスコート、それに”サッカーも出来る陸上競技場”などが集まっている。
私はチケットを買って外野席に並ぶ。 どうやら外野は芝生席らしい。 実は私は芝生席は初体験だ。 楽しみだね。 ビニールシート持って来て良かった。 昔、妹からもらった少女漫画誌の付録なんだけど...
『コイのぼりスクワット』と『お手製金本弁当』(後編)
at 2002 09/27 00:53 編集
(昨日の続きです)球場周辺には店とかも無く、イベント用テントを張ってそこで球団グッズや飲食物が売られている。 いつもの広島市民球場とはまた違う”手作り感覚”がなかなか良かった。 開門を待っていると、唐突にバスが乗り付けて来た。 何事かと思ったらベイスターズの選手だった。 バスのトランクから大きなスポーツバッグ(?)を取り出している。 声を掛けようかと思ったが、近過ぎて逆に気後れしてしまった...残念。
開場し、私は芝生席にビニールシートを敷いて席を確保した。 甲子園球場を模して造られたらしいこの球場だが、グラウンドは比較的広いけど、外野席は裏山が迫っているせいか狭くて設備もイマイチだな。 たまに試合をするには良いかも知れないが、プロ球団の本拠地としては厳しいかな。
試合の方はカープ・河内、ベイスターズ・グスマン両投手の投げ合い...と言うかお互いになかなか点が入らない試合だった。 中盤の5回位になると山奥のせいか急に肌寒くなって来た。 私は身体を温める為にもコイのぼりを降り回しながらスクワット応援をする。
21時前になると帰りの足が心配なので途中だけど引き上げる事にした。 新幹線には乗りたくないので22時前の便で帰らないといけないし... 私はバスに乗ったが、球場周辺の道路に駐車場から出て来るマイカーが殺到して大渋滞になった。 私の乗ったバスも駐車場を出た所で立ち往生。 しばらくすると選手を乗せたバスとすれ違った。 勝ったベイスターズの選手は愛想良く手を振っていたが、負けたカープの選手は手を振っても反応が無かった。
最終電車に乗れるか心配だが私にはどうしようも無いので寝ていたが、バスが尾道駅に着いて見ると22時過ぎ...乗遅れたか。 仕方無く近くの三原駅に行って見ると『こだま』の広島行き最終便が残っていた。 900円余分に掛かってしまったがこれで駅で夜明かしせずに済んだ。 新幹線に乗るのは久しぶりだ...
経済効果
at 2002 09/28 10:36 編集
先日、ジャイアンツが優勝した後で恒例の”優勝セール”がいくつかのデパート、スーパーやコンビニエンスストアで行われたらしい。 前回、2000年の優勝時に広島三越はカープのお膝元・広島での優勝セールを自粛したが、今年はそんなデリカシーは無かったらしい。 まあ、不況で苦しいとそんな余裕は無くなるのだろう... カープは低迷したままだし、広島の街には浮ついた雰囲気は全くありません。
それにしても東京はジャイアンツの地元だからまだ分かるが、広島の●越やセブン●レブンがジャイアンツと何の関係があると言うのだろうか? 親会社でも無いし、シーズン中に「セブン●レブンは読売ジャイアンツを応援しています。」とCMでやっていたっけ? 地域密着ができていない日本球界を象徴する場面だな。 まあいいさ、他のデパートやコンビニに行けば良いだけの話だ。
日本ハムも球団名から企業名を外し、「日本ハムは札幌ファイターズを応援しています。」とでもCMで流せば少しでも会社のイメージ回復に役立ったと思うのだが... 野球界もスポンサー企業との関係を見つめ直さないといけない時期に来ているのだろう。
スポーツ日和
at 2002 09/29 23:44 編集
今日は広島市民球場まで観戦に行って来た。 試合終了後、市内をフラフラして一時間ほど前に帰ったばかり。 遅くなったので試合については明日書きます。 それにしても暑かった...
『コイのぼりスクワット』と『お手製新井弁当』
at 2002 09/30 14:21 編集
昨日の日曜日、広島市民球場へカープの試合を見に行って来た。 市民球場は多分6月以来で久しぶりと言う感じだ。 先日の尾道での試合や関東旅行中に横浜で観戦した事はあったのだが... 出発前にまたしても弁当を作ってみる。 ご飯の上に海苔で”25”の数字を書いた『お手製新井弁当』だ。 それもこれもカープ球団が作ってくれないから...って長くなるから止めておこう。 今回はソーセージが冷蔵庫に無い。 残念、”タコ”が作れなかった...
馬鹿な事をやっていて遅くなってしまった。 球場到着は13時前、もうスターティングメンバーが発表されているかな。 来シーズンからペットボトルの持ち込みが禁止になるからか、球場周辺の売店が減った気がする。 個人的にはあの売店が”お祭りムード”を醸し出していたのだが仕方が無いな... チケットを買い、スタンドに入ると消化試合の割に外野スタンドは賑わっている。 内野は...まあいいか。
実はこのスワローズ三連戦から市民球場のスタンドが禁煙になった。 球場のマルチビジョンでも度々告知している。 これで”機関車”に悩まされずに野球を楽しめると言うものだ。 ジュースでも買いにスタンドを歩いて見ると、喫煙者はちゃんと通路とかで煙草を吸っていた。 しばらく来ない間に、売店には新メニュー『広島風つけ麺』が導入されていた。 値段は600円と普通の店並みかな。
さらに見ると、売店の自動販売機が新しいのに変わり、台数も増えていた。 去年は古臭い機種でお釣りが出ないから50円玉が無いと150円のジュースが買えず、売店で200円のジュース買うしか無かったとこの日記で批判したのだが、まさか球団関係者が読んでいるとも思えないし、多くの客からの要望だったのだろう。
それにしても多くの客が200円で売っている売店を無視して自動販売機で買っている光景は何か物悲しいな... 私は思うのだが、マクド●ルドみたいにジュースをS(150円)、M(200円)、L(250円)にサイズ分けし、その上で自動販売機を廃止して売店に集約すれば良いのではないでしょうか。 実際、買ってみると自動販売機のジュースは(売店のより)量が少なめだった。 それなら売店で安く売っても同じ事では...
ついでにもう一つ提案だが、ファーストフード店によくあるトレーを導入し、売店コーナーの一角に「使って下さい。」と書いて置いておく。 そして球場の出口に返却場所を作っておけば良いのでは。 人気のある『カープうどん』とかを買うとそれだけで手が塞がってしまい、スタンドまで持って帰るにも苦労するし、一緒にジュースとかを買う事も出来なくなるが、トレーでまとめて運べれば便利で、色々買いたくなるのでは?
試合はカープ・佐々岡、スワローズ・石川の両投手先発で始まり、投手戦になった。 佐々岡投手も打たれる気がしなかったが、同時に石川投手も打てる気がしなかった。 実際、連打が出ないから”チャンステーマ”が一度も演奏されなかったし。 ホントに良いピッチャーだ... そして彼はまだ新人だ。 プロに慣れた来シーズンはカープの強敵になるかな...
試合は結局5-1でカープの勝ち。 今日のヒーローは佐々岡投手と3安打、2本塁打、2打点、守備でもファインプレーありと大活躍の町田選手だ。 彼も今年フリーエージェント権を獲得し、金本選手同様に去就が注目される。 彼の場合、最近出番が減っているのでチャンスを求めて移籍して行く可能性があるな。 これも仕方が無い事かも知れないが。 そうなった場合、いつも球場に来て町田選手の巨大な個人応援旗を振っているあの人達はどうなるのやら...
去年、広島市民球場でのホームゲームの観客数は大幅に減った。 危機感を持ったのか今シーズンは多少なりとも工夫してファンサービスを強化している様子だ。 今後も今以上にファンサービスを充実させ、その経験を新球場建設&運用に活用して欲しいものだ... とにかく、これで今シーズンの球場での観戦は最後になるかな。
at 2002 09/01 23:31 編集
アメリカ・メジャーリーグ(MLB)のストライキ突入はギリギリの所で回避された。 ひとまず良かったと言いたいところだが、今回の選手会 vs オーナーの対立を招いた諸問題の根本的解決はできず、問題をしばらく先送りにしただけか... 今後も両者による調整は続きそうだ。 それにしても、前回のストライキによるファン離れのダメージがまだ完全に回復していないのにこれでは...
私が思うに、選手会側もオーナー側も「今度ストライキをやったら本当にファンに見放される。」と意識していて、だからこそ相手の方が先に音を上げると考え、強気を装って耐えていたのでは... そして選手会とオーナーの両者は、お互いにファン離れと言う”断崖絶壁”へ向かって突入し、しかしどちらも譲歩せず、崖の手前で同時に急ブレーキをかけたのだろう。 結局、勝者のいない結末になってしまった。
野球文化が根付き、歴史と伝統もあるが、柔軟に改革もして(日本より)ずっと進んでいると思ったアメリカの球界も意外に問題を抱えているみたいだ。 日本もアメリカから学ぶべきところもあるが、真似しない方が良い事も当然あるみたいだ...
スタートライン
at 2002 09/02 13:07 編集
週末、ファイターズは札幌ドームでブルーウェイブとの試合を行った。 札幌への移転が正式発表されて初めての札幌遠征だけにどうなるかと思ったが結果は”まあまあ”と言ったところか。 入場者数が2万人ちょっとで4万人以上入れる札幌ドームでは空席が目立ち、札幌市の関係者も「もうちょっと入れば...」みたいに言っていたそうだが、現在の両チームの北海道での人気を考えれば悪くない入りなのではないでしょうか。 実際、試合前のサイン会には行列ができ、ファンクラブへの入会希望者も順調に集まっているらしい。 それだけ地元チームが欲しかったのだろう...
ところで、今回の日本ハムによる牛肉偽装事件の”怪我の功名”(我ながら不謹慎な...そう、これでも十分不謹慎で、怪我の功名でチームが潰れて1リーグ制が実現...なんて某週刊誌も恥ずかしくもなく書けるものだ。)でチーム名から『日本ハム』と言う企業名を外すのかどうか注目していたが、どうやら時期尚早と見送られたらしい。 確かに、現在の経営状態では本社からの”広告料”が無いとやっていけない事情もあるのか... ただ、将来的に企業名を外して市民球団化を目指すと言う方向性だけでも示して欲しいところだが...
最近、私はJリーグ・コンサドーレ札幌のドキュメンタリー本を読んでいる(読み終わったら本のコーナーでも取り上げます)が、綱渡り経営ながらも地域住民、地元企業、地元自治体の”三位一体”でチームを支えようと健闘している様子が描かれている。 近くに良い見本があるのだからファイターズ(名前が変わるかも知れないが)も真の市民球団目指して頑張って欲しいです。 いつか札幌ドームを満員にする日を目指して...
外国人
at 2002 09/03 23:57 編集
今日は午後から広島市中心部へ出かけた。 用事を済ませた後、市内の『ギャラリー・カルピオ』に行き、応援用の小型コイのぼりを買った。 今度からこれを球場へ持って行き、メガホンや応援バットをパカパカ鳴らす応援スタイルと(たとえ私だけでも)決別しよう...
帰る前にド●ールに入ってコーヒーとお冷や数杯を飲んだ。 暑い時にはこれが一番... 窓際のカウンター席に座ってコーヒー飲んでいると、隣に外国人グループが座って来た。 そう言えば今日は何度も外国人に会った。 それも平和公園に来た観光客では無く、街角で何か配ってたりと普通に暮らしている。 こんな地方都市でも今は外国人が身近になった...
新聞などの報道によると、カープのロペス選手が二軍落ちし、チームの若返り方針もあってこのまま退団する可能性もあるそうだ。 最近、出番が少ないのでもしかしたらと思っていたが、やっぱりそうだったか... 確かに、今シーズンは長打力が衰えている印象があったし、退団自体は仕方が無いが、長年チームに貢献して来た選手だし、”人知れず退団した”なんて言う事にはして欲しくないと私は思っている...
MSNで掲載されているマーティー・キーナート氏のコラムで先週、今週の二週間にわたってメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースで活躍するA・ソリアーノ選手がカープ時代にまともな扱いをされていなかった例を挙げ、有能な人材を評価&活用出来ない日本球界を批判していた。 私も最初はドミニカ野球アカデミーの選手がカープをメジャーリーグ行きの為の踏み台にしたと思っていたが、これほど度々トラブルが起こってしまうと、カープの彼らに対する扱いにも問題があったと思う様になって来てしまった...
バブル時代、他球団がメジャーリーグの大物FA選手の引き抜きをしていた中で、ドミニカにアカデミーを造って人材を発掘&育成して自前で外国人選手を育てると言う理想や志は高く評価できるのだが、実際にはただ安く使える選手をカープに送り込むだけの存在になってしまい、正当な評価をされないと不満を持たれても仕方が無かった。 ただ、日本球界の外国人枠問題もあって、思う様に選手が使えなかったのも誤算だったんだろうけど...
”プロでの実績が無いから安く使える”のでは無く、能力に見合った評価をすると言う発想ができれば違っていたのでは... ”格安の助っ人選手”を育てると言うのでは無く、”チームの柱・主力選手を育てる”と言う考え方に変えればこのドミニカ・カープ野球アカデミーの再生も出来るのではないだろうか... カープの先見性自体は評価できるだけに惜しいので。
突然に...
at 2002 09/04 23:25 編集
バファローズが早ければこのオフにも球団名から”近鉄”を外し、『大阪バファローズ』にするかも知れないと言うニュースが入って来た。 本来なら手を叩いて喜びたくなる様な話なのだが、何か素直に喜べないのは背後に近鉄グループのリストラを感じるからか... 実際、大阪の近鉄劇場を閉めるなんてニュースも聞いているし。 私が大阪で学生をしていた頃に上本町で一人暮らししていて、あの近鉄劇場の近くをよく歩いていたのに...こんな事になるのだったら、一度行って見れば良かったかな。 話が脱線してしまったが、近鉄グループの本音は、一社で球団を支えている現状を止めたいのだろうな... 先日書いた都市対抗野球大会での表記の逆転といい、今回の事といい、野球界は少しずつ新しい方向へ動いているのではないだろうか...
若返り
at 2002 09/05 23:54 編集
先日、出場選手登録を抹消されたカープのロペス選手に代わって一軍に上がって来た若手の栗原選手が昨日からスタメン起用され、昨日はプロ初ヒットで今日はホームランか... 栗原選手はアジア大会の野球日本代表メンバーにも選ばれているし、怪我をしない様に気を付けながら良い経験を積んで欲しいものだ。 来シーズンのカープは一塁・新井、三塁・栗原と言う構想なのだろうか...
新井選手と言えばホームランが20本に達しており、まだ試合数が多いのでぜひとも30本打って欲しいものだ。 現在、打順が7番から6番に上がっているが、打席数を増やす為にも上位で起用しても面白いのでは。 私としては2番を打たせてみたらどうかと思ってます。 そう、かつてのファイターズ・小笠原選手みたいな”バントをしない2番打者”として。 そこからクリーンアップへステップアップするとか... 久しぶりにカープ系ホームページらしい日記になったか。
そんなに売りたいのか...
at 2002 09/06 23:58 編集
大阪近鉄バファローズが来期から球団名より”近鉄”を外して『大阪バファローズ』になると言う報道があって、近鉄(近畿日本鉄道)側は「球団では無く球団の運営会社から”近鉄”を外すだけです。」とコメントした。 そうですか、でも素直には受け取れないな... 実際、ファイターズの札幌移転問題も第一報が入った時点では否定していたし...
恐らく、球団名から企業名を外して他企業の資本参加を求める事も、将来的に市民から株主を募る事も事実だろう。 こんな事言ってはなんだけど、本当は球団を他の企業に売りたいのだろうな... だが、新規加盟料30億円と言う”参入規制”もあるし、そうでなくても今は選手の給料水準も上がっていて、年間数十億円も掛かるそうなのでまず買う企業は無いだろうから...
カープだって本来は苦しいはずなのだが、何とかやっていけるのは莫大な放映権料収入がある巨人戦があるからか... 逆にそれが無いパ・リーグの球団は選手の給料ばかり上がって苦しい経営になる。 『1リーグ制構想』がどんなに批判されても根強く残るのは、この経済的な側面もあるのかと今回のニュースを聞いて考えてしまった...
現実と理想
at 2002 09/07 09:21 編集
今、ふと思い立って、私の元のホームページにあるこの日記のバックナンバーを読み返してみた。 自分の書いた文章って時間が経ってから読み返すと何とも稚拙で顔から火が出そうになるものだな... そうしているうち、古い日記の中で気になる文章があったので今日はそれをネタに書いてみます。 手前味噌ではありますが、私自身の文章を引用して話を進めて行きます...
=====================================================================
『野球部に入ろう!』
前回、評論家の玉木正之氏について書きましたが、私がその影響を受け、見方が変わったのが甲子園、すなわち全国高校野球選手権大会です。 氏の本を読んで頂ければ一番良いのですけど、簡単に紹介しますと、今の「甲子園」は将来的には縮小、廃止すべきだと、その理由は、「甲子園」がトーナメント制で、しかも真夏に行われるのは、主催者である新聞社の「演出」に過ぎず、その為に多くの選手が熱中症に倒れたり、肩を壊してもお構いなしで、それにトーナメント制の為にほとんどの選手は公式戦を1、2試合しか経験できない。(大学やプロはリーグ戦なのに...) しかも、これら全ては「教育」の名の元に行われていると...こう言った感じの内容でした。
これをよんで私は衝撃を受けました。 確かにそうだ...選手達や応援している学校の生徒や関係者、それに地元の人達の喜び、そして悲しみ、汗と涙...これらは全て、新聞屋の「演出」で作られた物なのか...盛り上がれば、それはそれでいいのかも知れない。 しかし野球の場合は投手が酷使されると言う側面がある。
...数年前、沖縄尚学高校が沖縄県勢初優勝を遂げたが、その決勝戦で沖縄尚学の監督は準決勝で延長戦を投げぬいたエースを休ませ、控え投手を登板させた。 「彼の将来を考え、休ませた。」と言う監督をマスコミは賞賛したが、これって当たり前の事ではないだろうか? だってプロの投手に延長戦完投の後、翌日先発しろと命令すれば、「壊す気か!」と当然反発するだろう。 何故、高校生ならいいのか? それに勝ったから賞賛されるのであって、負けていれば「エースを使わない」事を批判されたろう。 高野連は複数の投手を育成するよう指導しているが、諸悪の根源であるトーナメント制を止めない限り、エース酷使と言う問題はいつまでも続くだろう。
数年前、部員が集まらないと言う「野球部の危機」が叫ばれ、その頃からいわゆる「全員丸刈り」は止める学校が増えたと聞いているが、今は部員減少の危機はさったのだろうか? 最近、何も聞かないので...
私は、今の「甲子園」は止めて、県内レベルの高校野球...地区リーグ、そして上位校による決勝リーグを春から秋にかけて行う...と言う新しい高校野球に変えるべきだと思います。 そうすれば今よりも多くの部員が試合を経験でき、教育にも良いと思うのだが...費用は自治体の「教育予算」から出せばいい。 民間にやらせるから「宣伝優先」「商売優先」になるんだと思います。
今は「甲子園」が常識になっている。 それ以前の「高校野球」を想像できる「日本人」はいないはずだ。 でも今はその「常識」を捨てる時だと思っています。 高校野球ファンの皆さん、すいません! でも、プロ野球ファンとして、人材が社会に出る前につぶされる現状には一言いわずにいられませんでした。 スターになるのは社会に出てからでもいいじゃないかと私は思っています。
(2001年1月13日)
=====================================================================
実は、この日記を書いて数日後に当時の常連さんだった大阪の高校生の方が反論を寄せてくれました。 内容は「広島の事は分かりませんが、大阪は学校の数が多く、あなたの提唱する高校野球のリーグ制を実行した場合、毎週末試合する事になり、練習が出来なくなってしまいます。 それにそれだけの試合をする(遠征費などの)費用は誰が出すのでしょう?」と言うものでした。 確かに私は広島県を基準に考えていたところがありました。 当時はそれで納得しました。 でも...
先日、日本サッカー協会会長の川渕さんが、「選手育成の為には少しでも多く実戦を経験させたい。 しかし日本の高校スポーツはトーナメント戦主体で、ほとんどの選手はわずかしか試合を経験できない。 高校のクラブと、Jリーグのユースチームによる地域リーグ戦を実現させたい。」みたいな構想を語ってられた。 それを新聞で読んで、私は「そんな事できるのだろうか!?」と思ってしまった...
...先ほど書いた通り、地域リーグ戦実現には(学校の数が多い)大都市部や(学校同士が離れている)山間部をどうするのか、学業との両立や費用をどうするのか?などの諸問題があり、これは野球もサッカーも同じでしょう。 川渕さんやサッカー界にはこれを解決するアイデアがあるのか気になるところだ。 とにかく、理想を追求する姿勢には素晴らしいものがある...
この夏、地域リーグ制の話を聞いてから高校野球を見ていても、グラウンドの選手よりスタンドの応援団がどうしても気になる... もちろん、チアリーダーの女の子じゃなくてユニフォーム姿で応援している野球部員達が...である。 「何年生なのかな...?」、「一度でも試合に出られた?」 私はもう、何の疑問も持たずに高校野球を見られた昔には戻れない...
繰り返しになるが、高校野球の地方予選を①地域の10チーム程によるリーグ戦⇒②各地区優勝校による決勝トーナメント⇒③甲子園での本大会...と言うふうに出来ないだろうか? また、終盤は週一回の試合にし、ピッチャーの連投を防げれば...
甲子園での本大会は、(移動の問題などで)試合を週一回にするのは無理だが、所定の球数を超えたら強制的にマウンドを降りるとか、二日続けての先発登板を禁止するなどの選手の身体への過度の負担を軽減する新ルールはできないのだろうか? 少なくとも地域リーグ実現への困難に比べれば簡単なはずだが...
プロ野球だって”選手の海外流出による国内の空洞化”だの”スター選手の不在”だと嘆く前に何か出来る事があるのでは? 例え高校球界と対立してでもサッカーに負けない様な野球界を創るべきなのでは...? 「高校野球は永遠に不滅です。」なんて言っている場合では無いと私は思います...
スポーツを破産から救うには
at 2002 09/08 23:49 編集
昨日に続いて、今日も過去のバックナンバーから拾って来た文章を元に書いてみます。 さすがに最近ちょっとネタ切れ気味かも... もっとも、先日の日本経済新聞にあった「新聞記事の無断転載を止めて下さい。」みたいな記事に対してちょっと皮肉を込めている所もあったりして...
=====================================================================
『不定期連載.カープ再建③~勲章』
前回に続いてまた歴史の話を... 戦国時代の終盤、京都と堺を占領した織田信長は”名物狩り”と称して茶道具の名品を強制的にかき集めた。 別に信長公が”茶の湯マニア”だった訳では無く、本当の狙いはお茶(現在の茶道)を政治に利用する事だった。 まず、信長公は自分の領地内での茶会を禁止し、戦争などで手柄のあった家来に褒美として茶会開催の権利や、コレクションした名物茶器を与えた。 そして、武士達の間に茶の湯が大流行し、信長公の家来達は、”お宝茶器”欲しさに必死で働く様になった。 ...全国統一を視野に入れる信長公は、滅ぼした敵の領地を褒美として与えるそれまでのやり方が破綻する事を予知し、武士達に新しい価値観を提示したのだ...
観客動員の減少に苦しむカープ球団再建策を考える第3回は、年棒高騰対策です。 元々上昇していた主力級選手の年棒は、フリーエージェント制度導入以来、更に跳ね上がり、今や1億円以上が当たり前になった。 この状況はカープの様な資金力の弱いチームには厳しい。 選手を育てチーム力が強化されても、高年棒がネックになって放出する事になり、例え優勝しても数年後にはまるで別のチームになる事だろう...
今の異常な状況を是正するにはやはり「サラリーキャップ制度」導入しか無いと思う。 これは資金面だけで無く、給料の高い大物選手と安い若手有望株、それに中堅クラスによるバランスを考えたチーム編成をしなくてはならなくなり、観ているファンの側から考えてもプロ野球が面白くなると思う。 だが、選手側にとっては給料を抑えられてしまう事になり、アメリカの様にストライキを招くかも知れない。 だから私はカープ及び日本プロ野球界に高年棒、複数年契約に続く第3の価値観を創造する事を提案します。 名付けて「貢献度ポイント&レベルアップ方式」です。
ファミコンゲームの人気ジャンルにロールプレイングゲーム(RPG)がある。 大抵の物は戦闘で経験値を貯めてレベルアップして主人公が強くなって行く。 これを応用するのだ。 やり方はまず、契約更改時にチームへの貢献度を数値化した「貢献度ポイント」を管理者であるプロ野球機構に提出し、次のレベルに必要な値になったら”レベルアップ”するのだ。 そしてその”レベル”を新聞やTV、球場の電光掲示板に個人成績と共に表示するのだ。 現役選手の大半は”ゲーム世代”だから理解し易いのでは。
選手の年棒が上がり続ける理由の一つは、選手の球界内での序列を表す数値が年棒の額しか無い事だと思っている。 私は前から疑問に思っていたが、野球選手ってそんな何十億もの大金が本当に必要なのだろうか? 「●●選手は10億もらっているなら、私は11億欲しい。」みたいに他選手との比較の為でもあるのではないだろうか... それなら例えば金本選手・レベル24、緒方選手・レベル26...と、こんな数字でも代用出来るのではないだろうか?
貢献度ポイントの算出法は...
①チーム勝利に対する戦力的貢献
②その選手の活躍によるチームへの宣伝的貢献
③年棒を抑える事による経済的貢献
これらを元に算出する。
”本家”のRPG同様、高いレベルになるとより一層大きな値が必要になるので、大物選手は高いレベルと言う名誉を取るか、高年棒を取るか選択する事になる。 それと、ルーキーはアマチュアの大物程”宣伝効果”があるので、ドラフト上位程大目に与え、スタート時のレベル差を付ければ良いと思う。 以上が「貢献度ポイント&レベルアップ方式」の原案です。
...私も茶道こそ習ってませんが、趣味で抹茶を立ててます。 ”お宝茶器”なんて持ってませんが... 私の”お宝茶器”は母から譲り受けた茶碗と風呂釜(お湯を沸かす道具)かな... もちろん、古道具屋に売っても幾らにもなりませんが...
(2001年11月19日)
=====================================================================
今シーズン、フリーエージェントの権利を取得した松井(ジャイアンツ)、中村(紀・バファローズ)選手らの動向が注目されているが、彼らがどう言う決断をするにしてもネックとなるのが”お金”の問題だ。 例えば松井選手の場合、メジャーリーグ行きかジャイアンツ残留の二者択一と言われているが、何故かと言えば彼の6億円もの年棒を払えるチームは日本にはほとんどいないからだ。
中村(紀)選手にしてもそうで、本人がバファローズ残留を希望していても、球団側は彼の集客力と年棒とを対比して難しい決断を強いられる事になりそうだ。 選手にしても、給料は少しでも多い方が良いに決まっているが、場合によってはその高年棒の為に愛着のあるチームを追われる事もあるかも知れない。
現在、アメリカのメジャーリーグ球団も、ヨーロッパリーグのサッカークラブも経営が苦しくなっている所は多いらしい。 やはりサラリーキャップ制度などの給料抑制策は必要ではないだろうか。 野球だけでなくプロスポーツには”ビジネス”だけでなく”ゲーム”の側面もあるのだから、バランスを保ちファンが楽しめるものにするには明確で公正なルールの元に縛る必要もあるのではないだろうか... その上で日本では代理人制度を本格的に導入すれば良いと思ってます。
こんな永久欠番はいかがですか?
at 2002 09/09 14:02 編集
先週、広島の『ギャラリー・カルピオ』に行った。 二階展示室をさらっと見た後、一階のグッズショップを見ていた。 今シーズンからカープのユニフォームが変わったのを機に、レプリカユニフォーム(ホーム用)の購入を考えているのだが、悩みのタネは江藤選手がジャイアンツに移籍して以来、私には特定の好きな選手がいない為、欲しい選手のが無い事だ。 迷った結果、私は『応援用コイのぼり』を買って帰った...
聞いた話では、先日のサッカーワールドカップの時にサポーターが着ていたレプリカユニフォームには”背番号24番”があったと聞く。 日本代表チームは23人だから24番は”24番目の選手”であるサポーターの番号になる訳だ。 野球でもこんな事できないだろうか。 ”10人目の選手”としてゲームに参加している気分になれるかも知れないし。
そこで思い付いたのだが、ファンサービスとして誰も付けていない”空き番号”を用意し、その番号を付けたレプリカユニフォームを作り、背番号の上に好きなネームを入れる(当然有料だが)サービスをやってはどうだろうか。 ”本物”同様に苗字を入れても良いし、名前でも、ニックネームでも面白い。 私だったら”DAISUKE”とか、もしくは”SUNLINER”かな...
その番号の候補としては、投手にも野手にも見える20番台から50番台の番号なんてのはどうだろうか。 あまり若い番号を指定してしまうと、今度は選手が付けられる若い番号が減ってしまうし... また、引退したスター選手の番号を使う手もあります。 カープだと北別府投手(現一軍ピッチングコーチ)の背番号20番は永久欠番では無いが、彼の引退以来誰も付けていないが、そう言う番号をファンが受け継ぐと言う手もあるのでは...
もっとも、”架空の番号”が無秩序に出回るのは面白くないのなら、例えば将来、市民球団として地元住民から株主を募集する事があった場合、市民株主対象のサービスとしてやってみたら面白いのではないかと思っています。 市民株主になるメリットも増すのではないでしょうか...?
徒然に...
at 2002 09/10 23:23 編集
スポーツニュースで結果を知ったが、どうやらカープは負けたみたいだ。 栗原選手がエラーしてしまったようだが、今は我慢して育てるしかないな。 高橋投手には悪いけど...
ライオンズのカブレラ選手が早くも50号ホームランを打ったな。 日本記録の55本まであとわずか... 今度こそ敬遠責めなんて馬鹿な事をせず、気分良く新記録誕生の瞬間を見せて欲しいものだ...
公民館にて
at 2002 09/11 20:30 編集
月曜日、いつもの図書館が休館日だったので町の公民館を利用した。 ここには規模的には図書館と比べるべくもないが図書室もあり、閑散としているから書き物もしやすい。 本棚を見ていると、1994年広島アジア大会の公式パンフレットがあった。 この手の大会は何をもって成功と呼ぶのか知らないが、いわゆる”経済効果”を期待したのなら失敗だったのかも知れない。 広島市は現在、アジア大会時に行った莫大な公共事業の”負の遺産”に苦しんでいるし...
アジア大会メイン会場だった広島ビッグアーチも、見た目にこだわって屋根を付けなかった事が災いしてサッカーワールドカップも呼べなかったし、現在も広島のスポーツ界の規模からすれば少々過剰な設備だ。 Jリーグ・サンフィレッチェ広島もサッカー専用のスタジアム建設を求めている。 広島市の財政難はカープの新ホーム球場構想にも何かと影響を与えているし... 現在は民間主体で建設する事になっている。
当時の私は食品関係の工場で働いていて、上の人は”アジア大会特需”を期待していたが、食文化があまりに違っていて結局、期待した程の仕事は無かったと記憶している。 また、ホテルが次々にオープンし、大会後にバタバタ潰れ、その中には多くのプロ野球チームが定宿にしていた『広島グランドホテル』もあったっけ...
この日は新聞休刊日だったので、日曜日の新聞だったが、毎日新聞にの社説に「五輪代表チームはプロアマ混成で」とあった。 何処かで聞いた話だが... それで過去の日記を調べてみると、同じ毎日新聞の4月28日付にほとんど同じ内容の社説(コラム?)が載っていた。(6月23日の日記参照) 同じ事をまた書くと言う事は、当時と置かれた状況が同じ...いや、悪くなっているのかも。 あの時も書いたが、キューバを除くライバル各国はプロ主体の五輪代表チームに切り替わっていて、日本だけアマチュア選手の割合を増やしても... 育成に徹するか、勝ちに徹するかしないといけないのだが、そこの所を全く書いていないから問題なのでは...
正直言えば私もオリンピック代表をプロ主体の”ドリームチーム”にするのは反対です。 ただ、それならアマチュア協会側も、各国と交渉して「オリンピックは若手選手育成の場として、それとは別にプロのトップ選手による”野球ワールドカップ”をやりましょう。」とでも提唱するべきで、現状ではアメリカに「オリンピックにメジャーリーガー主体のドリームチーム」を派遣してくれ。」と要請する始末だから...
社会人野球の事については別の機会に...
早いものだ
at 2002 09/12 23:22 編集
ニューヨークの同時多発テロ事件からもう一年か... テレビも新聞もこれ一色だ。 メジャーリーガー達も黙祷を捧げていたな。 私は広島在住と言う事もあって、”ヒロシマ”とダブって見えるものもある。 片方の側面からだけ見た情報が雪崩れ込んで来る感じが... ずっと好きで歴史を勉強して来たから”正義の戦争”なんて無いと分かっているし。 本当に平和な世の中が来るように願いたいものだ。 戦いはスポーツやゲームの中だけにあれば良い。 これらは人の闘争本能を満たしてくれるから。
もの想い...
at 2002 09/14 14:39 編集
先日、毎日新聞の社説(コラムかな?)にまたしても「社会人野球を衰退から救う為にも、オリンピック野球日本代表はプロアマ混成チームにするべき。」「プロに人材を供給してきた社会人野球の衰退はプロ野球にとっても好ましくないはず。」みたいな事が書かれていた。 それほど事態は深刻なのか... 先日の都市対抗野球大会でも、廃部の為これが最後の大会だと言うチームがいくつかあったし。 まともな下部組織を作らず、人材育成をアマチュアに”丸投げ”して来たプロ野球もいずれ対応に迫られるのではないかと思う...
考えてみれば、同じアマチュアなのに社会人野球が高校野球ほど注目されないのは何故なのやら... 今回の都市対抗ではチーム名の表記が”都市名(企業名)”と、今までの逆になっていた。 地域性を前面に出すのは良いんだけど、これで本当に状況が良くなるのか分からない。 実際、高校野球は”学校名(県名)”でも十分”地域代表”として認知されている訳だし...?
私の考えでは、プロ野球と社会人野球との違いが不明確なのがいけないのではないかと思っています。 プロの大半のチームがが地域名ではなく企業名を前面に出しているし、逆に社会人でも地域名を前面に出すクラブチームもあってその違いが明確では無い。 高校野球は不況と少子化の中、学校の宣伝と生徒集めと言う成果が出ているから良いが、社会人野球は目に見える宣伝効果が無くて厳しいのかな...
私は社会人野球はその役目を終えており、『日本版マイナーリーグ』として再編成するべきだと考えてます。 私の現時点での構想は...
一軍を16チーム、各地方に最低でも一つ、ペナントレースと日本シリーズ、更には韓国や台湾、中国の優勝チームとの決勝大会を行う。 将来的にはヨーロッパのサッカーみたいな有力チームによる『アジアカップ選手権』みたいなイベントも...
二軍を48チーム、各県に一チーム。 現在と同じく東西のリーグに分けてリーグ戦を争って、東西リーグの優勝チーム同士で文字通りの”東西決戦”を行う。 リーグ戦とは別に48チームによるトーナメント大会をするのも良い。 選手は(待遇が悪いが)プロ契約。
その下に地域クラブチーム(広島なら呉、三原、尾道など)による『地域リーグ』を置き、リーグ戦とは別に地区大会、決勝大会と続くトーナメント戦『新・都市対抗野球大会』を行う。 また、大学のチームも入れた『天皇杯』なんて大会をやるのも面白い。 選手はアマチュアで別の仕事との掛け持ち。
プロ野球と社会人野球を混ぜて三部制のリーグを作り、それぞれが個性を出して住み分けを図る... これが現時点での私の構想です。 前から持っていたアイデアに人から教わった事や外国や他競技の情報などを貼り付けた物ですが、今後もアイデアを継ぎ足して本当に通用する物を目指して行こうと考えてます。
必要あるもの
at 2002 09/16 11:45 編集
広島の新球場建設構想に新しい動きがあったらしい。 具体的な球場建設のプランを巡って広島市とチーム・エンティアム(広島カープを含む複数の民間企業からなる)が交渉し、結果は球場に屋根を付ける事にこだわる広島市と、採算上の理由で断固拒否するチーム・エンティアムとの話がまとまらず、物別れに終わった。 長くなるので、興味がある方は以下のページで詳細を見て下さい。
(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn02091301.html)
...私も、屋根があれば確かに便利だと思います。 試合中に雨が振り出してビショビショになった事もありますし、遠方の人は急に中止になったら観戦プランが狂うだろう。 でも屋根の為に莫大な経費が掛かり、それが入場料に反映されるのでは話にならない。 そんな金があれば一台でも駐車場スペースを確保した方が(遠方も含む)ファンの為になるだろう。
雨を避けるだけならスタンドの裏手に広めの通路を造り、喫煙コーナー&雨宿り場所として利用すれば十分だし、遠方のファンの為には試合中止などの情報をマメに発信するしかないでしょう。 今はこうやってネットとかもあるのだから... この屋根の問題は、今の高速道路の問題同様、あれば便利だが無くても困るものでもないし、そのコストが料金に反映されれば利用者が減るだけの話でしょう...
広島市は今まで、東京や大阪などの大都市にある物を広島にも導入すると言う発想でやって来た。 広島市は川の中州にできた街で地盤が軟弱なのに無理して地下街を造り、その値段が商品に反映されて、内部の店の客は少ない。 カープはその二の舞を踏みたくないのだ。 それに広島市が今後、日本や中国地方で存在感を発揮する為には他の街に無い物を造らないと。 それなのに”日本初の本格的ボールパーク”より”他の都市にある屋根付き球場”が良いと言うのでは... 政治家ならもっと時代を読む目を磨かないと。
広島市にはもう一つスタジアム建設の構想がある。 サンフィレッチェ広島のホームとなるサッカー専用スタジアムだ。 私としては、現在の広島市民球場の跡地にヨーロッパの中堅クラブが使っている様な二万人弱収容で、高いフェンスが無くピッチとスタンドの距離が近いスタジアムを造って欲しいが、広島市にはそんな資金が無いので、市内にある広島スタジアムをサッカー専用に改装する案が有力だ。 何はともあれ、こちらの方も是非実現して欲しいものだ。
最後に、新しいスタジアムも良いが、選手の方々にもそれに見合ったプレーをして欲しい。 私は勝利至上主義者じゃないが、それでも万年BクラスやJ2陥落をスレスレで逃れるのがやっとの成績ばかりでは盛り上がらない訳ですから...
優勝間際の熱狂
at 2002 09/18 23:07 編集
今日はライオンズが優勝を決めるかも知れないので注目されたがマジック対象チームのホークスも勝ったので今日の優勝は無くなったか。 何はともあれライオンズとジャイアンツの優勝は確定的か... それにしても、Jリーグの浦和レッズ(J2の大宮アルティージャもあるが)はあんなに熱狂的なんだからプロ野球のライオンズだってもっと
”埼玉”の地域性を強調すれば人気も出るのではないだろうか? バファローズのいずれ”近鉄”から”大阪”に変わるみたいだし、こちらも...
埼玉の地元チーム
at 2002 09/19 23:43 編集
パ・リーグ首位のライオンズは昨日の勝ちでマジック1となり、明日にも優勝が決まりそうな状況だ。 ところで、優勝が決まるかも知れなかった昨日の西武ドームの入りだが、新聞には5万人とあったけどテレビの映像で見る限り、スタンドにはまだ余裕がある様な気も... こんな疑問を持ってしまうのも、同じ埼玉県でサッカーの浦和での熱狂ぶりを考えると、優勝間際だと言うのに...
今日、先日ダイ●ーで買った100円の関東地図を見てみると一つ気になった事が... 以前、埼玉県の旧浦和市や大宮市などが合併して人口100万人以上の大都市『さいたま市』ができた。 そのさいたま市から西武ドームへのアクセスがあまり良くない事だ。 それでネットで検索してみた(以下のアドレス参照。 最寄り駅は西武園)が...
http://www.seibu-group.co.jp/railways/unyu/rosen/image/SHIN.JPG
西武ドームは新宿から川越に向かう西武鉄道の沿線にある。 鉄道会社による沿線開発なんだろうけど、交通アクセスの面だけ見ると、ライオンズは”埼玉県に本拠地を置く東京のチーム”になるのでは...? 聞いた話では地元の放送局などが熱心にライオンズをバックアップしているらしい、なのに球団自身は東京を向いて商売しているのでは本当に熱心な地元ファンを開拓できないと私は思います。 ライオンズのオーナーも”1リーグ構想”なんかに血道を上げるより埼玉での地域密着に力を入れる方が良いと思うのだけど...
FA選手を引き留めるのは...
at 2002 09/21 14:43 編集
昨日はホークスとマリーンズが意地を見せてパ・リーグ優勝は今日以降に持ち越した。 一方でセ・リーグも昨日、首位ジャイアンツが二位スワローズに勝ってこちらも時間の問題か。 フジテレビ(広島ではテレビ新広島)は未だに”決戦”なんて言葉を使っているが、マジックも一桁になり、既に決着は付いている。 相変わらず日本語を乱しているみたいだが...
流石にこの時期になるとカープファンの私としては目先の勝ち負けより来期の事に関心が移るな... 栗原選手らの若手が台頭してきつつある一方で、チームを去る選手も... 昨日のスポーツ新聞に「金本FA獲得にロッテも参戦?」と言う記事が載っていた。 金本選手の今期年棒はカープが出せる限界とも言える2億5千万円だ。 今以上の昇給は無いと言われては一般のサラリーマンだって会社を出るかも知れない。 何故か新聞はこの事を書かずに感情的な事ばかり書いているが...
この記事の通り金本選手がマリーンズに行くのなら私はむしろ応援するでしょう。 マリーンズの弱点は長打力の弱さだし、補強としては問題無いし、現在のパ・リーグから主力選手が流出する流れに一石を投じる事になる。 一方で同じセ・リーグに移籍した場合は、かつての江藤選手の時同様、カープファンの悪感情が懸念されるな... ただ、仮にそうなったとしても本人を恨んで石を投げたりする様な事は止めて欲しいものだ。
それから、金本選手は最近まで「故郷でもある広島が好きであり、FA移籍するつもりは無い。」と公言していたのだから、仮に移籍する事になっても「●●でプレーするのが夢でした。」なんてウソ臭い事を言わず、はっきりと「金銭面で折り合いが付かなかった。」と言って欲しいのだ。 それが球団間の経済格差があり過ぎる現状を見せる事になり、プロ野球界の為にもなる。
そうなったら金本選手流出で悪いのは誰だろうか? カープ球団? いいえ、球場に行かなかったカープファンが一番悪いのだ。 あんな客の入りでは一億円プレイヤーを何人も抱えられない。 今の客の入りでは今後もスター選手が売り飛ばされ続けるだろう。 プロ野球はJリーグと違ってファンがチームを支えるシステムが出来てないが、とりあえずは少しでも球場に行かないと...
こんな事書いている私自身が球場に行かないと話にならないな... 今度の月曜日に観光も兼ねて『尾道しまなみ球場』でのベイスターズ戦を見に行きます。 新しい球場なので、良く調べて見て球場レポートも書く予定です。
遅まきながら...
at 2002 09/22 12:43 編集
今日の新聞によると、広島カープ球団と球場を管理する広島市は広島市民球場のスタンドを禁煙とし、後方の通路に灰皿を置いて喫煙所にする事になった。 (多分、私も含め)ファンからの要望が多かったらしい。 まあ、当然と言えば当然だろう。 混んでいる時や指定席では隣でタバコを吸われても逃げる事も出来ないし... 前の段にサラリーマンとかのグループが座った時なんて最悪だからな。
私も新しい球場が出来たら、そこからスタンド内禁煙にしてくれと何度か書いてきたが、いち早くやってくれた事は大いに評価したい。 もっとも、全11本拠地中の10番目なんだけど... これを手始めに家族連れとかが不快な思いをせずに楽しく観戦できる環境を更に追及して行って欲しいものだ。 このスタンド内禁煙は来週末のスワローズ戦から実施され、その前のベイスターズ戦から告知の方も始めるそうだ。
そう言えば来シーズンから缶、ビン、ペットボトル等での飲み物の持ち込みが禁止になるんだったな... 野球がある日はいつも近所の広島そごうの前に露店が立って弁当や飲み物を売っていたが、あれも無くなるのだろうか? まあ、バッグの中とかに1~3本程度隠し持って入る位なら可愛げもあるが、クーラーボックスにビールを満載して球場入りする”強者”もいるから禁止したくもなるだろうな... まあ、誰も(重いのに)好き好んで持ち込みたくは無いだろう。 気軽に中で買える様、値段や商品の質を上げて欲しいものだが...
今日は不調
at 2002 09/24 23:54 編集
昨日行って来た『しまなみ球場』(正確な名前はびんご運動公園野球場)での観戦記だが、まだ頭の中でまとまっていないので明日書く予定にしています。 球場での冷え込みと、帰りの渋滞で超ギリギリの最終便で帰るドタバタ劇で今日は頭が混乱してました。
今日、セ・リーグではジャイアンツが優勝を決めた...と言ってもマジック対象チームのスワローズが敗れ、その後にジャイアンツがサヨナラ負けした為に、こちらもパ・リーグ同様に変則的な優勝決定場面になってしまったらしいが。 これもせめてもの抵抗なのか...
終わり良ければ...
at 2002 09/25 23:59 編集
以前図書館で読んだ本に、プロデューサーとして『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』などのドラマをヒットさせた仕掛人・大多亮氏の回顧録がある。 数々のヒットドラマの舞台裏が描かれていて興味深く読んだのだが、最終回には相当力を入れているのが良く分かる。 確かに、いくら面白くても最終回で無理矢理オチを付けた様なドラマは印象が薄くなり、心に残らない...
昨日、プロ野球セ・リーグはジャイアンツが優勝を決めたが、タイガースは土壇場の粘りで最終回に追い付き、試合は延長戦に入った。 既にスワローズが負けてジャイアンツの優勝は決まっている。 本来なら21時半でテレビ中継は終わるのだが、試合終了とそれに続くジャイアンツの胴上げを映そうとしたのか、テレビ中継は延々と続いた。 私は22時から某ニュース番組を見ていたが、その間も試合は続き、23時過ぎにタイガースがサヨナラ勝ちを収めた事をそのニュース番組で知った...
23時半、チャンネルをテレビ新広島(フジ系)に変えると、ドラマをやっていた。 そう言えば『ナースのお仕事』とか言うドラマの最終回か...でも確か21時から23時10分までの特別拡大版では。 ナイター終了後と言う事は、本来ならその番組が終わるはずの時間から始めるなんて...冗談でしょう... そして日付が変わって1時過ぎ。 まだやっている。
私はあのドラマ見ていないから詳しくは知らないが、二時間に拡大する程だからかなり力が入っていたのだろう。 それが二時間も待たされてこんな時間に見るだろうか。 ひどい事をするものだ。 こんな事よくスポンサーの了解が得られたものよ。 私がこのドラマの製作者だったら泣きたくなるだろうに... 視聴者の抗議は無かったのだろうか。 先日の『さくら』の放送ミスでは7000件もの苦情が来たらしいが... 後日改めて放送し直すべきだったのでは。
前にも書いたが、プロ野球の放送は21時で原則終了すべきだな。 最後まで見たい人はスカ●ーにでも加入するなり、球場に足を運ぶなりすれば良いのだから...
『コイのぼりスクワット』と『お手製金本弁当』(前編)
at 2002 09/26 23:51 編集
先日の月曜日、私は尾道までカープの試合を見に出かけた。 祝日だったのでてっきりデーゲームかと思っていたが、調べてみると18時開始になっている。 何かデーゲームで出来ない事情でもあるのだろうな... 夕方からなら昼頃の出発でも良いので何か食べ物を作って家から持って行くか... 何せ尾道までの電車賃は片道1600円もするのだから。
とりあえず有り合わせの材料で弁当を作る。 海苔があったのでハサミで切って”10”と言う数字を海苔でご飯の上に作ってみた。 これが私の『お手製金本弁当』だ。 カープ球団が作ってくれないから自分で作るしかない。 あとは...リンゴはないかな...無い、残念だ。 ”ウサギ”を作りたかったのだが。 リュックに弁当とグラブ、それと先日『ギャラリー・カルピオ』で買ったコイのぼりを入れて出発だ。
15時頃、尾道に到着。 祝日のせいか、駅周辺は賑やかだ。 商店街の入り口には作家・林芙美子の銅像と『放浪記』の碑文がある。 それ以外にもこの街には独特の”文化の匂い”があり、私は好きだ。 この感覚、最近別の街で体験した様な...? 思い出した!鎌倉の街だった。
さて、駅前に戻ると『しまなみ球場行きシャトルバス乗り場』があった。 わずか100円で球場まで行けるらしい。 私は100円払ってバスに乗る。 駅前を出発したバスは山の方へ登って行く。 どこまで行くのだろうか? バスは途中、新幹線の新尾道駅に立ち寄ってから5分ほどで『びんご運動公園』に入る。 しまなみ球場とはその中の一施設らしい。 山奥に野球場やテニスコート、それに”サッカーも出来る陸上競技場”などが集まっている。
私はチケットを買って外野席に並ぶ。 どうやら外野は芝生席らしい。 実は私は芝生席は初体験だ。 楽しみだね。 ビニールシート持って来て良かった。 昔、妹からもらった少女漫画誌の付録なんだけど...
『コイのぼりスクワット』と『お手製金本弁当』(後編)
at 2002 09/27 00:53 編集
(昨日の続きです)球場周辺には店とかも無く、イベント用テントを張ってそこで球団グッズや飲食物が売られている。 いつもの広島市民球場とはまた違う”手作り感覚”がなかなか良かった。 開門を待っていると、唐突にバスが乗り付けて来た。 何事かと思ったらベイスターズの選手だった。 バスのトランクから大きなスポーツバッグ(?)を取り出している。 声を掛けようかと思ったが、近過ぎて逆に気後れしてしまった...残念。
開場し、私は芝生席にビニールシートを敷いて席を確保した。 甲子園球場を模して造られたらしいこの球場だが、グラウンドは比較的広いけど、外野席は裏山が迫っているせいか狭くて設備もイマイチだな。 たまに試合をするには良いかも知れないが、プロ球団の本拠地としては厳しいかな。
試合の方はカープ・河内、ベイスターズ・グスマン両投手の投げ合い...と言うかお互いになかなか点が入らない試合だった。 中盤の5回位になると山奥のせいか急に肌寒くなって来た。 私は身体を温める為にもコイのぼりを降り回しながらスクワット応援をする。
21時前になると帰りの足が心配なので途中だけど引き上げる事にした。 新幹線には乗りたくないので22時前の便で帰らないといけないし... 私はバスに乗ったが、球場周辺の道路に駐車場から出て来るマイカーが殺到して大渋滞になった。 私の乗ったバスも駐車場を出た所で立ち往生。 しばらくすると選手を乗せたバスとすれ違った。 勝ったベイスターズの選手は愛想良く手を振っていたが、負けたカープの選手は手を振っても反応が無かった。
最終電車に乗れるか心配だが私にはどうしようも無いので寝ていたが、バスが尾道駅に着いて見ると22時過ぎ...乗遅れたか。 仕方無く近くの三原駅に行って見ると『こだま』の広島行き最終便が残っていた。 900円余分に掛かってしまったがこれで駅で夜明かしせずに済んだ。 新幹線に乗るのは久しぶりだ...
経済効果
at 2002 09/28 10:36 編集
先日、ジャイアンツが優勝した後で恒例の”優勝セール”がいくつかのデパート、スーパーやコンビニエンスストアで行われたらしい。 前回、2000年の優勝時に広島三越はカープのお膝元・広島での優勝セールを自粛したが、今年はそんなデリカシーは無かったらしい。 まあ、不況で苦しいとそんな余裕は無くなるのだろう... カープは低迷したままだし、広島の街には浮ついた雰囲気は全くありません。
それにしても東京はジャイアンツの地元だからまだ分かるが、広島の●越やセブン●レブンがジャイアンツと何の関係があると言うのだろうか? 親会社でも無いし、シーズン中に「セブン●レブンは読売ジャイアンツを応援しています。」とCMでやっていたっけ? 地域密着ができていない日本球界を象徴する場面だな。 まあいいさ、他のデパートやコンビニに行けば良いだけの話だ。
日本ハムも球団名から企業名を外し、「日本ハムは札幌ファイターズを応援しています。」とでもCMで流せば少しでも会社のイメージ回復に役立ったと思うのだが... 野球界もスポンサー企業との関係を見つめ直さないといけない時期に来ているのだろう。
スポーツ日和
at 2002 09/29 23:44 編集
今日は広島市民球場まで観戦に行って来た。 試合終了後、市内をフラフラして一時間ほど前に帰ったばかり。 遅くなったので試合については明日書きます。 それにしても暑かった...
『コイのぼりスクワット』と『お手製新井弁当』
at 2002 09/30 14:21 編集
昨日の日曜日、広島市民球場へカープの試合を見に行って来た。 市民球場は多分6月以来で久しぶりと言う感じだ。 先日の尾道での試合や関東旅行中に横浜で観戦した事はあったのだが... 出発前にまたしても弁当を作ってみる。 ご飯の上に海苔で”25”の数字を書いた『お手製新井弁当』だ。 それもこれもカープ球団が作ってくれないから...って長くなるから止めておこう。 今回はソーセージが冷蔵庫に無い。 残念、”タコ”が作れなかった...
馬鹿な事をやっていて遅くなってしまった。 球場到着は13時前、もうスターティングメンバーが発表されているかな。 来シーズンからペットボトルの持ち込みが禁止になるからか、球場周辺の売店が減った気がする。 個人的にはあの売店が”お祭りムード”を醸し出していたのだが仕方が無いな... チケットを買い、スタンドに入ると消化試合の割に外野スタンドは賑わっている。 内野は...まあいいか。
実はこのスワローズ三連戦から市民球場のスタンドが禁煙になった。 球場のマルチビジョンでも度々告知している。 これで”機関車”に悩まされずに野球を楽しめると言うものだ。 ジュースでも買いにスタンドを歩いて見ると、喫煙者はちゃんと通路とかで煙草を吸っていた。 しばらく来ない間に、売店には新メニュー『広島風つけ麺』が導入されていた。 値段は600円と普通の店並みかな。
さらに見ると、売店の自動販売機が新しいのに変わり、台数も増えていた。 去年は古臭い機種でお釣りが出ないから50円玉が無いと150円のジュースが買えず、売店で200円のジュース買うしか無かったとこの日記で批判したのだが、まさか球団関係者が読んでいるとも思えないし、多くの客からの要望だったのだろう。
それにしても多くの客が200円で売っている売店を無視して自動販売機で買っている光景は何か物悲しいな... 私は思うのだが、マクド●ルドみたいにジュースをS(150円)、M(200円)、L(250円)にサイズ分けし、その上で自動販売機を廃止して売店に集約すれば良いのではないでしょうか。 実際、買ってみると自動販売機のジュースは(売店のより)量が少なめだった。 それなら売店で安く売っても同じ事では...
ついでにもう一つ提案だが、ファーストフード店によくあるトレーを導入し、売店コーナーの一角に「使って下さい。」と書いて置いておく。 そして球場の出口に返却場所を作っておけば良いのでは。 人気のある『カープうどん』とかを買うとそれだけで手が塞がってしまい、スタンドまで持って帰るにも苦労するし、一緒にジュースとかを買う事も出来なくなるが、トレーでまとめて運べれば便利で、色々買いたくなるのでは?
試合はカープ・佐々岡、スワローズ・石川の両投手先発で始まり、投手戦になった。 佐々岡投手も打たれる気がしなかったが、同時に石川投手も打てる気がしなかった。 実際、連打が出ないから”チャンステーマ”が一度も演奏されなかったし。 ホントに良いピッチャーだ... そして彼はまだ新人だ。 プロに慣れた来シーズンはカープの強敵になるかな...
試合は結局5-1でカープの勝ち。 今日のヒーローは佐々岡投手と3安打、2本塁打、2打点、守備でもファインプレーありと大活躍の町田選手だ。 彼も今年フリーエージェント権を獲得し、金本選手同様に去就が注目される。 彼の場合、最近出番が減っているのでチャンスを求めて移籍して行く可能性があるな。 これも仕方が無い事かも知れないが。 そうなった場合、いつも球場に来て町田選手の巨大な個人応援旗を振っているあの人達はどうなるのやら...
去年、広島市民球場でのホームゲームの観客数は大幅に減った。 危機感を持ったのか今シーズンは多少なりとも工夫してファンサービスを強化している様子だ。 今後も今以上にファンサービスを充実させ、その経験を新球場建設&運用に活用して欲しいものだ... とにかく、これで今シーズンの球場での観戦は最後になるかな。
...以上です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます