廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2004年5月(5)

2022-01-30 23:23:23 | Weblog
『黄金の内野陣』の実力
at 2004 05/13 00:55 編集


 今日のカープは山形で試合だったらしい。 山形は栗原選手の地元でもあるな。 プロ野球の人気回復の為に地方開催は有意義だと思います。 カープももっとやれば良いと思うのですが。 今でも福山や倉敷、松山など中四国各地で試合をしていますが、三連戦の内の一試合では無く三連戦全てを地方に持ち込んでも良いと思います。 選手は大変ですが... 今日の試合は負けましたが、カープとしてはエース・黒田投手が打たれながらも3点に抑えられた事が収穫でしょうか。 昨日は福岡で松坂投手(ライオンズ)と杉内投手(ホークス)の素晴らしい投げ合いもありましたし、大味な試合が続いていた今シーズンだが締まった試合も見られる様になって来ているのは嬉しい。


 それでも今シーズンは一試合で10点近く入る大味な試合が多いのにはやっぱり閉口してしまう。 この傾向には話題集めの為にホームランに依存して極端な打撃優先の思想が蔓延している事もありますが、それと同時に守備に対する軽視、いや無視し守備力を度外視して選手を起用している事も大きな原因だと思います。 それにしても... 守備の重要性は守備力を無視したチーム編成をしている人達だって分かっているはずなのだが、“ホームランこそ野球の華”だと思い込んでいるから話題を集める為に“ホームラン打者コレクション”に走るのだろうか... しかし、守備はそんなに面白く無いでしょうか? 確かに自分がプレーする分には打つ方が断然面白いでしょう。 だからこそバッティングセンターなんて商売が成り立つのでしょうから。 守備の方が断然面白ければ『千本ノックセンター』が出来る事でしょう。 しかし、見て楽しむ分には守備だって面白いと私は思います...


 最近はスポーツニュースを見ていてもヨーロッパサッカーの映像をよく見掛ける。 素人目に見ていて思うのですが、同じシュートでも足で蹴り込むものもあれば頭で押し込むものもあり、同じ足で蹴るにしても足元に落としたボールを普通に蹴るのもあるし、空中のボールを直接蹴るボレーシュートもあるし、ボールにスライディングで追い付いて蹴るスライディングシュート、それに頭上のボールを蹴るいわゆるオーバーヘッドキック、果てはかかとで後ろ足に蹴るヒールキックや空中のボールに飛び蹴りでシュート...と、まさに何でもありの世界です。 スポーツニュースで見るヨーロッパサッカーでのゴールシーンから感じられるのは、本当に色々なやり方でシュートを決めている事です。 一流の点取り屋になると何をするか分からんと言うか、我武者羅にどんな態勢からでもゴールを狙って行くのでしょうか。 サッカーの世界ではこんな“創造力”溢れるプレーをする選手を称える考え方があるのかも知れない...


 野球で点を取る場面と言えばもちろんヒットやホームランなどでランナーをホームに返す事なのですが、来た球を打ち返すと言う行為にそれ程の“バリエーション”があるとは思えません。 もちろん投手と打者の間には複雑な“駆け引き”があるそうですが、それは見ている側からすれば分かりにくい部分です。 だからテレビ局も画面上に配球を表示したり、解説者が一生懸命に説明したりしているのですが... 先程、サッカーを例えに出しましたが、野球の攻撃においては選手個人が“創造力”を発揮して何かを出来るところはかなり限定されてしまいます。 せいぜい、敬遠のボールに飛び付いてヒットを打つ位ではないでしょうか? “ホームランは野球の華”とは昔から言われていますけど、やる事は誰でもそんなに変わるものでは無いと思います。 ホームラン打者をずらりと並べてホームランを毎日打てたとしても、似た様な場面ばかりが延々と続くから飽きてしまうのではないでしょうか?


 私は思うのですが、野球と言うスポーツにおいては守備こそが一番面白さがあるのではないでしょうか? 外野に飛んだボールを取るにしても、俊足で追い付いて普通に取る事もあれば、飛び付いて取るダイビングキャッチに滑り込んで取るスライディングキャッチに“ジャンプ一番”でタイミング良く飛び付くジャンプキャッチ、果てはわざと取らないで併殺を狙うプレーなど、選手個人の“創造力”を発揮して多彩なプレーが出来ると思います。 またそれは野球に詳しく無い人が見ても理解出来ます。 メジャーリーグへ行ったイチロー選手(マリナーズ)や松井選手(ヤンキース)のプレーを見ているとそう思います。 残念ながら日本のプロ野球ではホームラン依存と人工芝グラウンドの為に“野球の華”である守備をつまらなくしてしまっているのではないでしょうか...?


 先日、私は野球のアテネオリンピック代表チームのメンバーを考えて発表しましたが、その中でこだわったのは“守備力”で、内野・外野ともに守備に定評のある選手を選んでいるつもりです。 本当は控え選手まで全員をそうしたかったのですが、一球団に二人までと言う枠の関係でその辺りは“一部”妥協しましたが、それでも予選リーグでデーゲーム5試合と言う過酷な日程を考え、守備力を落とさない様に控え選手にも気を使って考えてみたつもりです。 私は去年から『黄金の内野陣』構想を提唱していますけど、それも野球が盛んでない地域の人に野球の面白さをアピールするには本当に良い守備を見せるのが一番の早道だからと思っているからです。 今回のオリンピックを機に、日本でも守備の重要さ、いや面白さを理解してもらえれば、現在のドーム球場&人工芝グラウンド全盛の流れを変え、野球人気を取り戻せると思っています...


 この文章の構成をを考えるのに三日以上も散々迷ってしまって久しぶりの更新になってしまいました。 あれだけ迷った末にこのレベルの文章では私の才能も... まだまだ勉強が足りないです。 連休も終わったし、また図書館に通って本や新聞を読む事に励みます...


ドラフラ連敗脱出

 今日はドラゴンフライズの試合がありました。 水曜日のホームゲームで惨敗してどう切り替えるかと言う状況で横浜BCとのアウェーゲームです。 横浜BCはBリーグが始まったばかりの頃、ド......


狭い日本は軽自動車で
at 2004 05/14 22:56 編集


 今日からカープは甲子園球場にてタイガースと三連戦だ。 私はバッティングセンターで流れていたラジオ中継で聞いていたが、試合は早いペースで進み、結局カープが3-1で勝ったそうだ。 満員のタイガースファンの大歓声に包まれた甲子園球場の”アウェーの雰囲気”で勝てたのは大きいな。 とりあえず一勝したので3タテは無くなった訳だ。 また明日から頑張って欲しいものだ。


 タイガースでは以前、公道を100キロ以上のスピードで暴走していた上坂選手への判決が下り、結局懲役6ヶ月の執行猶予2年に決まった。 本人は既に所持していた車3台を全て処分し、罰金も払っているので球団そしての追加処分はしないそうだ。 まだバリバリのレギュラーとも言えない選手が車を3台も持てるとはちょっと意外だったが...


 100キロを越えるスピードを出していれば何かあった時に反応できない。 それどころか信号が変わっても停まれないと思うのだが。 もしも事故を起こしていたらどうするつもりなのやら... そんなにスピードを出したければレーサーになれば良かったのだ。 上坂選手は所持していた車を全て処分したそうだが、車が無いと通勤などで困るし、次は軽自動車に乗れば良いのでは。 馬鹿スピードは出ないけど快適に走れると思います。

 ...以上です。

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