廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

『この世界の片隅に』見ました

2017-02-21 22:22:22 | Weblog
 昨日は広島の街に出た際に話題の映画『この世界の片隅に』を見に行って来ました。 場所は八丁堀の東急ハンズの八階に在るサロンシネマ。 元々このビルが出来た当時に映画館が一緒に出来ていたのですが潰れ、その後はフロア丸ごと何年も使われていなかったのですが、ビルの老朽化で一旦閉館した別の地区の映画館『サロンシネマ』の名を受け継いで移転と言う形でここに来ました。 一度見に行って見たいと思いながらなかなか機会がありませんでした。 私の場合は特にメンズデーの月曜日に街で情報収集の活動をしているもので尚更。 チケットを早めに買った後、東急ハンズの中を見てから八階に上がり売店、と言っても『純喫茶パール』と言うれっきとした喫茶店なのですが、そこでカフェオレと食事がまだだったのでサンドイッチを買ってトレイを持って入場。 映画が始まる前の”ワクワク感”の後、予告編を挟んで上映が始まりました... 実は呉出身の母も前からこの映画に興味があってアルパークの映画館まで車で見に行って来たのですが、その母の感想は特に感情が動かされる事も無く淡々と日常を描いてるだけだった、でした。 私が見た感想はと言うと、確かに戦前の広島市と主人公が嫁いだ呉市を舞台に日々の日常がほのぼのと描かれている感じでした。 そこへアジア・太平洋戦争の激化が暗い影を落とし主人公の周辺でもアメリカ軍の空襲により悲劇が。 しかし辛い事はあっても主人公は...みたいなお話で淡々とはしてますが戦時下でも一般市民の暮らしはこんな感じだったのかも知れませんし。 過去に見た『はだしのゲン』とかとはまた違った戦時下の生活の描かれ方で、両方を見ていればさらに良いのではと。 そう言えば『この世界の片隅に』と同じ作者で戦後の広島市を舞台に描かれた漫画『夕凪の街 桜の国』と言う漫画もありました。 今回の映画のヒットを受けて、これらの漫画も興味を持つ人が増えてくれればと。 今回の映画の感想に戻りますが、戦前が舞台ながら男尊女卑的な雰囲気が無く、主人公の夫や舅を始め登場する男性キャラクター達がみんな優しくて包容力がある感じに描かれてますね、これは女性が見ると尚、嬉しいのでは。 また最初は嫌な印象を受ける出戻りの義姉(嫌な言い方をすれば小姑)が、物語が進みにつれて凄く良い人に見えてしまう演出も良かったです。 演出と言えば効果音に凄く拘っていて爆弾の爆発音や、防空壕に避難していて爆発で壕がビリビリと振動する感覚とか、これは映画館でしか味わえない臨場感ですね。 映画はロングラン中ですし、出来れば劇場でご覧になって頂けると嬉しいですね。 更に舞台となった呉の街も機会があれば旅されてみては。
2016年、幸先良くスタート
 昨日はサンフレッチェの今年最初の試合となる富士ゼロックス・スーパーカップの試合がありました。 J1優勝のサンフレッチェと天皇杯優勝のG大阪による対戦で、この試合に勝ったら何がどう......

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