廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

天谷論

2011-09-28 22:22:22 | Weblog
 今日もカープはホームのマツダスタジアムでドラゴンズと対戦です。 試合はカープがバリントン投手、ドラゴンズが左腕・川井投手の先発で始まり、両先発投手ともに立ち上がりを無失点で切り抜けたのですが4回にバリントン投手が好調のドラゴンズ五番・谷繁捕手にタイムリーヒットを打たれて1点を先制され、川井投手に苦しめられて来たカープ打線は丸選手の代打で登場の”鯉の狩人”赤松選手のタイムリーツーベースで1-1の同点に追い付きましたが、一塁走者だった”鯉の海賊”廣瀬選手はホームタッチアウトで勝ち越しはならず。 故障から復帰後ようやく元の勝負強い打撃を取り戻しつつありますが、一方で治ったばかりの足にはまだ不安があるみたいですね。 決定力を欠く打線の現状を考えると先発で使いたくなるのですけど、来季や将来の事を考えると複雑な気持ちです。 正直なところ優勝どころかプレーオフ進出(3位以上)すら厳しくなった現状で故障を抱えた選手を無理に使うより、もう”実質消化試合”と割り切って若手を起用して経験を積ませるべきなのかもと思いますし... 試合はお互いに決め手を欠いたまま延長10回、1-1で今シーズン限定ルールで時間切れ引き分けでした。 今日の結果、本当に自力でのプレーオフ進出が無くなってしまいました...

                               

紺野あさ美アナ、スポーツ番組にレギュラー出演決定 -「現場取材を全力で」(マイコミジャーナル) - goo ニュース

 10月はテレビ業界の改変期で『Neo Sports』(テレビ東京系・BSジャパン)ではプライベートで”色々”あった相内アナウンサーが担当から外れて紺野アナウンサーが新しいレギュラー出演者になったそうで。 彼女も最近、大学時代からの彼氏の存在を写真週刊誌に暴露されたりしていますが、今回の場合はスポーツの”現場取材”をするのにむしろ好都合かも。 ”元アイドル”と言う事でスポーツ選手達も彼女に近付きたいと思うかも知れませんが、彼氏が居るのが分かっているので普通に淡々と接するでしょうし...



 では予告通り後半は天谷選手の特集です。 天谷選手については以前も『やればできる子』(5月25日)で取り上げましたが後に”御用新聞”に面白い記事が載り、それを読んで別の考えを持ちました。 その記事とは選手達の親御さんによる子育て回顧録の連載で、前に書いた通り丸選手の場合は父親が左投げはポジションが限定されるからと右投げに変えさせたとありましたが天谷選手の場合はと言うと、元々は4歳の頃から親が水泳を習わせていて小学校3年で福井県トップの記録を出し、将来が楽しみだと思っていた矢先に突然、友達と野球したいから野球チームに入りたいと言い出して両立が出来ずにどちらかを選ばせると野球にしたと。 父親もせっかくここまで頑張った水泳が勿体無いので野球も中途半端にはさせたくないと飽きっぽい性格の息子の練習に付き合い、練習法も父親が工夫して楽しく出来る様にしたとか。 高校3年の時は将来の為にせめて大学だけは行かせようと思って関西の大学の推薦を取らせたのだけど、自分の目の届かない所で大学生活をエンジョイしてかつての水泳みたいにあっさり野球も辞めて”脱線”してしまうのではと危惧し、プロ入り前にあえてプロ志望に切り替えたのだそうで、もっと真面目に練習に取り組んで欲しいと結んでいました。

 高校時代、天谷選手は北陸でも屈指の好打者として”福井のイチロー”などと異名を取っていましたが、成長した今の姿と子供時代の事などを合わせて考えると、私はむしろ新庄選手に近いキャラクターなのではないかと思う様になりました。 首位打者にもホームラン王にもなれないけど、でも”敬遠球サヨナラヒット”とかホームスチールなど非常に印象に残る活躍を時々やってくれる”意外性の男”でチームのムードメーカー的な選手なのではないかと。 前にも書いた通り野村監督は去年の就任以来、天谷選手を”三番・センター”で固定して廣瀬選手や梵選手と同様に我慢して使い続ければ結果を出してくれると期待しましたが、安定感や確実性など自分の選手タイプと違うレギュラー像を押し付けられて打撃が狂ってしまったと思います。 今は野球をやっていても楽しいと思えていないのでは?

 今後の天谷選手の起用方ですが私は七番とか八番を打たせて”意外性”に期待し、塁に出れば盗塁を狙わせるなり投手や捕手にバントで送らせるとかして上位打線に繋げてその脚力を生かす道を考えます。 私はデビューした頃の天谷選手の”スピードと切れ味”、特にヒットをツーベースやスリーベースにしてしまう見ていて驚く様な脚力や身体能力が気に入ってましたが、そのパフォーマンスを安定して出し続ける事は難しいタイプだとも思う様になりました。 昨日、私は”鯉の狩人”赤松選手に敵捕手の配球を読んで確実性のある打撃を身に付けるべきだと書きましたが、天谷選手に対しては”新庄タイプ”だと割り切って伸び伸びと天真爛漫にプレーさせて”意外性”に期待する、この二人による”読みの赤松・閃きの天谷”コンビに来季からのカープの躍進を賭けたいと思っています...



人気ブログランキングへ日記@BlogRankingブログランキングblogram投票ボタンにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村

クチコミblogランキング TREview

 ...以上です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤松論 | トップ | ファイナルクエスト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事