廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2003年11月(上)

2021-03-04 22:22:22 | Weblog
紋章は体を表す?
at 2003 11/01 23:58 編集


 今日は親類の法事があり、呉へ行って来た。 呉は今も昔も海軍の街で、そして私が生まれた街でもある。 呉には久しぶりに来たが、公園も多く良く整備されていてキレイな街だ。 今は造船業が不振で少々寂れているのが残念だが。 呉と言えば川沿いにずらっと並んだラーメン等の屋台が名物だ。(博多と比べると少々スケールが落ちるが...) その内に機会を設けて個人的に遊びに来るか。


 アテネオリンピック野球アジア予選が始まった。 日本代表チームはプロ野球選抜チームと壮行試合を行ったが、いきなり負けてしまった様で... ”真の野球ワールドカップ実現”の為にこんな所でつまづいている訳には行かないのだが。 監督・コーチ共に国際試合の経験が無く、選手も十分な準備をしているとは言えないのが不安だが、まだ始まったばかりだし、ここは何とか頑張って立て直して欲しいものだ...


 そう言えば、野球日本代表チームのレプリカユニフォームが売り出されると新聞に載っていた。 ワールドカップの時はサッカー日本代表チームの青いユニフォームを着た人を街でよく見かけたが、果たしてこの野球”日本代表”のユニフォームを着て歩く人がいるのか...? 昨日の『ニュースステーション』に野球日本代表チームの長嶋監督が出演していたが、あのユニフォーム姿を見て何故か違和感を感じた。


 昨日、監督が着ていたのはビジター用(?)だったが、あの厚ぼったいグレー記事のユニフォームにあの袖にあるスポンサーのマークが異様に目立つ。 ちょっと街で着たいとは思えないな。 少なくともガソリンスタンドには入れないのでは? 店員と間違えられて灰皿のゴミを捨てさせられそうだ... サッカーの日本代表にはキリンビールがスポンサーに付いているが、代表のユニフォームにキリンビールのロゴが入っていただろうか? でも、”サッカー日本代表=キリンビール”と言うイメージは強く印象付けられている...


 それと、長嶋監督は胸の”JAPAN”のロゴと日の丸マークに手を当てていたが、サッカーの場合はユニフォームの胸の所にヤタ烏(カラス)をモチーフにした日本サッカー協会のエンブレムが付いているのだったな。 野球ファンながらサッカー日本代表のユニフォームは洗練されていると思っていたが、あのエンブレムは特に良い。 野球がそれを真似ようにもプロから学生野球までを統括する『日本野球協会』は無いから、当然エンブレムも作れない。 まだまだ過渡期なのか...


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提灯記事
at 2003 11/02 23:39 編集


 今日の広島は暑かった。 気温が9月の末から10月初め位はあったと思う。 こんな気候ではあるがもう11月。 今年もあと2ヶ月しかないのか... 今日も図書館へ行ってスポーツ紙などをチェックして来たが、こっちは関西系スポーツ紙ばかりなのでタイガースの記事が中心だ。 最近の不振もあってか地元・カープの記事に差し替える事もほとんど無い。 何とかして広島独自のスポーツ紙が出せないものか... 図書館でタダだから良いけど、金を出して買いたいとは思えなくなる。


 そのタイガースでは岡田監督を迎えて新しくスタートを切ったばかりだが、関西系スポーツ紙は相変わらず「来期こそ日本一!」だの「常勝軍団の構築へ!」などと景気の良い事が書かれているが、果たして本当にそう思っているのか...? 例えば日経新聞では「阪神電鉄は来期も球団に今年同様の投資を続ける情熱があるのだろうか?」と書いていたし、昨日の毎日新聞では社説で「球団に金を使いたく無いのなら身売りしてファン出資のクラブチームにするべきだ。」みたいな事を書いていた。 ”提灯記事”を書いている関西系スポーツ紙も内心では...


 球場の入場料やテレビ放送権、グッズ販売などの収入は社会現象とも言えるブームを起こした今年がピークで、良くても横ばいだろう。 それに対して活躍した選手の給料などは来年以降も上がって行くだろう。 赤字を出さない為には高給取りの選手を放出して若手に切り替えるなどしないといけない。 今年の戦力でまだ1~3年は勝てるかも知れないが...


 タイガースに限らず、もう”常勝軍団”は存在出来ないのかも知れないな。 今はフリーエージェント制度もあり、何年もチームの主力として優勝に貢献していれば給料が高くなり、そんな選手を何人も抱えていては球団の経営が成り立たなくなるからな。


 そう言えば先日のオーナー会議でホークスの経営問題が取り上げられ、来期もダイエーが球団を継続保有する事が決まったが、その中で球団の赤字(15億円)をダイエー本社が埋め合わせすると書かれていた。 あれだけ球場に客が入っていて赤字なんて... やはり根本的に作り変えないといけないのかな、日本のプロ野球は。


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予定変更
at 2003 11/03 16:06 編集


 今日は文化の日で連休だ。 本来ならちょこっと旅行にでも行きたいところだが、先日パソコンを買い換えたばかりで余裕が無いので年末までは旅行を封印しないといけないのだ...


 ところで、昼のニュースを見ていたらホークスの小久保選手がジャイアンツに無償トレードされたと聞いて驚いた。 昨日、FAなどで選手に掛かる人件費が上がった今、もう”常勝軍団”は存在出来なくなったと書いたばかりなのだが、早くもこんな事になってしまうとは。 こんな異常な事が起こると言う事は、やはりホークス球団の赤字は本当だったのか... ダイエーは来期も球団を保持する事が決まっているが、こんな事では...


 それにしても何故ジャイアンツなのか? 無償トレードなら長距離打者を求めている他のチームでも構わないはずだが... 最近、事ある毎にホークスを解散させるべきだと吼えているジャイアンツの渡辺オーナーに対する機嫌取りなのか? 本当に今のプロ野球界はわざわざファン離れを招く事ばかりやっている。 やはり一度潰れて一から創り直さないといけないのかも知れないな...


 ホークスは昨日、優勝パレードを行って36万人の人が駆け付けたそうだが、その人たちも翌日にこんな馬鹿な話を聞くとは夢にも思わなかっただろうに... ”黄金時代”の夢も、全ては幻だったのだろう。


 それと、こんな事になった以上はダイエー本社に球団を維持し続ける事が難しいのが分かったのだ。 今こそ地元企業とファンが共同出資でチームを支えて行く時なのではないでしょうか? もちろん、給料の高い主力選手を放出して弱体化する”痛み”は避けられないが、今の状態を放置すればチームが空中分解し、ファンに見放され、やがて九州の地を去った西鉄ライオンズの二の舞になるのは時間の問題だ。 お金が絡んだ途端に知らぬ顔をするのでは無く、野球が好きで大切なら(一企業に頼るのでは無く)自分達で何とかしないといけないのでは。


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野球好きの志
at 2003 11/04 23:51 編集


 日曜日の昼過ぎ、私は何となくテレビを見ていた。 NHK衛星放送では相変わらず日本人メジャーリーガー特集みたいな番組をやっていて、私も「またか...」と思いながらもダラダラ見ていると野茂投手(ドジャース)の話題になり、彼が堺市(大阪)に設立した社会人クラブチーム『NOMOベースボールクラブ』が紹介された。 野茂投手自身もシーズン終了後すぐに帰国し、チームの選手達の指導に参加していた。 不況で企業の社会人チームが次々と潰れる中、活動の場を失った選手を救おうと言う野茂投手の志には頭が下がる。 前にも書いたが、彼こそが”真の野球人”だと思う。 やはり底辺こそが重要なのだ。


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 『折れたバットで作ったはし販売』


 丸井今井は11月4日まで、プロ野球選手らが使用し、折れたりヒビが入ったバットから作ったはしや靴べらを札幌本店で限定販売する。バットの素材であるアオダモが急激に減少しており、収益の一部を苗木購入や植林に振り向ける。大人用のはしが1800円、子供用が1500円。


 (日本経済新聞10月30日付けより)
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 突然ですが面白い記事を見掛けたので申し訳無いですがお借りさせて頂きました。 アオダモの産地が北海道だから札幌のデパートでの販売となったのだと思いますが、好評なら是非とも全国で販売してもらいたいです。 デパートも良いですが、野球場で販売してみるのも良いのではないでしょうか? 自分のひいきチームの選手が使ったものか分からないのは残念ですが、プロ野球選手のバットが生まれ変わった箸なんて思わず欲しくなると思うのですが。 1500円はちょっと高い気もしますが...


 アオダモを使った箸も面白いですが、それだけでなく、各地の球場の周囲にアオダモを植えてみるのも良いのではないでしょうか? もちろんバットを作るのでは無く、この木からバットが作られている事を意識させる為です。 野球評論家の豊田康光氏らの有志がアオダモの植林運動とかやっておられますが、身近な所でアオダモを見るのは意味があるのでは? 例えばパック入りの肉や魚しか知らない人に食べ物の大切さを教えても理解されにくいのと同じ理屈です...


 本当に野茂投手や豊田さんの様な底辺からの地道な活動こそが野球界を救うのだと思います。 現役の選手からもこう言った活動に参加する人が増えてくれれば良いのですが。 なまじ節税の為の施設建設をするよりは有益だとおもうのだが。 私も将来、もし事業を起こす等して財を成す事があれば、野球解説者の栗山英樹さんみたいにキャッチボールや草野球を気軽に楽しめるグラウンドを提供したいものだ。 その為にも毎日日経でも読んでビジネスの勉強をするか。 図書館でですけど...


リーグ再開を待つ力

 今日は本当ならサンフレッチェのルヴァンカップの試合があった筈の日ですね。 コロナウイルスの影響で試合が無いのでJ2山口との練習試合が無観客で行われて10-0で圧勝したそうです。 ......

炊事の合間に
at 2003 11/06 22:48 編集


 今日は両親が旅行に行ったので、図書館の帰りにスーパーに寄って夕食の買い物をする。 そして家に帰ってからオリンピックアジア予選の中継を見たが、日本代表チームは台湾代表に快勝した。 これでオリンピック出場は決まったね。 本当に良かった... 野球ワールドカップ実現の大目標の最初の一歩を踏み出した訳だが、まだまだ先は長いけど応援しています。


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人を見る目
at 2003 11/07 22:54 編集


 今度の日曜日は選挙だったな。 新聞でもテレビでも大きく扱われている。 今日、図書館に行ったら、図書館が入っている区の文化センター内で選挙の候補者の演説会があったらしく、平日なのに賑やかだった。 私も当日の日曜日には用事があるが、ちゃんと選挙には行く予定。 投票する候補者や政党も一応決めてはいるが、もうちょっと投票したくなる人が出てくれないものか...


 ところで、今日の新聞によると今シーズンのゴールデングラブ賞が発表されたらしい。 受賞メンバーを見ると、両リーグ優勝チームの選手に偏っている感じがする。 ベストナインなら優勝チームから多く選ばれてもおかしくないが、そう言うのは一切関係無く純粋に一選手として守備が上手い人を選ぶのがゴールデングラブ賞の趣旨だと思うのだが...


 海の向こうではイチロー選手がアメリカンリーグのゴールデングラブ賞を受賞したとか。 イチロー選手は今期、打撃が少々不振でチームもポストシーズンに進出できなかったが、守備面に関しては例年と同じく抜群だと認められた事になる。 向こうのゴールデングラブ賞は現役の選手による推薦で選ばれるとか。 同じグラウンドに立つ選手の目で見て「巧いなぁ。」と思われる選手が選ばれるから、チームの成績だけに左右されずに選べるのだろう。


 日本ではベストナインもMVPも新人王も、そしてゴールデングラブ賞までみんなスポーツ記者による投票で選ばれるとか。 現在みたいに報道が一部チームに偏り、取材もそのチームに集中している状態でまともな評価が出来るのだろうか? これではゴールデングラブ賞の権威も失われると思うけど。 日本もアメリカと同じく、現役選手による投票に切り替えるべきだと思います。 アメリカの真似ばかりするのは面白く無いが、今の日本ではそうするしか無い...


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二つの予選落ち
at 2003 11/08 20:34 編集


 夕方、私は外出先でちょっとトイレを借りようと小さな公民館を見つけて入り、用を足した後で何となくロビーの夕刊を見ると、オリンピック野球アメリカ大陸予選でアメリカ代表が敗れ、オリンピック出場を逃したあと買いてあってビックリ。 「嘘だろう...」と改めてその記事を読んでみると、アメリカ大陸予選は予選リーグを行った後、決勝トーナメントを行って上位2チーム(国)がオリンピックに出られるそうだ。 ちなみにアジア地区予選は日本・韓国・台湾と、予選リーグを勝ち抜いた1チームの計4チームによる決勝リーグで上位2チームがオリンピックに出られる。


 メジャーリーグは日本プロ野球みたいに外国人枠が無く、所属する選手の国籍もバラバラなのだが、最近はドミニカ・キューバ・ベネズエラなど中南米出身の選手が多く、アメリカでの成功を夢見て野球を始める子が多いのだろうからアメリカ大陸予選はレベル高かったのだろうな... アメリカは予選リーグを3戦全勝しながら”一発勝負”の決勝リーグ準々決勝でメキシコに敗れたとか。 ちなみにメキシコの先発は元メジャーリーガーのベルトラン投手だったとか。 ”メジャーリーガーの卵”対”元メジャーリーガー”か...


 それにしても... メキシコ代表には悪いけどアメリカの予選落ちは本当に残念。 前から書いている「オリンピックでアメリカ代表に完勝し、アメリカに野球ワールドカップ開催を決意させる戦略。」はこれで崩壊した。 それと個人的には”日本代表 vs クレメンス投手の対決”も見られなくなって悔しいです... 果たして今回の”歴史的敗北”に対し、アメリカはどう動くのだろうか...?


 話は変わりますが、今回のアジア予選で日本・韓国・台湾の”アジア三強”に挑んだ中国代表は結局3戦全敗に終わった。 見る限り選手個人個人には可能性を感じるし、10年後には”野球大国”になっているかも知れないが、肝心の北京オリンピックは2008年、あと5年では厳しいかも... 以前から言われている通り、中国がメダル獲得の可能性が低い野球に見切りを付け、正式競技から外す可能性も出て来たと私は思うのだが...


 今こそ日本がアメリカや韓国などに働きかけて”真の野球ワールドカップ”開催を提唱するべきではないでしょうか? 開催時期はプロリーグと重ならない春の3月か10月の末以降。 そしてオリンピックは”アンダー23大会”としてアマチュア選手かプロの駆け出し選手を育てる大会とする。 これならアメリカも納得するし、中国にも優勝の可能性が出て(野球を)オリンピック正式競技として残すのではないかと思うのですが...


 日本の野球界は”長嶋ジャパンの予選快勝”で浮かれているみたいだが、野球が国際競技として生き残れるかどうか、これから数年間が正念場になると思います。 それにしても世の中は予想の付かない事が起こるものだ...


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権利の行使
at 2003 11/10 23:03 編集


 昨日、図書館で読んだスポーツ新聞によるとホークスからフリーエージェント宣言した村松選手に対し、早くから手を挙げていたブルーウェーブに続き、マリーンズとファイターズの獲得に名乗りを挙げたらしい。 今シーズンは怪我でちょっと休んだが、それでも十分な活躍をしたし、また年棒も比較的安いので”お買い得”(言葉は悪いですが...)と思われたのか? でも本当、年棒5000万くらいの中堅選手が多数FA市場に出られれば、どのチームも補強がやりやすいと思うのだが...


 その村松選手は天然芝グラウンドを本拠地にしている事を移籍チーム選考の条件としているらしいが、これは良く判る。 村松選手は今シーズンの終盤に福岡ドームでの試合で外野守備中に骨折して日本シリーズ出場も危ぶまれたのだが、テレビでその怪我をした場面を見ても、そんな大怪我をするような感じには見えなかった。 それも私が天然芝球場(広島市民球場)での野球を見慣れているからだろうけど。 福岡ドームは今年からハイテク人工芝に換えたと聞いていたが、やはり人工芝は人工芝。 あくまで昔の人工芝よりマシな程度だったのだ。


 そう言えば、タイガースへの入団を表明した今ドラフトの目玉・早稲田大学の鳥谷選手も天然芝の甲子園球場がタイガースを選んだ理由の一つと言っていたそうだ。 またニューヨーク・ヤンキースの松井選手もジャイアンツ時代に球団に天然芝グラウンド導入を求めた事があったのだ。 最近は選手の間で天然芝回帰の傾向が高まっているのかも知れない。 立場の弱い選手にはなかなか言えないだけに、FAなどで発言力のある選手は天然芝グラウンドを要求して欲しいものだ。 もちろん選手会でも。


 ところでもし真の野球ワールドカップが日本で開催された場合、メイン会場は甲子園球場、サブ会場としてヤフーBBスタジアム、松山坊ちゃんスタジアム、倉敷マスカットスタジアム、宮崎サンマリンスタジアムって事になるだろう。 何故かと言うと、人工芝球場ばかりでの大会なんてアメリカの選手会は拒否するだろうからな。 西日本なら11月でも気候が温暖だし...

 

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