小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

人間の記憶について

2018-12-10 04:13:43 | 考察文
人間は、自分が、発言したことは、忘れないものだ。

それは、感情をともなっているからだ。

僕自身を振り返っても、大学の中間試験、や、卒業試験、で、口頭試問、で、言ったことは、今でも、鮮明に覚えている。

それは。

人間は、感情をともなった、自分の発言は、忘れないからだ。

では。

発言すれば、覚えられるか、というと、そうではない。

誰もいない所で、一人で、覚えるべきこと、を、繰り返し、言っても、覚えられないだろう。

それは、なぜか、というと。

口頭試問の時は、教授が、聞いていて、教授との間に、緊張した、色々の感情が、起こっているから、それは、感情をともなった発言なので、忘れないのである。


しかし。

誰もいない所で、一人で、覚えるべきこと、を、繰り返し、言っても、それは、何の感情も、起こっていない、ので、記憶として、定着することはないのである。
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