小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

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とうとう気が狂った西村康稔大臣

2021-05-03 22:25:14 | 政治
西村康稔大臣は、

「お札には、コロナウイルスがついているから、お札を触った後は、手洗いをして下さい」

と言い出した。

しかし、お札を触った後、手洗いしても、お札は、財布にしまう、から、財布にも、コロナウイルスが付着している、ということになる。

財布は、ポケット、や、カバンの中にしまうから、ポケット、や、カバンも、コロナウイルスが付着している、ということになる。

その手で、自分の服を触るから、自分の服には、コロナウイルスが付着している、ということになる。

その服で、自分の家のベッドに乗るから、自分の家の、ベッドにも、コロナウイルスが付着している、ということになる。

その手で、家のあちこちを触るから、家中、コロナウイルスが付着している、ということになる。

そもそも、手を洗っても、濡れた手をタオルで手をふく。

そのタオルには、コロナウイルスが、付着している。

お札だけでなく、硬貨にも、コロナウイルスが付着している、だろうから、硬貨、を触った後も、手洗いが必要、ということになる。

この世の、全ての店の、ドアノブ、すべての駅の切符の自動販売機、あらゆる自動販売機、のボタン、などは、アルコール消毒、なんかしていないから、公共の、全ての物を触ったら、手洗いしなくてはならない、ということになる。



この、バカげた発言の誤りは。

コロナウイルスは、触っただけでは、絶対、感染しない、ということである。

コロナウイルスが多量についている手で、自分の口の中の粘膜を触ると、感染する可能性がある、ということである。

だから、手洗いなど、しなくても、幼児のように、指を口の中に入れなければ、いいだけである。

外から帰ってきたら、手洗いすれば、それだけでいいのである。

コロナウイルスは、1万個、口の中の粘膜に付着して、やっと、感染の可能性が、出てくるのである。

変異株でも、最低、6000個の、コロナウイルス、が、口の中の粘膜に付着して、やっと、感染の可能性が、出てくるのである。



そもそも、こんなことは、簡単に実験で調べられる。

コロナウイルスには、感染力を持った生きたウイルスと、感染力を失った、死んだウイルスがある。

なので、市中に出回っている、お札、1000枚を、ランダムに集め、何枚のお札に、生きたコロナウイルスが、ついていたのか、という%と、そして、コロナウイルスの付着していた、お札には、最多で、いくつの、感染力をもつコロナウイルスが、ついていたのか、ということを調べる実験をすれば、わかることである。

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