馬場あき子の旅の歌36(2011年2月実施)
【シベリア上空にて】『飛種』118頁~
参加者: N・I、Y・I、崎尾廣子、佐々木実之、曽我亮子、T・H、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:T・H 司会とまとめ:鹿取 未放
276 収容所(ラーゲリ)の針葉樹林に死にしもの若ければいまだ苦しむといふ
(レポート)
いたこの言うには「シベリアの森で、樹木の伐採に働いて命を落とした若者は、若いのでまだその魂は存分に納得せず、成仏できずに、この世の何処かで苦しんでいるのですよ」と。
(まとめ)
「収容所(ラーゲリ)の針葉樹林に死にしもの若ければいまだ苦しむ」まで巫女の言葉なのか、もっと一般的な認識なのか不明だが、酷寒の地で亡くなった人の魂は、余りに若かったので未だ苦しんでいるというのだ。「収容所(ラーゲリ)の針葉樹林に死にし」は伐採作業に従事した人達のみをいうのではなく、彼の地で亡くなった兵達全てを指しているのだろう。(鹿取)
【シベリア上空にて】『飛種』118頁~
参加者: N・I、Y・I、崎尾廣子、佐々木実之、曽我亮子、T・H、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:T・H 司会とまとめ:鹿取 未放
276 収容所(ラーゲリ)の針葉樹林に死にしもの若ければいまだ苦しむといふ
(レポート)
いたこの言うには「シベリアの森で、樹木の伐採に働いて命を落とした若者は、若いのでまだその魂は存分に納得せず、成仏できずに、この世の何処かで苦しんでいるのですよ」と。
(まとめ)
「収容所(ラーゲリ)の針葉樹林に死にしもの若ければいまだ苦しむ」まで巫女の言葉なのか、もっと一般的な認識なのか不明だが、酷寒の地で亡くなった人の魂は、余りに若かったので未だ苦しんでいるというのだ。「収容所(ラーゲリ)の針葉樹林に死にし」は伐採作業に従事した人達のみをいうのではなく、彼の地で亡くなった兵達全てを指しているのだろう。(鹿取)