2023年度版 渡辺松男研究3
(13年3月)【地下に還せり】
『寒気氾濫』(1997年)12~
参加者:崎尾廣子、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
司会と記録:鹿取 未放
12 ふくろうのごとき月光ほおほおと潤いおびて樹海にそそぐ
(当日意見)
★ふくろうのごとき月光というのは普通では考えられない比喩。ふ
くろうって膨れた感じがするのでふっくらとした気分が出てい
る。(曽我)
★ふくろうって知恵者といわれている。また月も知恵の女神であ
る。だからそんな感じで比喩にされたのかなと思う。(慧子)
★ふくろうという生き物の温かみかなあ。「ほおほお」が鳴き声で
あるとともに、ふわふわとした柔らかさの温感を出している。や
さしくやわらかく体温のある月の光が樹海に注いでいる、恩寵の
ような風景。(鹿取)
(13年3月)【地下に還せり】
『寒気氾濫』(1997年)12~
参加者:崎尾廣子、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
司会と記録:鹿取 未放
12 ふくろうのごとき月光ほおほおと潤いおびて樹海にそそぐ
(当日意見)
★ふくろうのごとき月光というのは普通では考えられない比喩。ふ
くろうって膨れた感じがするのでふっくらとした気分が出てい
る。(曽我)
★ふくろうって知恵者といわれている。また月も知恵の女神であ
る。だからそんな感じで比喩にされたのかなと思う。(慧子)
★ふくろうという生き物の温かみかなあ。「ほおほお」が鳴き声で
あるとともに、ふわふわとした柔らかさの温感を出している。や
さしくやわらかく体温のある月の光が樹海に注いでいる、恩寵の
ような風景。(鹿取)
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