ジョムソン街道を行く隊商、ホテルマウンテンリゾートを降りたところで出会った
周囲にいるリュック姿はわれわれの同行者
ホテルでニルギリの上に昇る満月を待っているところ、背景に見えているのがジョムソンの街
同行者によると夜中に狼の声が聞こえたそうだ
ジョムソン街道から撮ったジョムソン飛行場
※wikipediaで「ジョムソン飛行場」を見ると、素晴らしい飛行場の写真が見られます。
下のURLは旅行記ですが、周辺の景色や山の写真が美しいです。
https://4travel.jp/travelogue/11592578
ブログ版馬場の外国詠 ⑰(2009年4月)
【ムスタン】『ゆふがほの家』(2006年刊)86頁~
参加者:K・I、N・I、T・K、T・S、N・T、藤本満須子、
T・H、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:T・H 司会とまとめ:鹿取 未放
ネパールのアッパームスタンに「こしひかり」を実らせた
近藤亨翁をたずねてジョムソンに行った。
(この詞書のような2行は、「ニルギリ」の章全般に掛かる。鹿取注)
136 ムスタンをいづこといはん未踏峰ニルギリを仰ぐ灯のとぼしけれ
(まとめ)
ムスタンという土地を人に説明するにはどこにあると言えばよいのだろうか。7061メートルの未踏峰ニルギリを仰ぐ貧しく小さな村で、見える灯も乏しいものだよ、とでも言おうか。
ムスタンはかつてムスタン王国があった地方で、今はダウラギリ県ムスタン郡といい、王国の跡が残る北側をアッパームスタン、南をアンダームスタンと呼ぶ。馬場一行が訪ねたジョムソンはアンダームスタンに属し、ムスタン郡の郡都である。ジョムソンの人口を調べたら見つけられなかった。100年ほど前、川口慧海が3ヶ月ほど滞在したマルファ村はジョムソンの隣村である。(鹿取)
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